ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 





近所の浅川の河川敷で、キジと遭遇。
メスを隠れさせてからオスは目立つように歩き、
僕と息子が追いつくと、別次元にワープできるほどの速さで
駆けて消えていった。

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栗やミカンの花香る頃、
ひきがえるのオタマジャクシは脚が伸び 徐々にカエルらしく成ってきて
メダカはたわわと卵を抱えて泳ぐ。
小虫は飛び遊び、子育てのツバメが舞い踊る。

つくづく、二十四節氣というものも、地域によってことごとく異なるもの。
デジタルな言葉の世界は参考程度がちょうどよい。


前に植えたフキも根付いてきたようだ。

特に地下茎を張る植物は、植え替えても、土台がしっかり根付くまで
地上部があまり生長しない。



去年はじめて実を生じたクルミ。鉢植えです。
今年は、春からぐんぐん、ぐわんと伸びひらいている。



2年目のヨシは、根が安定したのか、こちらもすいすいと空へ泳いでいます。



昨日、浅川の水際で採った 枯れヨシ24本を編んだミニよしず。
鉢植えは、どんぐりから芽吹いたシラカシ。

立ち枯れの葉っぱの隙間に雨が溜まって、節がやや黒ずんでくるので
本当は、冬までに刈るとよい。

残ったヨシの原は、春のはじめに焼畑のように焼くと
他の雑草の種を抑え、陽が差し込み、炭素や灰(カリウムなど)の電位差で
電子が呼び込まれて土壌が改良される、雨が落とし込んだ窒素を
肥料に生かすにも役立つとか(申し訳ありません。勉強中です)。
結果的に、生態系も含めて豊かで、人も利用しやすいヨシ原が毎年循環される。
ただ、現在は地域によって、放射性物質の拡散につながるのではないかと懸念されている。
具体的な計測や科学的解決を以って、安心・安定のヨシ原を守りつづけたい。

よしずを編むのは、2本のひもを互いにくゆらせるのが基本で、
ひもが太いほど、隣のヨシとのすき間が広がって風通しがよくなる。
一本ずつしっかり結んでも、結び玉の分、隙間が広がるが
ちゃんと結んでしまうと、濡れたときにそこの乾きが遅くなり
劣化の原因となる。綿よりは麻、シュロひもはさらに水につよい。

ヨシの茎は中が空洞のため、断熱はしても蓄熱が少なくて涼しい。
中の詰まったオギのすだれを、細ひもでみっちり編んだものは逆に防寒に役立つかも。

地球を間借りしている人類は、自然とほどよい距離を保って
お互いがすくすく生きられるように、愛と知恵と実践をつづけていきたい。


みんなで忍者のポーズ!

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・5/14(火)立川 きものりさいくる工房 五箇谷
14:00~16:00  参加費3150円
立川駅南口徒歩3分。
五箇谷さんのホームページ

恒例の、五箇谷さんでのふろしき講座です。

着物ともとても相性のよい風呂敷の、お弁当包み以外の
様々な隠し技を身につけて、涼やかで機能的な
きものライフを創造してください。
もちろん、着物を着ない方も歓迎です。
14年間の風呂敷人生?中から厳選した、必ず役立つ技たちです。

お問い合わせ・お申し込みは、メール isamix@gmail.com よこやままで。

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5/25(土)の11時から12時半は、一橋学園駅そばの
ハコギャラリーで、風呂敷の色んな活用法の講習会があります。

国分寺から西武多摩湖線1駅、「一橋学園駅」南口徒歩20秒
(改札口正面クリーニング店の右の路地奥)。
参加費2000円。お土産のふろしき付き。

その後13時から14時は、同じスペースで似顔絵を描きます。
(白黒500円、カラー1000円)

ふろしきの隠し技をたくさん身につけてください。似顔絵もおすすめです。
参加申し込みは、メールisamix@gmal.com までお願いします。

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表と裏をつなぐ路地、舗装され乾いているが
生き物たちが命がけで渡っていたのを、

途中随所に、植木鉢とその土台、石ころ、すだれなどのコロニーを置いて
(こんもりうっそうとしたものは、植木鉢の森で鉢森と呼んでいる)

