こんばんはKEDちちです。
今日はスポ広。一昨日よりもピッチ状態がよいのでシュート練習をたくさん。
どんなシュート練習も、実際のゲームで同じようなシーンが生まれることは少ないし、それがくり返すような事は、まずない。だけど、そんな事を言い出したらほとんどのトレーニングはそうなる。要はコンセプトだ。
今日のシュート練習は、シュートまでのボールの動きや身のこなしまでをパターン化したものになるので、やはり同じようなシーンがゲームで生まれる事は少ないでしょう。
ただ、身体や感覚に染み込ませたいのは、攻撃のリズム。これはたくさんのゴールシーンで共通する部分が多い。特に「パス→パス→パスで、次そこはシュートだったでしょ?」みたいな裏切りが無くなればいいと思っている。そういう意味でのリズム感は、現状はゼロに近い。
あとは関与する選手の数。4人絡めば大チャンスが生まれる感じかな。4人が絡むところまでいかないもんね、いつも。このあたりを感覚として持ってもらえれば、遠くでボケっとしている選手に「ん?最後は私まで回ってくるかな?」という意識が生まれるかもしれない。「それじゃひとつ、オイシイところもらおうかしら」でもいい。それだけでずいぶん変わる。
最近、1がGKとして成長が著しい。シュートを受けるたびにデータがインプットされていくようです。AI機能付のGKだ。顔がネコ型ロボットとか、そういう話をしているのではない。コースに応じた適切な対処が正確にインプットされていっているという意味。これは相当に手強いGKになってきた。HIKA先輩レベルだ。U10がシュート練習する時に「ちょっと1を貸してくれ」とやってきました。それくらい超えたい壁になっています。こっちのトレーニングでヘトヘトになっているだろうに「あーハイハイ」と応じるあたりが妹想いだな。
さてU12のシュート練習においても「1にキャッチされなければよし。なぜならこぼれ球が狙えるから」という事にすると、バーやポストも含めたこぼれ球への反応が良くなっていきました。普通はなんとなく「そこまでしなくてもいいんじゃね感」が漂うものだが、相手が1だとそうもいってられないというところでしょうね。この感じはとてもいいと思います。
気温が高かったせいか、最後のゲーム形式はいいプレーが多かった。リズムも少しずつよくなってきている感じで、見ていて楽しい。特にMAORIが別人のようでした。今まで養成ギプスでもしていたのかい?みたいな変わりように驚いています。春遠からじ、ですな。
今日は成人式なので、NBAコーチは早退、Fコーチは途中から、という感じ。なのでU10は途中からチャンパパと18パパにお任せしました。時折、響いてきた選手らの大歓声は何だったのでしょうか。さすがです、ありがとうございました。