北上F.C.Jr.のクラブハウス

京都のサッカー大好きGIRLSの集まり北上F.C.Jr.のサポーターです☆

むらさきちきぶ988

2022-12-04 | むらさきちきぶ

こんばんはKEDちちです。

土日は関西大会でJグリーン堺。ファミリーズの皆さま、いろいろなご準備をありがとうございました。6戦全てが手ごたえのある内容だったというのはとてもめずらしい事です。選手らは見事に応えてくれたようです。風も穏やかでしたね。結論、選手らは120%の力を出し切ったように思います。

結果は4勝2敗。13得点7失点。

1-2の敗戦は2つ。2-1の勝利も2つ。3位グループだけど優勝盾をもらいに表彰式に参加。表彰式に出なくてはいけなくなるのは久しぶりか。

MVP候補は多数います。まずは4年生GK達です。正直、こわかったと思います。最後までよくセンパイのために尽くしてくれたと思います。OG、U10の応援組にもMVPをあげたいくらい。ありがとうね。

今年もまたいろいろなドラマがありました。ま、選手らにとっては乾選手との写真撮影&サイン会になるのでしょうが。

最終戦。奈良葛城には良い選手がいる。それは、昼食を取りながらスカウティングさせていた7や10からの情報。この時すでに9はケガ再発。目に涙をためながらもう出れないと。KAORU氏も負傷のためにキャリーカー乗車中。11も電池切れた宣言。KANは出場拒否継続中。そして7の腰の状態が微妙。

そんな中での勝利です。このゲームが本当に見ごたえがあった。守って守って先制し、守って守って追いつかれ、そうこうしている間に相手の足が止まりだしたところを10がゴールにねじ込みました。そしてそこからもまた守って守って。気が付けばピッチ上では3やら4やらも大ハッスル。JYURIもGKユニを着こんでベンチで待機の中、2日間終了のホイッスルを聞きました。

それでは総括を。

2 ニックネームとなった”バッさん”は試合前のベンチで誰かが言い出した。2日目は前線で1得点と1アシスト。DFでは左サイドで大暴れ。ファイトあふれるプレーはここでも健在。しかし、あの8へ出したアシストパスの優しいことよ。あれがベルベットパスというやつだ。つまりいつもの情熱あふれるプレーは決して衝動からなるものではなく、知性にあふれた闘争だという事になる。選択された手段だという事になる。なんだか興味深いヤツだね。バッさん。

3 2日目にようやくちょい出ししてから最終戦でいきなりタスクを指示。相手エースを封じてきなさいです。コクリと承知して見事にこれを遂行。親子くらい身長差がある相手に「うっとおしいな」と罵倒されながらも「なにをひとりでしゃべってるの?」と言い返したそうです。試合経験と練習の時間の長さが自信に置き換わっている。自信の蓄積が、本来の自分を開放させ、プレーを通じた自己表現を求めだす。良いサイクルに入ったかな。しかしうっすらながらも、まさか3に頼もしさを感じる日が来ようとは。

4 初日のゴールも良かったけど、2日目の最終戦は難しい役割を見事にこなしていました。「あのプレーをよく見ておいて」とKANに伝えていましたが、涙目でうつむいているので後半も続投をお願いしました。うばってからも、しっかりひとりふたりかわそうとしていました。うばうためのスライディングも飛び出しました。だいぶ気持ちが高まってきたようです。

5 右サイドではスピードに乗った状態から絶好のクロスを何度も供給。またコーナーキックの精度はすさまじく、5戦目では2アシスト。今年のチームの切り込み隊長的な存在に。何やらカーブボールでのアーリークロスみたいな事もやりだしたぞ。まさにスナイパーだね。最終戦、前線では懸命に走っていましたし、惜しいシュートもあった。チームが苦しい時間帯にダッシュを繰り返してくれました。おそらく、失点に絡んだ責任を感じていたのでしょうね。ヘラついていても、彼女がそういうところはしっかり理解しているのはわかったうえでのポジション変更です。まぁしかし2日間よく走りました。

6 最後まで最終ラインに君臨してくれた。影のMVPだ。最終戦「私、センターバックムリ」「9がいない。7を下げたら勝てない」で無言ながらも覚悟を決めたようです。ポジショニングやアタックのタイミングも非常に良くなった。これは内面の成長だね。つまり”ピースの1枚”から”私の責任”に進化したのでしょう。ギリギリ止めたというシーンの多さがそれを物語っています。この大会でしっかり成長できた選手のひとりです。

7 腰の調子が悪い中の参加。初戦、さすがに4年生GKらがフィットしない中での劣勢スタートでしたが、セルティックの古橋ばりのジャンピングアウトサイドボレーには驚きました。あんなのウチのチームでは見たことがない。そしてあのゴールなんですが、思えばあれがチームメイトに「いけるかもしれない」という気持ちを呼び起こさせるプレーになったように思います。「北上、関西大会に参上!」という感じかな。ちょびっと震えました。あとは最終戦のゴール。多くは言うまい。よく走ったと思う。今日は他の選手を代表してのMVPとしましたが、本当にキャプテンとしてよく戦えたと思う。

