三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

【12月1日の言葉】事始めと幸先詣で

2022年12月01日 | 今月の言葉
12月1日の言葉は「事始め」と「幸先詣で」です。
今年も正月三が日の密を避ける為に、12月8日の「事始め」の日より来年のお札や縁起物を頒布致します。
「事始め」は「物事を始める」という意味だけでなく「神様の事を始める」すなわち「神様をお迎えする準備を始める」という意味もあります。
正月を迎える前に神様をお迎えする準備を12月8日から始めるわけです。
神様をお祀りするにあたり、まず家庭の中心に神棚をお祀りしましょう。
日本全国の守り神である、伊勢の神宮(じんぐう)のお札「天照皇大神宮」と
地域の守り神、氏神(うじがみ)様のお札(当社では「嚴島神社御璽(ぎょじ)」)を
まずお祀りし、ほかに崇敬する神社のお札があれば一緒にお祀りします。
そのほかに、玄関には門神(かどのかみ)、台所には水神(みずのかみ)、竈神(かまどのかみ)、トイレには厠神(かわやのかみ)、庭の祠(ほこら)には大地主神(おおとこぬしのかみ)をお祀りします。
そして日々の暮らしの中で感謝の祈りを捧げるとともに、新たに迎える年の幸せをお祈りしましょう。
お札やお守りを受けて神祭りをすると同時に、神社へお参りをして新年の幸(さち)を先に戴く、これが「幸先詣で」です。
昨年より、コロナ禍での感染予防のため、分散参拝をお願いする中で、年内にお参りをして先に幸を戴く「幸先詣で」を全国の神社でお勧めしております。
お正月での密を避けるためにも、年内に「来年の幸せ」を頂きましょう!
人柄は「挨拶」に現われる    ウソは「視線」に現われる
自信は「姿勢」に現われる    幸福は「目のシワ」に現われる    
苦労は「手のひら」に現われる  経験は「思いやり」に現われる
「生き方」は「周りの人」に現われる
他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる
 
今日も良い一日を!

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