砂漠の中に点在するオアシスと思っていますが、今朝も庭の片付けで得た木の板を土台にして
植木鉢も追加し、鉢ち植えの道を広げました。
そのうち、表と裏が、水と木陰のある一本の道でつながるでしょう。

これは、カナヘビだけのものではなく
ヒキガエル、アリや団子虫も通るだろうし
それを餌とする小鳥もやって来るだろう。
そして鳥のフンから何かが発芽する。

さて、昨日は新宿村というスタジオのイベントで
ふろしき結びワークショップと、それ以外は
ずっと似顔絵を描いていました。


おまけのクマモン。




ちょんまげです。

はじめの数人は、見本を置くために無料で描き、
後に4人の顔を墨とボールペンと色えんぴつ、
1人は全身を描きました。

絵を描いてるときはとても集中するので
終了後は、充実感と共にくたくたでしたが
息子を背負って帰宅し、『鬼平』をめくることもできずに
眠りに落ちました。

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表の庭から裏庭まで、舗装された路地を、いのちがけで渡るカナヘビ。
実際、何があったのか(猫かニャ?)冒険カナヘビはしっぽを切った後に再生された跡がある。

初夏の薫りに移り、カナヘビも結構増えてきました。
卵からかえった時点で、それなりのサイズがあるので、またたく間に倍増が感じられる。

まあ、せっかくのファミリーをみすみす失うのもつまらないので、
表から裏への乾いた舗装道の脇に、逃げ場、隠れ場、オアシスとなるように
点々と鉢植えを置くことにしました。

庭のない下町育ちには慣れたこと。


それで、東向きではあるけれど壁が陽で熱くなることと
見た目の趣き、そしてより生き物の居場所や通り道として
つきづきしくするために、後ろにすだれが欲しくなる。

かようなる遊び(ほんき)の世界で、チャイナの輸入スダレを買う氣も乗らなかったので
近所の浅川で、枯れヨシを刈ってすだれを作ろうと、息子と出かけた。
が、人があまり入らない河川敷はやぶのようにうっそうとしていて
ズボンには、トゲのある種(センダン草)がひっ付いてくる。
ヨシを見つける前に(おぎ。ハギではない。ススキに似ているが、
もっと大きく、1本ずつ独立して生える)の
立ち枯れたのがたくさんあるので、本当は中が空洞のヨシのほうが涼しそうだけど
荻をすだれにしよう。丈の短いのを作るので、根元を鎌で刈るほどでもなく
節の部分を手でパッキンと折って採る。
それを、帰宅して水で洗い、キッチンバサミで長さを合わせてから
絹のひもで編んだ。



試作品で幅が短かったが、今後、ひもの列も増やしてずらりと壁に沿わせようかと思う。
すだれの裏が、日蔭のカナヘビロードになる。
あとは、鉢の台の木の下にもう1本角材などで浮かせて、隙間に石ころなど置き、
たまった土からほどよく雑草など伸びるとうれし。
雑草と共存させたほうが、助け合って、乾燥をふせいだり、益虫の住みかにもなる。
すき間が多いほど、サムシング ハッピー!が来たる。
ぴっちりと固めてしまうと、居所のない存在が悪さをするもんだ。

自分がカエルだったら住みたいかどうか、が一つの物差しです。


(まだ隙間が少ない。ここから広がる、平和的なオアシス革命)

さて、明日は、新宿村というスタジオでのイベントで
ふろしきの実演をしたり、似顔絵を描くので
よかったら遊びにいらしてください。
顔白黒500円 顔カラー1000円
全身白黒800円 全身カラー1500円です。

(全身を希望の方、ぜひとっておきのファッションでいらしてね!)