8 「ヘディングしろや」「ヘディングはしない主義やねん!」とか「球離れが遅いねん。リズムわるくなる」「ふんっ。いいから出してよ」「出さない。休ませる」「疲れてないし!」「頭の中や。リフレッシュせい!」という感じ。結局、コーナーから見事な逆転ゴールをヘディングでたたき出した。また、背負ったシーンではさっさと9や5といったところに預け、良い姿勢で受けてからはドリブルとパスの選択。パスも、長と短、足下とスペースといった感じで持ち前のセンスを十分に見せつけてくれた。守備においてもマンマークやゾーンマークを理解しているように思う。あとはもう少しおしとやかになってくれれば、ま、ないか。ないな。

9 初戦、相手の猛攻をしのぐ中、ジャンピングヘッドでのクリアが飛び出しました。コーナーの時の攻撃参加も継続して指示中です。足だろうが頭だろうがなんでもいい。北摂戦のFK。ちょっと遠いけど狙えばいいと思って「行け行け」と呼びかけたのですが、すでにゴールと5との中間地点に焦点を合わせた後だったらしく無視されました。そうしてそれは、寸分の狂いもない軌道で。お見事です。5戦目だったか。立ち上がり、ボレーキックでのクリアがありました。フォームの美しさも含めて、満点のやつです。目的とねらいがハッキリしているから、無駄がなくなり美しくなる。

10 万全ではないだろうが、良い状態でこの大会を迎えたように思います。素晴らしいハットトリックのあったゲーム。試合前に「GK抜いてこいや」「3人くらい抜いてこい」に応えてくれた。試合中「オマエはそんな程度なのか」のハッパにも見事に応えてくれた。今、私を心からドキドキさせるドリブラーは、三苫と10だ。ピッチ内で仲間に出す鼓舞の声も効いています。最終戦では守備の迫力がすさまじく、少ないチャンスながらも相手チームDFに「うかつに攻撃参加できない」と思わせるプレーを連発。関西大会チーム最後のゴールはハッキリとパスを呼び込み、ネコのようなしなやかさで、そして10らしくコロコロボールで決めました。

11 ようやく安定してきた。うまくなったというより、めげずにひたむきにやる時間がすごく延びた。奪われた瞬間のふるまいが良くなった。心の中の雑音が消えたのだろう。ピッチを支配する時もそう遠くはないように思える。今日の「もう疲れた」は、正直納得している。体力つけるようにここからゆっくりがんばればいい。

KAORU氏 5戦目で負傷。やられたと思った1対1、ここしかないというタイミングで果敢に飛び出し、身体を寝かせて相手選手の足下に飛び込みこれを阻止。ですがこの時、激しく接触しその場にうずくまりました。KAORU氏の関西大会はここで終了。そしてこのゲーム、その後失点して追いつかれるも最後に突き放して勝利。5、6年生には何も言っていないが、そんな事はみんなしっかり理解していました。このゲームは絶対に負けられないということくらい。

その後のKAORU氏はキャリーカーに仏像のように乗せられてご満悦。そのままの状態でベンチに入ろうとしていたので、そこはお断りしました。

KEY こちらも4年生GKとして活躍。初日はフィールドでも出たい出たいと。KAORU氏が「私が後半もやっていいよ」と言ってくれたので少しだけフィールドで出したら3回すべって転んで終了。最終戦はどうしようかなと思っていたのですが、さすがに事態を理解していたようで何も言わない。それどころかペナルティエリアから飛び出してのクリアを連発しました。KEYというプレーヤーをよく表したプレーです。やるときゃやるのよ。ちなみに最終戦、ドローならばPKになってたんだけど、それはさすがに黙っていました。本人はそれも分かっていたのかな?どうだろうかね。

KAN 2回ほど出番だよと呼んだのですが、出場NG顔出しNG。だけど分かるんだよね。KANのトリッキーなプレーをぶち込みたいシーンっていうのは、均衡していてつぶし合いの膠着している場面にどうしてもなっちゃうからね。4年生ならブルッてしまうのが普通。しかも相手選手には大きい選手も多かったし。ま、ピッチ脇で、センパイのプレーをしっかり焼き付けていたのならそれでよし。

JYURI 付き人。最終戦は覚悟してマイGK手袋を取り出し、GKユニをまといました。マイGK手袋、持ってきていたんだね。JYURIなりの準備だったのでしょうか。

5ママ 足がけいれんするという7。おっさんじゃあるいまいしと、こりゃ腰から来てるやつだな。腰をほぐそうか。うつぶせになれ。だけど、レディの腰をとなると最近の情勢を考えると・・しかしそんな事も言っておれんし・・「じゃ、私やりますわ」でゴッドハンド降臨。有資格者でした。「あー逆の腰がカチカチだわ、はいはいこれだね」だって。GOODJOB!あぶないところでした。いろんな意味で。

 

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