ふろしき王子のブログ◎
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風呂敷を買うにしても自分でつくるとしても、
一生愛用できるくらいにじっくりと準備選択を。
おばあちゃんのタンスに眠ってるやつで
練習してもよいですね。
氣に入りの結び方を身につけてから、
ふさわしい生地、色柄をえらぶ。
反対に、この風呂敷だったら、シンプルな
お弁当むすびだけでも
素適に持ち歩けるっちゅうほどのヒトメボレなふろしきがよいから。

作るときも、ふろしきのあるHappyな暮らしをイメージしてから、
たんねんに生地をえらび
丁寧に形をとり、
できれば手縫いでちくねんと端処理しましょう。
染めたり、中心に当て布を付けたり、
角に向けて刺し子をしても吉。

実際に結ぶのは15秒で足りますから、
ふろしきそのものの選択や制作は
15日間くらい、たっぷり時間をかけたい。

いちまいの風呂敷は様々な用途の使いまわしを兼ねるから、
生地もなるべく佳いのが善いです。
何もせず ただタタんで在るだけで宝もの感のある布。

自作するときは、安すぎる布は避けたい。
飽きたり裂けたりしやすいから。

2冊めの本は12月のはじめに本屋に並ぶ予定。
『毎日カワイイ風呂敷』(玄光社)
ここでも、ふろしき作りの具体的なポイントを
色々と説明しています。


(撮影:田中振一)

布に凝って、結びはシンプルisベスト!

結ぶのは15秒、作るのは15日。

そんな塩梅をつきづきしう思います。

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風呂敷水着、ふろしきブラ、なんて呼びつつも
今や「水陸両用ブラジャぁ」と確定(?)した
ふろしき結びがあります。

学生時代の夏や春休みには、青春(ユーゲント!)18切符で
鈍行+ユースホステルまたは野宿の旅をしていました。
はじめのうちは普通にずしりんとバックパックでしたが、
風呂敷に開眼後は身軽×多機能にぴょんぴょこと跳びはねてました。

神田生まれの亡き祖父は泳ぎが得意で、
海軍少年団に参加し子ども時代から東京湾や隅田川で泳いでいたようです。
僕も水泳だけは体育で得意で、こわい滝壺に飛び込んだり
ヘドロの川の上澄みで泳いだりもしていたので、
道中麗しき泉に出逢った旅人が
心おきなく水浴びするための ふろしき水着の完成は悲願でした。

試行錯誤を重ね、形が決まるのに5年はかかった。
風呂敷だけで何とかこなそうと試しても、
ああ これは強い波にゃ負ける、胸間が開きすぎる
等、しっくりしなかった所に いっぽんの紐を組み合わせたら
万事解決!

アウトドア誌「ビーパル」で紹介いただき、
撮影ではセクシな姉ちゃんが着用して泳ぎました。
また、友達と海へ行ったときに
水着を用意しなかったけど やっぱり泳ぎたくなった女性に教えて、
無事海水浴を全う。

さて ちなみに下はどうするかというと、
風呂敷でも結び方はありますが、
使い回ししづらくなるため
ひもと手ぬぐいにて ふんどし状サポーターを着けてから
ふろしきとひもの腰巻風巻きスカートで覆います。

布の色柄、ひもの素材によって本当におしゃれで実用を成しますので、
紹介するべく、ファッションショーや写真集も作りたいです。

今日は日野市の甲州街道駅近くで風呂敷講座がありました。

たいてい、最後にその水陸両用ブラをお伝えするのですが
服の上からでも、人前じゃ恥しい風で
モデルになってくれる人は少なく、
僕自身が詰めもの(まろめた小風呂敷)までして
着けてみせるのがほとんどです。



ところが今日は、参加者が仲良しグループでもあり
ご装着くださった御人おはしまして感謝。
非常時の下着に、授乳時にガーゼなどはさみやすく、
旅先や海外の混浴の水着、幼児の水着などにも役立つので
けして受け狙いじゃなくて いつでも大真面目です。

