柏木1号橋の土台をつくる工事です。
完成形モデルに仮設の土留めを加えてみました。
いろいろ問題がありそうです。
二次元の図面とニラメッコしてきた担当者は
そんなこと百も承知
二百もガッテン
なのでしょうが
わたしを含め、まわりの人間はそうはいきません。
おのずから、その理解度に差が出てくるのは当然のことです。
そんなとき、
3Dモデルがあれば
問題点や課題をリアルに共有できます。
もっとも
問題点を見つけ出すのも
問題解決の道筋を探り当てるのも
いずれにしても技術力が必要なのは言うまでもありません。
ただ、徹頭徹尾どこまでいっても
「土木のしごと」はチームでするもの。
「よりよいモノ」をつくるためには
独りよがりではなく
「チームの力」(発注者さんや下請けさんを含め)で打開していくことが求められます。
3Dモデルは
もともとデキる技術者にはそれほど必要がないのかもしれませんが
「その他おおぜい」にとっては
3Dモデルが有る無しで「つくるモノ」に対する理解は雲泥の差です。
そして、その「その他おおぜい」が現場で果たす役割を考えたとき
やっぱり3Dモデルは問題解決のためのパワフルツールだなと再確認しました。
礒部組の「ゆる~いCIM」
まだまだ進化中
なのであります。
(みやうち)
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