最寄は、中野坂上駅か西新宿駅。新宿区北新宿2-1-8。
イベントは10時から17時までで、
風呂敷の実演は11:40から30分程度。
ほとんどの時間は、ブースで似顔絵を描いている予定。

詳細は、↓のページから。
メーク サムワン ハッピー!
地図

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ドングリの花の匂い漂って、
生きものは繁殖期真っ盛り。

今朝は早うより、鉄道にのって 雀宮(すずめのみや)へ進んでいる。

現在、東北本線は久喜を過ぎたり。
内陸へしゃれ込むにつれ、女学生らも土香たる純朴さの漂う。

背景のふとした樹種やおのれの観念が
実際以上にそう感じさせるのかも知れない。
車窓から、水の張られて間もなさそうな、
初々しい田んぼが広がっている。

昨日は、神田で紅花染めの講座を開いた後に
日暮里、谷中銀座入り口のイラン料理屋ザクロの店頭で
ドライフルーツのデーツ(なつめやし)を買って、帰宅予定だったが
ピンクな紅花染めで一緒した
地球環境蘇生運動の仲間が、そのザクロレストランに興味を持ったので
夕食を共にすることとなった。

手作りのきいた、美味しい料理を食べ食べの
歓談、ベリーダンスを眺めて後に一緒に踊ろう♪という
いつものすてきな展開は、10年近く慣れ親しんだものだが
やはり人はナマ者生きもの、店長がさらりと
僕がふろしきを、ようくくってんというのを紹介してくださると、
ややあってから、他のグループから数名の男女が
訪ねてくれて、風呂敷をいくらか結んで
忍者風(かぜ)の起こる出で立ちへ娘は変わり、
共にポーズをとったりして遊ぶ。

なんだかんながら帰宅は0時前、布団をかけたのは3時前となったけど
我が誇るからだは早朝の起床を得、
こぼれ麦をころころ口で転がす雀の宮には
何とか時間とおりに間に合いそうなペース。

ただし、大宮から70分の東北本線航行は
昨日の食事とダンス、短眠、旅のお共の
『鬼平』の愛読相舞って、
体ほかほかし睡魔来たる。
次駅のチュンチュンワールドで降りるために
目と鼻をひらき、水をふくんで取りもどそう。

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恒例の、一橋学園(国分寺から西武多摩湖線で1駅)ハコギャラリーでのふろしき講座。
以前行なったお絵描き教室も、より進化させてスタート!
それぞれの講座の後には、似顔絵を描く時間もとりました。

ここのギャラリーは、手作り作家さんの作品にたくさん逢える、楽しいところなので
ぜひ一度、こころと体に新しい風を吹かせに、いらしてくださいね~。

5/25(土)11:00~12:30 ふろしきの結び方講座 参加費2000円(お土産ふろしき付き)
       13:00~14:00 出張似顔絵ブース 白黒500円 カラー1000円

6/8(土) 11:00~12:30 誰でも、楽しく絵を描けるようになる講座 参加費2000円(画材込み)
       13:00~14:00 出張似顔絵ブース 白黒500円 カラー1000円


ハコギャラリーは、西武多摩湖線「一橋学園駅」南口改札口正面のクリーニング店の
右の路地の先です。改札口から徒歩20秒。

作品をつくっている方は、ここからはじまる有意義なご縁がきっとあるでしょう。
作っていない方も、眠れる何らかの野望?が湧いてくることと思います。

参加申し込みは、メール isamix@gmail.com よこやまいさお まで。



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おたまじゃくしが、もうちょっと多く居たらいいな~って、

数日間、折を見てはあちこちに息子同伴も含めて探索していましたが
流れが速くて元々いなかったり、子どもたちが卵時代に狼藉をはたらいたり、
カモに根絶やしにされたりと、なかなか逢えずにいた。

昨日、ナンバ歩きと風呂敷講座の後に、そういえば近所の老人ホームの池に
いたような氣がする、と小川の飛び石をぴょんぴょこ跳んで
わくわくと辿り着いてみたら、

ヒキガエルの黒いおたまが、沢山おっててん、
しかし、看板にはビオトープとあり(その割には金魚も泳いでいるが)
生き物を持ち出さないこと、とあったので捕るのはやめました。

カエルになってもほとんどは生き残れない運命のおたまじゃくしだけど、
こそこそ持ち帰るのは好きじゃない。

その場所とは関係ないけれど、たとえば「オタマジャクシを捕るな」とするよりも
カエルのすみか、おたまじゃくしに逢える、自然に近いかたちの
ちょっとした水辺環境を増やして、子どもたちが身近にどこでも
当たり前の小動物と触れ合えるところを、町に、ささやかに手作りし、
のこしていくことこそが、本来の環境保護につながるだろう。