よく広がり、結び目でサイズ調整できるので
カップに左右されず、肌に優しい生地で自作できる。

裁縫が苦手な方でも、生地選びさえ心を尽くせば
あとは結ぶだけで何でも作れて、
何度でもやり直せる風呂敷は、とっても魅力的です。

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帰り中。
東大宮の講座参加者は、主に小さなお子さまを持つ
お母さんたちです。

色色と手づくりを楽しみたいっ ケド 縫い物が苦手で
という方でも、好きな布をセンスで選んで
四角く裂いて直接縫いするだけで、
もうふろしきが完成!

あとは、すきなものになるように、あれれこれれと結んで
ひらいて、何度でもやり直せるから
そのうち氣に入りの逸品が産み出されまする。

物が層倍にかさばりあふるる子育てにおいて、
何にでも変身し、使わぬときゃあペッタン子たる風呂敷は、
頼もしい相棒です。


(ふろしき1枚で結ぶリュックサック)


その後、来年1/11(土)に風呂敷講座をおこなう
さいたま新都心の アルピーノ銀花ギャラリーを訪問。

お菓子やさん ギャラリー、 レストラン 結婚式場などが
寄り添った、すてきなところです。

ちょうど 漆塗りものの展示の最終日で、
僕の好きな 重箱や弁当箱も並んでて眼福なり。

お弁当箱には、ゆめがこめられる。
中で見えない何かが交歓されて、
新たしき食物に醸成されるから。

今日は朝から不食でしたが、オーナーのマダムが
隣接のお菓子屋のケーキとお茶をごちそうくださる。
おし、これにて帰路のカロリーを得た!





初々しいパチシエさんとも交流し、頭の長帽の中の
まあるい髪の毛のシュークリームを
見せていただいた。

さいたま新都心駅から徒歩6分ほどにある、こちら
アルピーノ村
銀花(ぎんか)ギャラリーで、1/11(土)の14時~16時にふろしき講座をします。
さいたま市大宮区北袋町 1-130
参加費1500円 お茶とお菓子つき。お申し込み:TEL 048-647-2856
ギャラリーのブログ

ほか、今後のふろしき使い方講座は、

・12/3(火)国分寺 カフェスロー内 自然育児友の会 ふろしきWS
      11:00~12:30と、14:00~15:30の2回(各回1500円)

・12/7(土)11:00~12:30 小平市 一橋学園駅前ハコギャラリー 講習費1500円

・12/14(土)13時~15時 立川 きものりさいくる工房五箇谷 講習費3150円 お土産風呂敷付き

お申し込みは、メール isamix@gmail.com までお願いします。

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おはようございます。
今日は、東大宮のサークルで風呂敷講座をします。

西国分寺から武蔵野線を使うルート。

何だか、久しぶりに東海道線なんて乗りたくなりました。

もっともうちからは、八王子から横浜までは横浜線(日本のシルクロード)を
利用するため、そこからになります。

京都までの道というのはロマンがあります。

山や川、線路を越すたびに、言葉や顔や文化、風が変わっていく。
日本は平和的に成功している多民族国家です。
地球には、白人、黒人、黄人(アジア)、赤人(ネイティブアメリカン)と4色の肌がありますが、
実はあと1色あったといいます。

信じられなくてもっともですが、それは緑人で、南極に住んでいたそうです。
しかし、上手く環境に馴染めませんでした。
それで自然に滅びてしまった、というならまだ分かるとしても、
緑の人たちは、やむなく移星(他の星にうつり住むこと)した。

まさかまさかでしょうが、宇宙のひみつは99%未知ですので、
そういうこともあるかもしれないと、想像を巡らすことで
常識の枠からワープし、現実を客観的に観ることにつなげたいと。

今夜からテレビで紹介いただくというのに、
毛色(肌色)の妙(みょう)なる内容を載せてしまった。
現在は絶滅危惧種になってきている
「変わり者、流れ者のおじさん」になることも
ひとつの希望なので、結構毛だらけです。
(猫は消えたかまどの灰の上でよく寝転んだために、
灰だらけになる)

