スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「おまち堂&FRUTAS」

2010-09-05 | グルメ

9月に入ってるのにまだまだ暑すぎ~。というわけで県立図書館に行った帰りにカキ氷食べに。

やっぱここ。問屋町にある「おまち堂&フル―タス」。

大好きなキャラメルミルク。

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黄金桃スペシャル。

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暑かったせいか、お店はすんごい人だかり。

相変わらずおいしい。ほてった体を冷ましてくれます。

読書。塩野七生 / 「ローマ人の物語 第15巻 ローマ世界の終焉」

ローマ人の物語もついにこの巻で完結。第1巻を読み始めて、今回全巻読み終えるまで10年以上かかったな。

今回は、少年皇帝ホノリウスに代わり西ローマ帝国を実質的に取り仕切るスティリコの人生が印象的。蛮族を父に、ローマ人を母に持つ「半蛮族(セミ・バルバルス)」であるスティリコが、ある意味最後のローマ人であったという歴史は皮肉である。

確固とした「信念」を持ち、最期まで自分の生きざまを貫いたスティリコの人生は魅力的だ。心なしか、著者の筆にも熱が入っている気がする。例えば、スティリコの物語のクライマックスに書かれた以下の文章は、その熱意が伝わってくる。しかもこの文の後にスティリコの最期と照らし合わせるようにカエサルの最期について述べてるし。

『人間には、絶対に譲れない一線というものがある。それは各自各様なものであるために客観性はなく、ゆえに法律で律することもできなければ、宗教で教えることもできない。一人一人が自分にとって良しとする生き方であって、万人共通の真理を探究する哲学ではない。ラテン語ならば「スティリス」(stilus)だが、イタリア語の「スティーレ」であり、英語の「スタイル」である。他の人々から見れば重要ではなくても自分にとっては他の何ものよりも重要であるのは、それに手を染めようものなら自分ではなくなってしまうからだった。』

それにしても、最後までローマ史の根底に流れていたクレメンティア、いわゆる寛容の精神は、国家間だけでなく、個人と個人の間でも大切にしていかないといけない精神ですね。他者の価値観を認め、受け入れていくこと、それが大事。そういや、ちょっと前に見た「(500)日のサマー」っていう映画も、異なる価値観を持つ相手との出会いと別れを描きながら、相手を許しそれを認め、自分自身が人間的に成長していくという物語だったな。

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スペイン料理 「polpobis」

2010-09-04 | グルメ

岡山市北区天神町にあるスペイン料理「polpobis (ポルポビス)」でランチ。

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ランチは、メイン(?)をスパニッシュ、イタリアン、フレンチの3種類から選べる。

まずは前菜の盛り合わせ。ローストポーク、トルティーヤ、エスカベーチェ、サラダ。

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パン3種類。

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フレンチは、カボチャクリームのガレット。

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うちの奥さんはスパニッシュ。魚介と野菜のパエリア。

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よく考えたらガレット食べるの初めてかも、と思いフレンチにしたんだけど。うん、おやつって感じやね。やっぱ肉食いてぇ~。ちなみにイタリアンは、鶏肉とナスのトマトソースパスタ。

DVD。「ディア・ドクター」

無医村に駐在中の医師が起こした突然の失踪劇を描く、僻地医療をテーマにした人間ドラマ。映画やドラマのストーリーとして正直考え付きそうな話だが、主人公の複雑な心理に鋭く迫りまくって、最後まで釘づけになるほど劇的で面白い映画になっている。さすがは「ゆれる」の西川美和監督。今まで見た邦画の中でもトップクラスの素晴らしさ。おすすめです。

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「香港仔 竜沙」

2010-09-02 | グルメ

岡山市中区西河原にある中華料理店「香港仔 竜沙」でランチ。

東平島にある彩鳳の姉妹店。

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お店構えはこんな感じ。見た目よりも店内は広い。駐車場も広々。

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なんだか無性にラーメンが食べたい気分だったので、ラーメン定食に。

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この日はメインが酢豚のA定食。

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定食に+100円で付けることができる杏仁豆腐。

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なかなか安くて、それでいて美味しい。お腹もかなり一杯に。一品メニューも数が豊富でそそられるメニューがたくさん並んでいる。夜来てもいいな。

音楽。アル・クーパー / 「赤心の歌」

久しぶりにこのアルバム聴いた。

アル・クーパーといえば、ボブ・ディランの名曲「ライク・ア・ローリングストーン」のオルガンやブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ(シカゴと並ぶブラスロックバンド!)結成したんで有名だけど、ソロで出してるこのアルバムも素晴らしい出来。ロック、ブルース、ジャズ、ソウル、いろいろな音楽の要素が詰まった傑作アルバム。そう書くと、スティーリー・ダンのような洗練された都会的な音楽のイメージが思い浮かぶが、それとは違い、都会に住む人間の孤独を赤裸々に歌い、聴けば聴くほど物悲しさが心に迫りくる、そんな美しく繊細な音楽だ。「ジョリー」と「サム・ストーン氏の場合には」は泣ける。

コメント (2)
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天下一品 倉敷店

2010-09-01 | グルメ

倉敷に「天下一品」がオープン。

2,3度前まで行ったが毎回すんごい行列。で、一か月ほど経ったし、平日の昼だし大丈夫かなと思って行ってみたらスムーズに入れた。

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お、これこれ。このうまみが凝縮されたコラーゲンたっぷりのスープが最高。まさに類い稀なきスープなり。懐かしき青春の味でもある。まさか倉敷にもできるとは。感無量。

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あんまり綺麗な夕やけにパシャリ。

夕陽に染まった空と踏切信号と街灯の茜色がシンクロして、ちょっと幻想的な雰囲気。

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音楽。秦基博 / 「BEST OF GREEN MIND '09」

秦基博の弾き語りアルバム。素晴らしい声を持っているということは一つの才能でもある。その天性の声が心に響く。

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