純に残酷な振る舞いをする幼児が、おたまじゃくしを少々ひねり潰したところで、
全体的には、おたまじゃくしもカエルもわんさか湧き上がってやまない環境。
要するに、中身(おたま)に目を向けるのではなく、ポテンシャルの大きい器(池)の
あるべき姿を煮詰めて掘り下げ、再構築し、管理不要の、生活とともに
循環つづける半自然たるもの。

暮らしとともにあるというのは、わざわざ、あるべきビオトープを維持するために
人手で掃除、補修、水を足す、生き物を守る、こまめに植物を調えるようなことをせず
(そのような行為自体がビオトープの主旨から外れているが)

たとえば、台所からの排水が源泉になり、ヨシ、ガマ、マコモなどが栄養分を吸って
浄化していく。その植物も、近隣の人々が利用するので、管理のための管理ではなく
価値ある財、資源として、人もまたビオトープの動植物を積極的に利用する。
それでも、生活によって循環していくので命は絶やされることなく、
ますますテリトリーを拡大する。

もしも自分がビオトープというか水のある環境を手がけるなら、
子どもやカモがどんなにオタマジャクシを狩ろうが
びくともしないような、様々な逃げ道、居場所の種類を用意したいが、
それらの環境自体も、水の流れと共に必然性があるとよい。

町内を、美しいどぶが流れていれば。
湯の流れる風呂とトイレはひとまず下水へ流れるとしても、
台所の流しからの排水は、本来そのまま小川に流しても問題のない
水種であるべき。強い洗剤を使わず、油を流さない。
せめて、排水の行く先を切り替えできたら。
そして、排水の流れるどぶは舗装せず、水生植物を生やせば
それが浄化槽になり、生き物の住みかにもなる。

狩猟本能で、生き物を見つけて捕りたくなるのは子どものごく正常な挙動であるのに、
それを、生き物を守るという大義によって「ダメ!」と注意するのは、
よほど残酷な仕打ちに対しては命の尊厳や道徳的に必要だが、
わくわくの好奇心で生き物を捕りたいと思う子どもを叱るのは、
たまたま現代の身近な環境に生き物が少ないからこその事案であり、
子どもは何も悪くないし、そんなの淋しい世の中じゃ。
全てはつながっているから、そこだけ守ろうとして守れるもんでもない。

話を舞い戻って、そのようにおたまじゃくしとはまだまだ縁のうすいわが庭ですが、
小エビ(ヌカエビ)は近所の小川でいくらでも捕れるし、既に去年息子の捕った者が
庭の池で沢山増えている。
オタマジャクシ自体はコッパのごとき実体だが、その本質はでっぷりいぼいぼの大者ヒキガエルなれば、
やはり、まずは生態系ピラミッドの土台となる、ちいさき者たちにとって十全たる環境の
調わない限り、その上の階にいるカエル君はマダ、テレポートしてこんのかな。
だんご虫は通販できるほどおるのじゃが。

現在はカナヘビが幅をきかせてい、今年はまだカマキリは出張ってなく、
アシナガバチは偵察にきてる。
水があまいのか、キジバトは何杯も何杯も、池の水を飲んでいる。

舗装された路地に挑むカナヘビは、さすが冒険家にふさわしく
一度切られて、再生されたしっぽであった。

ふろしきの記事が少なく申し訳ないのですが、毎度このように
話題にしているうちの庭も、本当に、賃貸アパートの一階の
リスのひたいほどの小さな庭なんです。
それでも、毎朝跳ね起きて訪れたくなるほどの
生の歓びにあふれ、緑色にひかっている。

部屋は基本的に、人のやったことしか表わさないが、庭は実質的にもっと生きていて、
見知らぬ花が咲いたり、予期せぬ使者が訪れたりと、毎朝まったく新しい世界に
満ちているから、飽くことなくこれからも、庭にひきこもりそうだ。
そのスケールを広げていきたい。

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祝・裏庭へもカナヘビ進出!