肌色の話ですが、日本人の肌は平均して
うすい山吹色のため、反対色は濃い藍色になります。
それで、紺は日本人を美しう魅せましょう。
色白ほど濃紺が、色黒の人は明るい藍色が似合います(夜配色)。

幼稚園によっては、緑色で人の顔など描いていると
「ちゃんと肌色を使いなさい!」とチュー意する先生もいるようですが、
樹の下の緑蔭では顔もみどり色に映えるし、
当たる光によって色なんていろいろに変わる。
なによりも、かつて地球上で暮らしておった
ナンキョク人は緑肌やったのや、と抗がってみたい。

武蔵浦和から世界埼京線に乗り換えて大宮へ。

日本列島を下向きの体に例えると、九州は頭(阿っ蘇が目、錦口湾がくち)、四国は手、中国地方は背、
中部は腰、東北は脚で
(うちなーは食べ物で北海道は乗りもの)
という見方があるのですが、
すると伊豆半島が男性器、房総は仙骨、
潮の香東京湾が女性器、大宮は子宮です。

この子宮の中の胎盤とふろしきが似ていて、
どちらも物を優しく包みますが、
いつも形になっているわけではなく、
必要なときに形を成し、用が済むと姿を消します(風呂敷はほどく)。

いつも大きい顔で居座って出しゃばることせず、
要する時機に出現し、目的を果たせばあっさりと彼岸に帰る。
そういう在り方が、大自然の循環とも一致する
あらまほしさと感じます。

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11/18(月)~22(金)の5日間、テレビBS朝日(BS151)の5分番組で
風呂敷の活動を紹介していただきます。20:54~21:00
『アーシストCafe 緑のコトノハ』

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今日は、かねてより決めていた通り小麦のたねまき。

それともう一種、おととい息子の幼稚園の体験で歩いた野山で拾った
アオギリのたねも、ポットに蒔いてみました。
青桐ですが、いわゆる桐とは違う系統のようです。
その実は食べることができて、材も家具などに使えるとか。

あおぎりが芽吹いたなら、将来の庭木候補に上がる。

今ある鉢植えを適した方角に配置してみると、

東:ヨシ フキ とくさ
西:夏みかん まてばしい アボカド
南:くぬぎ くるみ (アオギリ) なつめやし(育てば)
北:本さかき 白樫 さわら 雪の下

実際は、その土地に「誰が植わってほしい?」
植物に「どこに植えてほしい?」と尋ねて、一致するところに
植えるから、方角は日当たりなどによる目安です。

信州は須坂の美味しい渡辺豆腐店さんから、
豆腐とともにリンゴと柿を送っていただく。

ああ、庭に 西向きに 柿の木はほしいでやんす。
渋くてよい。干せばよいし、夏に柿渋を採りたいから。

息子が幼稚園に行くとなったら、本当は風呂敷をリュックサック状に
結ぶしかたもあるけれど、まだ結ぶのが難しければ
丈夫なリュックを自作しよう。

麻の厚地を藍染してから柿渋を縫って、丈夫×防水+汚れも目立たない生地を
目打ちし、藍染の麻ひもで手縫いしようか。
布は切り抜かずに四角いまま使うというポリシーはあるので、
折り紙のように上手く折り方を考えて、シンプルで便宜よいものを。

まあ、簡単なのは 四角い布袋の口にひもを通して
ウッドビーズなどで開閉できるきんちゃくを作り、
あとは背負うための帯を付ければよい。



こなな感じで。

さて、庭にほかしてる野菜くずですが、寒くなると
団子虫やなめくじが冬眠しちゃって分解がゆっくりになるので、
山と積もらぬよう、上手く分散させねばならない。
そんなことも含めて、庭いじりが好きでござんす。



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こんどの土曜には、御庭にコムギの種を蒔く予定、それがとってもわくわくする。

