四条の「林万昌堂」の前を通るといつも香ばしいいい匂いがしている。いつもはその匂いを楽しみながら通り過ぎるんだけど、今回はちょっと寄って買って帰った。
てかりのある栗。見た目もかわいらしい。
皮がきれいに取れてコロンと中身が取り出せると、大吉を引いたような嬉しさ。その反面、失敗して皮のほうに身がついちゃって綺麗に食べれなくてイラっとしたりもするんですが。
香ばしさのあと、口の中に広がる甘み。数個食べて、「あと一個だけ」「もうあと一個だけ」と思いながらなかなか止めれなくなっちゃいます。
読書。伊坂幸太郎 / 「終末のフール」
あと3年で小惑星が衝突し、地球は滅亡する。余命3年という迫り来る死を目前にして、人々は残された時間をどう生きるのか。一番印象に残ったのは、「鋼鉄のウール」のボクサー苗場さん。恰好よすぎですよ。ちょっと前に読んだ「死ぬときに後悔すること25」でも思ったが、死が近づいたときにそれまでの自分の生き様がより露わになるんだなぁ。