土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

現場で見つけたもの(その1) ~ 松ぼっくりは濡れたら閉じる

2021年12月20日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

 

琵琶ヶ谷川砂防えん堤の

土砂取り除き工事現場です。

 

工事用道路ができました。

 

今週は

写真にある広い場所でユンボを分解して

クレーンでえん堤の裏へと吊り込み

そこでまた組み立てます。

2日にかけて2台の分解組み立てを行います。

 

さて

3度にわたってお知らせした

例の松ぼっくりですが

このたび現場所長のOさんが

あらたな事実をハッケンしました。

 

これです。

 

 

 

 

 

「なんだふつうに松ぼっくりじゃないか」

と思われたそこのアナタ。

 

正解です!

 

がっ

じつはこれ

おなじ松ぼっくりなんです。

 

上が乾燥状態

つまり地面に落ちてた松ぼっくりですね。

下はそれを水につけたあと

 

つまり

松ぼっくりは水に濡れるとその傘を閉じる。

ということを

偶然ハッケンしたんです。

 

ホンマかいな?

 

疑り深いわたしは

すぐさま調べてみました。

 

すると・・・

 

もし、松ぼっくりを水の中に入れたら? -Pine cone in water experiment-

 

 

どうやらOさんの主張は本当のようです。

 

わかりやすい説明がありました。

↓↓

松ぼっくりを水につけると傘が閉じるのはどうして?理由と仕組みを解説!

 

引用します。

******

この現象、実は松ぼっくりが中に入っている種を水から守るために傘を閉じているのです。

そもそも松ぼっくりとは球果と呼ばれる松の実です。硬くてイガイガしていますが、わたし達がいつも食べているリンゴやぶどうなどの果実と同じ役割を持っています。

その役割とは種を守り、残すことです。

鱗片と呼ばれる松かさのあの鱗のような部分の根本には松の種がついています。

よく晴れて乾燥した日には松ぼっくりから鱗片が外れ、プロペラのように風に乗って種を遠くまで運んでいきます。

しかし、雨の日には鱗片が水分で重くなって種が遠くまで運べないため、傘をしっかりと閉じて種を濡らさないようにしているというわけです。

******

 

ナルホド、そういうことだったんですね。

むちゃくちゃわかりやすい説明です。

あなたとわたしのべんり帳』さん

どうもありがとうございました m(_ _)m

 

Oさん

疑ってごめんなさい m(__)m

 

自然っておもしろい。

そして

自然のなかにある土木の現場はハッケンの連続です。

 

いやあ

土木ってイイですね。

 

ということで

『現場で見つけたもの』

っていうシリーズをつくりました。

 

もちろん

思いつきです。

不定期です。

続編がいつになるかわかりません。

期待せずに待っててください。

 

では。

 

(宮内)

 

 

 

 

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コメント
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