別段、麦を穫って食べることもせず(臼があれば挽きたいが)
ただその生長を日々眺めるだけなのに。
稲刈り後、水田用の箱からしっくり返し、ひと月半寝かせた土には
既に様々な草葉が萌え出ているが、その隙間にようやく
本命がお目見えするのだ。

凍てる真冬の雪に埋もれても、明るい緑を絶やさぬ小麦。
そして春から時を得てすくすく天に伸びる。
その中は、乾燥をこのむカナヘビの天国となり
根元の枯れワラの隙間に産卵するのかな。

余分な養分も麦はぐんぐん吸って、土はリセットされる。
さて、この冬はどんな庭になるかな?

今日は、息子の幼稚園の体験入学に行った。

ピクニックのように野山をよく歩き、原っぱでお弁当。
僕は半袖に上着1枚でしたが、寒さよけに腰に締めた帯のお蔭か
山道を数時間歩いても疲れが少ない。
そう、未来のひかりの子らと一緒だったから
足も軽くなったのでしょう。



やはり、歩くこと、そしてグループで助け合うのが人の基本だと
子どもたちに教えられました。

明日は、15年間放置中の虫歯の穴に野菜などが挟まるのが
不都合なので歯医者に行こうと思っていましたが
予約が先になったので、自宅で染め物とチラシ作りをする予定。

まさに貧乏暇無しで。
いつか自伝で書きたいくらい貧しいのですが、
今書くとしゃれにならないので、いつかもっと安定してからにします。
それでも借金はなく 貯金もなく 翌月の手帳はほぼ空欄という
一般的には不安にさいなまれそうな状態を、図らずマイペースに
10年ほど続けている。
だからこそ、歩きによる移動や大荷物も風呂敷で背負うというスタイルは
生命のリアルから出ていて、風呂敷講座は
モードを切り換えなくても自然体のままで伝えられる。

だけど清貧をよしとするわけでもなく、
愛のある人が欲を持たなければ
(僕が該当するかは置いといて)
世の中はよくならないと思うから、
あたいは間違いなく億万長者になりまして、

都会のまん真ん中にただの原っぱを広げたりして、
地球上に人情を示し申して行きたいです。

自分自身に対するありがちな欲望
(豪邸、寿司焼肉フランス料理、ハワイ海外旅行、宝石、高級車など)
をたとえ楽しみたいとしても、
いま どこに ? 本来あるべき中身、価値が存在する??

高くても長持ちせず、ボヤの煙を吸えば死に至る欠陥住宅、
安全とはいえない食材、特にフォアグラ(肝硬変)や霜降り牛(糖尿病)など
高級なものほど濃厚を求めるために不自然。
地球まるごと不安定による異常気象、
本当に美のエネルギーと資産価値を持つ宝石は少なく
利潤第一の搾取労働やリサイクル。
車は相変わらずタバコと桁違いの排ガスを出し、
街を危険にして子どもの遊び場を奪った。
そんな現状の中で散財してどこが贅沢でしあわせか。

僕は、それら含めたあらゆる事象が
もっと望ましいかたちに進化できると確信している。
排除したり昔に戻ろうという思いはさらさらない。
世の中そんなものだょとたかをくくって
甘んじることなく、よりよく進んだ未来を創っていこう。

そして、ネガティブな予測でもするべきだ。
事実を知り、そうなってほしくないと
みなが思うことから
ちょっとした一挙手一動足が変化し、
結果的に悪い予言が外れて、
この宇宙に歓びがふえるのだから。



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今日は、小平市の公民館でのふろしき講座の2講目(最終回)でした。

参加者のみな様も結び慣れてきまして、お蔭さまで無事に、今後の暮らしに
上手に関わるべく有意義な教室になったと思います。

本日は、10:30~12:30 一橋学園駅前のはこギャラリーでお店番と似顔絵
13:30~15:30 公民館
16:30~17:00 国分寺の、自然育児友の会に用事
18:00 近所のギャラリーに挨拶