正面の庭から、舗装された路地を通って
無事たどり着いたようです。
わざわざ来たのは、餌を求める貪欲さもあるだろうし
怪獣虎之介が来なくてほっとできるのか。

また、今朝遇ったカナヘビのうち二匹は
腹がでっぷりと膨らんでいたから、
卵を生む雌だろう。

盛んに芽吹く季節、先日、何種類かの
夏野菜の種をかしこに蒔いたが、
あちこちから芽が噴き出している。

ただ、多くの芽が、野菜くずの堆肥に混ざっていた
カボチャの種の発芽にも見える。それもよし。



ミツデイワガサの花、ほのかな芳しさ。

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ぴったりしたパンツは通氣にかける。
木綿なら吸湿性があるのでまだよいが、ナイロンの下着は蒸れて擦れて、股を傷める。
(摩擦や蒸れを緩和するために、股の毛が濃くなったりメラニンを増やして体は対応する)

もともと、日本人の女性(主に江戸時代)は、パンツは履かず、腰巻という名のノーパン(巻きスカート)。
通氣はばっちりで、摩擦もないので、股には最適な状況。

御一新(明治維新)からしばらくして、洋装(スカート)が次第に普及しても、
女性は腰巻または何も履かなかったそうだが、徐々にズロースを履く者も現れる。

ズロースは、ワカメちゃんのようにふわっとしていて、感覚的にズボンのような所があるからか、
スカートがまくれてズロースが見えても、羞恥心はあまり湧くものでもない。



肌に密着せず、通氣がよく摩擦も少ないので、現在のパンティよりよほど股に優しい。
リンパの締め付けを減らすため、ゴムではなく平たいひもを絞って結ぶ形に、
素材は、木綿よりも乾きやすいリネン(亜麻)がさらによい。

現在多からず生産されているズロースは、それほどたっぷりとしていないし
綿とゴムの作りがほとんどだろうから、自分で工夫して作ることをおすすめします。
(そのうち、自分なりの作り方を載せます)。

平成の世、スカートの少女も、パンツの上にぴっちりとスパッツを履いて
パンツが覗かないよう(親のはからいで)守っている人が増えたと聞くが、
スパッツのようなもので蒸らしては、嫌気性の悪玉菌(人にとって)が増えやすいし、
そのような格好で鉄棒などで摩擦を得ては、股にはクッション(毛)のない人は肌を痛める。



股の悪玉菌については、若い世代は乳酸菌の量がとても多いので打ち勝つ可能性もあるが、
石けんや入浴剤で毎晩その乳酸菌(体を守る常在菌)を駆逐している現代人は
股から全身への病や、免疫の低下を起こす可能性が上がる。
塩素もことごとく殺菌するため(しかし、生き残った悪玉菌が天下をとるおそれがある)
ウォシュレットを危険視する説もあるし、
お尻までつながっている口の、菌を駆逐する歯みがき粉は、
かえって虫歯の原因となり、それが消化器系すべてに悪影響を与える。

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(さあ)てとてと・今日は小田原でお城の周りを
走るというイベントがあり、向かっております。

少々風邪氣味だったのがほぼ回復へ、一応途上であるし
体をすっきり軽やか、きれを上げるために
また実際にお腹も空いてないので
朝昼抜きの予定。
よほど 小田原で美味しげなものと直面したなら
腹に収めるやも知れず。

水筒に水700ccほど持ち
旅の共に『鬼平』の文庫本。
小田原はさほど遠からじ。

うち(日野市多摩平)からだと、隣駅八王子から
横浜線で町田、そして小田急線へ。

天氣もよし。
早めに起きて、庭に風呂の残り湯を撒いた。
きっと今日も、メダカはすいすいし
エビはピュンと水中を跳び、御玉杓子はゆらゆら生きるだろう。
エサやりを忘れたので、僕と一緒に断食だ。
でも藻はたっぷりとある。
うちにドジョウはいないが、彼/女らは動物質の餌が必要で、
水草や藻があっても餌をやらないと痩せ細って死に至る。
自然ではミジンコ、糸みみず、赤虫など食んでる模様。

そういえば、昨日池に、世にも奇妙なオナガウジのおはしました。
尾長氏とは、花あぶの子どもで、水中で育ちます。
長い尾と、半透明の体が宇宙的でぎょっとするところもありますが
実際的な害はありません。
むしろ水中のごみを食べるし、成虫のアブは人を刺さず
花の受粉に貢献。

