こんばんはKEDちちです。
今日は紫香楽とトレマ。小原小学校です。U12は5チーム集まったので4試合。
ウチはどうにか8人で、SAEとCISSEを上げたり下げたりしながら、できるだけ無理のない範囲で最大限の経験を積んでもらう。
どうにか全勝ということですが、これは選手らが100%近くを発揮した結果のように見ています。つまり、よくやったねと同時に、まだまだレベルアップしないと次は厳しいかもねということ。
ま、ここがスタート地点になります。対戦相手のレベルアップ幅に負けないくらいの積み上げがあればいいのですが、さてどうなることでしょう。これからが非常に楽しみです。
今日くらいの相手だと、10が単独でゴールにまで持ち込むシーンは数多く望めない。なので全員が協力し合う必要がある。どうやら今年はそんなスタイルになるのかな。選手らには言いましたが、そうなってくると全員がもれなくレベルアップしないといけないという話になる。
ちなみに今日は全体的にワンツーが効いていました。続けていってください。
私は最終戦だけしっかり見ましたが、15が非常に目立っていました。10との関係も悪くない。そしてその15がPKをゲットしたシーンは、16のスルーパスによる。
その時16にはパスコースがなく、相手の厳しいチェックでドリブル突破も難しいという状況。そこでDFラインの裏、誰もいないスペースにコロコロと通しました。それは15の走力でどうにかGKがキャッチする前に追いつけるというギリギリのパスでした。
多分16は、そこまでねらってないのだろうけど、あれはケヴィン・デ・ブライネのやつだ。うっすらイメージだけでも頭に残ってくれたらラッキーなんだけど。
U10はミニゲーム。延々とミニゲーム。相手は変われど、ウチはずっとオンザピッチ。疲れたら飯を食らい、満腹になるとまたミニゲーム。相手チームがいなくなると鬼ごっこで時間を費やし、そしてまたミニゲーム。相手が男の子だろうが何だろうがミニゲーム。MOMOのゴールで幸先よくスタートし、なんだかんだで10本近くやったのでしょう。
だいたいU10のミニゲームってのは、のどかだ。たぶん、彼女らがプレーすればするほど、その空間からアルファ波みたいなのが発せらているのだろう。非常に心地よくなる。
ややせまいピッチで5対5か6対6。スペースがないのでキレイに抜けない場面ばかりになりますから、スピードアップのタイミングや、身体のぶつけ方、腕の使い方のトレーニングになります。心の中で「ぶつかり稽古」とネーミングしているもので、これには非常に重要な要素がつまっています。
さて、信楽にはまだ小学生にも上がっていない選手がいる。何やら近づいてきて「わたし紫のチームにはいろうっと」「このチームは京都やで」「京都?京都からきたん?」「京都行ったことある?」「鳥取なら行ったで」「京都は2時間かかるで。入ってもいいけど、今日は京都に連れて帰ることになるぞ」「うーん、今日はダメ。明日にして」「なんじゃそりゃw」「あんた、スッキリしたコーチやなぁ」「スッキリ?」
おそらく将来、このヒトはウチのチームにとって大きな脅威になるだろう。いつか連れて帰ろう。