という感じで、風呂敷包みを背負って近隣を徒歩移動で巡り、
朝から何も食べずにいた半断食Dayでした。

晴天ながら寒い日でしたが、お腹が空っぽのために
血が防寒に機能してくれたのか、特に寒氣を感じずに
滑らかにすいすいと動けました。

昨晩、自宅で友達による持ち寄り会をしたので、
いっぱい食べた翌日はたくさん歩くことになる、という
自分なりの法則が作用したようです。

元来大食漢なので、たまにこういう内臓を休める日があることで、
何とかバランスが調えられる。

人が集まるイベントや旅先では、にぎやかさや新しさだけで
胸いっぱいで、特に空腹感を催しません。

残すのが嫌なので、片づけ屋としては相当量を食べられますが、
水だけの断食も5日間は問題ありません。
そういう極端なところがあるけれど、
20代の数々の修行(?)に比べると今は安定している。

ともかく、食べ過ぎないでよく歩くのが健康につながり、
よく食べてよく歩く、は普通、
いっぱい食べるけど歩かないというのは病氣になりそう。

それは、消化で得たエネルギーをすぐに使わないでいると
脂肪に転換されて蓄えられますが、その作業は内臓にとって
結構な負担となります。それが続くともう内臓が機能しなくなり
糖尿病になって、様々な不調につながる。

だけど、無理に体を動かそうとはじめ意気込んでも
単なるカロリー消費の運動を長続きさせるのは難しい人もいるから、
やはり日常生活や仕事の上で、体をある程度は使わざるを得ない
という仕組みがあるとよい。



僕は、荷物は自分で背負って運ぶというモットーがあるので、
多いときは小山たる荷を負って歩くから、足腰が自然と鍛えられる。
解放されるとまるで鳥の身軽さで、低空飛行する心地。
毎晩、畳の上をハイハイしながら小ぼうきで履き改め、
布団を引っ張りだして敷くのもなかなかの運動。
ご飯の後、すぐに眠らずにあれこれ動くのはよかれと思う。

それにしても、ペーパードライバーで全く運転せず、
自転車ばかり乗るのは、騎馬民族の血がそうさせるのか。
馬に乗って移動したい。

今度、息子をポニーに乗せるイベントに行こうと思っているが、
頭とお尻しかないポニーにはさすがに僕は乗れないから、
いつか、モンゴルに行って練習し、裸馬でも自由に乗れるようになりたい。

おすすめの運動はやっぱり、風呂敷背負って、腰に帯締めて
(ズボンの上からへこ帯でよい)、下駄を履いて
よくいっぱい歩くことです。夜よりは朝。冬の下駄は寒くても、
お風呂でしっかり温まればかえって免疫が正常化します。

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池袋へ。

新宿や渋谷と並んで、この街を苦手とする人は意外に多い。

おそらく池だけに低地だから、色んなものが
重力と風で集まり溜まろう。
にぎやかで濃いエネルギーとともに、
逃げ出した電力(電磁波)も水のように低いところに集まるのでせうか。

紫外線も赤外線も、マイクロ波(電子レンジ)も
テレビや携帯電話の電波もみな電磁波であるが、
多くのものは、物質をこすったり壊したりして
熱やエネルギー反応を引き出すものだから、
物事が活性して熟す、酸化の方向性。
反対に、元の状態に修復したり安定を保つような還元反応は、
今現在のそういった都会の真ん中では基本的には得られず、
心身が疲れて当然。

酸化:物質から電子が奪われる変化。
還元:物質に電子が与えられる変化。根源に復帰させること。

くだけていうと、死に向かうのが酸化。甦りが還元。
寿命とは、酸化に対する抵抗。

酸化と還元は、あらゆる事象ごとに存在する。

池袋の街中であれ、植木に水を与える行為は還元的であるし、
大自然の中でも人間同士いがみ合っていれば酸化のベクトル。

広い空き地が柵で囲われて管理されているのは酸化へ、
柵が無くて生き物が行き来できている状態は還元、と感じる。
かたちが似ていても、ちょっとした風の色と向きによって
性質はひっくり返る。