陸(おか)ではカナヘビも盛んだろう。
(小動物から見れば)伝説の巨人・虎之介に
襲われないことを願う。

野菜くずを埋めたる辺りにはミミズも多い。
よき発酵中の土壌のミミズは、血が緑色
腐ったところのミミズは血が赤い。
魚釣りでも、緑の血のミミズでよく釣れる。

野菜くずの土には、かぶと虫の幼虫を小さくした
コガネ虫の芋虫も多い。
基本的に、野菜の皮をそのまま放ってあるので
夜はナメクジの天国であるようで
翌朝は付近がキラキラ光っている。
エサが充分なので
他の植木がナメクジに食われることはない。

今日ははるばる小田原へ行くとても
誰かに逢うわけでもなく
ただ150m走りて後に東京に戻るのみだ。
他の予定もない。

しかし、このように隙間の多いほど
その隙間に、うれしき物者が
引っ張られてくるものだ。
もちろん、どのような形でやって来るかは分からないし
何もないのも歓ばしき安定だ。

変化自体は、不安定状態の中で起こる。
竹の形を変えるために火であぶるように。
熱や圧力、PHを変えた環境で変化させ、
それを冷やしたり中和させて安定する。

だから、何か新しく興るときは状況が不安定になる。
病氣になったり、何か壊れたり、トラブルに遇うとか。
そのときは、困難や障害そのものへ目を向けるよりは
自分が変わり目であると認識し
積極的に、本来望んでいた変化へと手足を動かしていけば、
そのうちまた、安定する。

極端にいえば、もしも変わりたいなら
すすんで不安定へ飛び込むのだ。
苦手な人と逢うとか、嫌いな街を歩く(一応、自覚して慎重に)
食を減らす、知り合いに本音であたる、など。

長くなりましたが、そのうち小田原に着きそうなので
いったんペン(親指)を解きます。

小田原城のかけっこで、私・よこやまいさおが
一等になることを想ってくれるとありがたいです。
みなの声援が、僕を変えます。

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五月の風に、シイ・樫・くすのきなど常緑樹の葉も
世代交代ではらりはらはらと落ちる。
家の前に重なりたるそれらは、裏庭に集めて
虫の隠れ場、保湿、肥料として放ってある。
裏庭ときけば、北側が多く 蔭に湿っている印象があるが
塀をへだてた隣家は、コンクリートのみの乾いた庭だもんで
裏庭のそのまた裏には、生き物が逃げ込む居場所はない。

棲み家の環境に異変があっても、周りに代わりとなる居場所と
逃げ道があれば、生き物はむざむざ死に絶えはしない。

そのためにも、生き物の居場所スペースを残した庭が
近所にせめて点在し、舗装のない細道さえあればよいのだが
ハウスメーカーは、そんな人情は持ち併せていないだろう。

現代の住宅は、昔なら死ぬほどではなかった
火災や地震でも命を落とす。
有害な煙を吸って倒れ、打ちぱなしのもろいコンクリートで生き埋め。
そういう直接の事変がなくても、有害化学物質や
水分の多いコンクリートからくる冷えや湿氣で命は縮まりやすい。

家は、直接大工や建築士と協同して、自ら中心となって
建てるべきだ。
通常の2階建ての全経費は1坪あたり25万円で足りるところが、
メーカーの建て売りはその3倍で売られ、
言うまでもなく本来の心身に優しい機能性に欠き、
長持ちもしない。短期で組み立てるプラモデル。

極端にいえば、6月~10月までは
地元の杉を組んで竹で編んでヨシを葺いた
手作りの家に住み、
残りの寒い季節は周りにフェルトを巻いて
モンゴルのゲルのようにして住んだほうが
よほど心身に優しいだろう。

ただ、羊を飼うと生態系が壊れそうなので
毛のフェルトではなく土に藁をまぜて納豆菌でねばねばにして
土壁を塗ったらいい。

昔に戻るつもりがなくても、理想を煮詰めると
竪穴住居、高床倉庫に落ち着いてしまうものなのか。

話は変わり、昨日出かける前に
うちの手作りパンをひとかけ食べたら、ぐんと元氣に充ちた。

食べ応えはしっかりしているが、胸元から
全身にすうと広がって
これがまさしく、歩き、背負い、思考する
エネルギーに直結する、
糧(かて)と呼ぶにふさわしい、宝のパンだ。

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