次に走る大三島橋だ。
1979年に開通。しまなみ海道で一番最初に架かった橋。東洋一のアーチ橋とのこと。
自転車道は広くって嬉しい。
でも全長328メートル、あっという間に伯方島へ。
疲れてたら道の駅「伯方S・Cパーク」で伯方の名物、塩アイスでも食べようかと思っていたが、お昼に大三島でゆっくりしたせいで体力も余ってるし、当初の計画より時間もおしてたので寄らず。
どんどん飛ばして走ると、あっという間に、伯方・大島大橋に到着。
伯方島と無人島の見近島を結ぶ伯方橋と、見近島と大橋との間に架かる大島大橋の二つの橋で成っている。
ここも自転車道が広くって走りやすい。
無人島の見近島に橋の途中から降りることができたらしい。自転車や歩行者しか行けないという、かなり穴場的な感じの島なので知ってたら降りてみたのに~。残念。
大島側から橋を眺める。
ここまでいくつもの橋を渡ってきたが、それぞれに形態や構造が違っていて、走っていても楽しいし、眺めていても楽しい。
大島の中心部を南に向かってひた走る。
途中の峠越えが、かなりキツかったけど、下りはその疲れが一気に吹き飛ぶ爽快感。「やっほーっ」と思わず叫びながら走りたくなる。最高。
そしてついに最後の橋、来島海峡大橋に。
3つの長大橋梁により構成された世界最大の3連吊り橋。全長4105メートル。
4キロもあるし、橋の上から見ると思った以上にアップダウンがあり、向こう岸は見えず。
夕方という時間のせいか、橋の高度が高いせいか、橋が長いせいかはわからないが、けっこうな横風が吹いてくる。高所恐怖症には、ちょっと、というか、かなり怖い。橋から身を乗り出さんばかりに景色を眺めたり写真を撮ったりしている人もいるが、そういう人を見ているだけで、おしりがモゾッとする。
もう少しで四国に上陸だ。
右側に見える、細い高架の道が自転車と歩行者の専用道。怖いので柵からちょっと離れてパチリ。
どういう仕組みになっているのかはよくわからないが、橋のたもとにあるかなり頑丈そうな構造体からロープが伸びて引っ張っている。吊橋ってことなんだけど、大地震でこのロープが切れたりなんかしても大丈夫なんだろうかと、素人考えでありもしなさそうな想像をしてたら、ますます怖くなってきた。
といってる間に四国に上陸。
かなりの達成感と充実感に包まれて、大感動。「よっしゃー」と心の中で叫びながら橋からの道を下る。
この後は、名物の焼き鳥食べに、もうひとっ走りして、今治目指すぜ!