旧来の基準や持ち物、肩書きにしがみついていれば
たとえ表面上はのどかな田園情緒であれ腐敗崩壊の道。

様々な抵抗に対する憎しみや反抗によるモチベーションを超えて、
未来の子孫のために、新たな世界や産業を模索試行する姿勢は、
還元の道。その特徴はゴールが見えないながらも、
道程においてからだから歓びの確信が湧くこと。

要するに、ある理想形を信奉し向かっていくだけでは
枠の中の二番煎じとして老いゆく一方だけど、
過去の遺産を参考にしながらも、誰もがはじめての
今を創造することが、積極的な若返りの還元行為になる。

だけど、還元が善で酸化が悪というものでもない。
風呂敷を結んで、またひらくのと一緒で
両者は対のセットになっている。

ただ、現代の科学技術やそれによる製品はことごとく
酸化、核分裂、崩壊のテクノロジーばかり多用しているために、
意識して還元させないと壊れてばかりになってしまう。

では逆に、還元ばかりだとどうなるかというと、
そのままの状態で、壊れも腐りもせずに
ずっと安定しつづけるために進化がなくなる。

両者同じだけ存在する中庸こそが本来の宇宙の仕組みでしょう。

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近所の浅川。朝に一番橋のたもとから撮影。
普段、小間物ばかりで風景はほとんど撮らないので、ちょっと新鮮です。



(甘栗むく人)

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こんな日は、あえて遠くの好きなカフェでまったりとしたいものですが、

実際は、家でアイロンや縫い物、髪をセルフカットする予定です。

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公民館の風呂敷講座に向かっています。

さて、あたいらの暮らしたる長屋は
古めのアパートを改装したような造りですが、
昨今のほとんどの建物と同じく
床下は壁面でふさがれ、小さな通氣孔がぽつっとあるのみ。

雨が続くと、水が壁と地面の隙間の割れ目からか
床下にしみてくるのか。
風通しがよくないから、
湿氣は上の部屋に昇り、タンスの下の畳がかびることがしばしばある。

内側の壁自体も、モルタルか石膏ボードに
ビニルクロスを貼ったもので、調湿の呼吸がなく
結露しやすいというダブルパンチ。

それで、家を建てるならばまるで神社のように
高床式にしたいと望んでしまう。
丘の上とか、周りに堀をほって水はけがよい土地ならば
逆に竪穴(半地下)住居も暖かいかもしれないけど、
日本では、やはり湿氣対応が第一だ。

床下はそのまま鶏の寝所にできる。


(追記)女学生のファッション例

中学生:髪を結ぶ。運動靴。
スカート丈長い。ナップザック背負う。

高校生:髪を流す。ローファー革靴。
スカート丈短め。スポーツバッグを肩に。



こうして見ると、前者の方が走りやすく暖かで、
緊急時も含めて機動的だ。

おしゃれ心が促進されるほどに見ためやストーリー重視となり、
機能性が下がるというのは残念。

より生命力をサポートしながら、鑑ためも佳ろしき在り方、
それが民族衣装ともいえる。
わが国にては着物、それ以前は貫頭衣。
腰を支え暖め、乗馬における胃下垂を防ぐ帯。
通氣と保護のふんどし、腰巻き。
かたちは人に沿った定型で、
中の色柄、染織を自由に遊ぶ。

そんなこんなで、せめて義務教育の中学生までは
和服を制服にあらまほし。
ハカマをはけば走れるし、自転車も乗れる。
一同身につけておいて、その後も着るかは本人の自由でよい。
おお、海外からの観光客も増えそうです。



同じくして、僕は小中学生のサブバッグとして
風呂敷を採り入れてほしい。
男子は紺色。女子はえんじ色。1メートル幅の麻(ヘンプかリネン)の丈夫なもの。
辞書や参考書、体操着などを持ち運ぶ。
非常時は全荷物をひとまとめに背負える。

他、保温の羽織や腹巻き、斜め折りでロープになるなど、
かえすがえす多機能で安全保障に役立つ。

パッチワーク風の当て布や刺し子を加えて、
より丈夫に可愛く(かっこよく)改造や修繕も可能。

また、書道の時間だけでなく、国語の授業も
墨をすって毛筆で書くのが、心技体の安定に貢献されるだろう。

きもの、ふろしき、筆という かたちから、
心にも共鳴する。

心だけで、無理やりポジティブを気どっているだけでは
揺りもどしでかえって暗たんたる谷底へ落ちかねない。

体がばっちり決め調えば、意識せずとも心はより沿う。

たくさんの情報の海で疑心暗鬼に混乱しないように、
形で証明、示し判断する体質を、
日々の実地から馴染ませておくことが大切と思う。

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昨日の、相模原公園で似顔絵ブース。
秋の公園に、すてきな2人。手づくり小物を展示されていました。
彼女の耳たぶの下には鯖(さば)が泳ぎ、向かって左には絹さやも覗いているという、
わくわくなおしゃれで瞳きらきら。
動植物にとっても詳しいプロの方でしたので、
今後も色々と教えていただきたいと思っています。

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昨日植え替えた苗木の1本が、マテバシイであったことが
とても嬉しい。

アクが少なく、生食もいけるどんぐりが実る。
適切に手(物理科学的対応)と思いをかけて、
樹が放射能を吸収しないよう土壌を安定化させます。

結局、うちの庭には購入した植物がほとんどない。

息子の団栗によるシラカシ、くぬぎ、まてばしい、
野菜くず放り地より萌え出でた夏みかん、なつめやし、アボカド、
近所で採って植えたヨシ、フキ。
必然的に茂れる、四季折々の草花。

そしてそこには、生きものも自然と湧き、集まる。

アゲハ、紋黄、紋白、セセリ、しじみ蝶。
カマキリ、おんぶバッタ、こおろぎ、ヨコバイ、
かめ虫、クモ、蟻、団子虫、ミミズ、蜜蜂、花あぶ、
なめくじ、ハサミ虫、脚長蜂、ヒル、みじんこ、黄金虫、
カナヘビ、ひきがえる、ヤモリ、キジバト、雀、目白、ひよどり。

園芸店で買ったペチュニアを植え、除草剤と殺虫剤によって
ネイティブの動植物を殲滅するのでは、視界が狭過ぎる。
せめて棲み分けをして、雑草(みな名前と伝統があるが)の残るスペースを。

本当は、両者持ちつ持たれつの共生も可能。
適量の雑草が、弱い園芸種を乾燥や強い日射しから守ったり、
虫を食べる天敵が周りに居ることでも。

定年後の趣味として植物をはじめると、
テキスト(にもよるが)通りに、ハナから
除草剤、各虫ごとの殺虫剤、肥料、を抜かりなく
準備し、レシピに忠実に臨む真面目な紳士も多からう。

だけど、植物を愛でるこころって、
華華しく花を咲かせて周りの人たちに誉めてもらったり、
思い通りに育成して満悦する以前に、
ちいさきものを尊く可愛く感じるきもちが、
はじまりのはじまりでしょう。
そして、思い通りにならない中でも、
日々新鮮な出逢いや発見にあふれてる。

名も知らない草の花から元氣をもらう朝、
つぶれ落ちた柿を這うなめくじ、
縁側の菓子くずを律儀に搬送する蟻の家族、
繁りすぎた葉づるを抜きながら吸い込む
みどりの風、

そういうものをみなみな醍醐味ととらえ、
心を柔然と広げていくのが趣味の園芸の効用と思うから、
目的の品種以外が出しゃばれば
殲滅すべしという考えでは、とってももったいない。

心底ほっとできる庭は、たくさんの存在が支えあうところから、
黄みどり色の光が醸し出されます。

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