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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

古代遺跡群で観光振興を~首都圏のマスコミ記者らが取材・研修

2009-10-17 | 日記
(北海民友新聞 10月16日付け)
 オホーツク圏の古代遺跡群を新たな観光のキーワードにしようと、首都圏のマスコミ記者ら5人を招いた遺跡の取材・研修会が13日から15日まで紋別市を皮切りに、北見市、網走市、斜里町などを回るコースで開催された。第一線で活躍するマスコミ記者たちからは「オホーツクの魅力は流氷だけだはないことを再認識した」などの声があがった。
 オホーツク圏の各観光協会などでつくるオホーツク圏観光連盟が主催したもので「紅葉のオホーツク~遺跡と温泉の旅」として企画した。13日、一行は羽田から紋別空港入りし、紋別市立博物館、オムサロ遺跡公園、上藻別駅逓、鴻之舞金山跡などを見学。14日は北見市常呂の「ところ遺跡の森」、網走市のモヨロ貝塚、15日は斜里町の朱円遺跡堤墓遺跡(ストーンサークル遺跡)などを取材した。
 オムサロ遺跡公園では、紋別市立博物館の佐藤和利館長が一行を案内。同公園は縄文時代早期から、続縄文時代、オホーツク文化時代、擦文時代、アイヌ時代と先住民族が営々と生活してきた場所で、竪穴住居跡が208軒も残されている。
 小高い丘からオホーツク海を見下ろすロケーションも抜群で、一行は歓声を上げながら園内を見て回った。佐藤館長は擦文時代の復元住居の特長として「夏涼しく冬暖かい構造になっている」ことなどを解説。取材記者らも、当時の人々の食生活などについて盛んに質問を浴びせていた。
 旅行作家・中尾隆之さん(東京都)は「寒い地域に暮らす人の生活ぶりがよくわかる遺跡で、観光資源としての魅力は十分ある。とくに『オホーツク文化』という名前にロマンがあるし、強い訴求力があると感じました」と感想を話していた。また雑誌「私の旅レシピ」の編集長・香月千秋さん(東京都)は「自然や風景をただ見るのではなく、歴史を知ることで、新しい発見がありました」と話していた。
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/091016_1.htm

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メンサー織・伊波さん「受賞励み」 ポーラ賞を贈呈

2009-10-17 | 日記
(琉球新報2009年10月16日)
 【東京】第29回伝統文化ポーラ賞(ポーラ伝統文化振興財団主催)の贈呈式が15日、港区のホテルであり、伊波メンサー織の制作・伝承者の伊波貞子さん(88)=うるま市=へ地域賞が贈られた。伊波さんは「伊波メンサー織が評価され、感激でいっぱい。これからも受賞を励みにして後継者育成に頑張りたい」と感想を話した。
 伊波さんは、県の生活改良普及員を定年退職後にメンサー織の技能保持者の故伊波カマドさんから指導を受けて、技術を習得した。2007年には沖縄県工芸士に認定された。今回の受賞は伊波さんの地域伝統文化の継承、振興への貢献などが評価された。
 この日の贈呈式では、3人に優秀賞、1人に奨励賞、1団体、3人に地域賞が贈られた。第2部では、伊波メンサー織や同じく地域賞を受賞したアイヌ紋様刺繍(ししゅう)などの展示コーナーも設置された。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-151342-storytopic-6.html

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新教育の森:ほっかいどう 北方系薬用植物の研究 北海道医療大 /北海道

2009-10-17 | 日記
(毎日新聞 2009年10月16日 地方版)
 ◇生薬で地域活性化 アイヌの知恵、次世代へ
 北海道医療大(石狩管内当別町)が北方系薬用植物の研究に取り組んでいる。アイヌが昔から生薬として使ってきた薬用植物などから新薬を開発するほか、希少種の遺伝子の保存、データベースの作成なども進めている。道内初の薬用植物専門の研究施設も完成し、薬用植物で地域活性化を目指している。【千々部一好】
 □■250種類を栽培
 キャンパス内の小高い丘に広がる林15・3ヘクタールを利用した北方系生態観察園。ふもとの薬用植物園ではセンキュウ、ダイオウ、ドクダミなど薬用植物約250種類を栽培している。その一角に、同大の薬用植物研究プロジェクトの拠点「北方系伝統薬物研究センター」が8月末にオープンした。
 プロジェクトは文科省の「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に採択され、昨年度から3年間の研究が始まった。総事業費2億6000万円の半額が助成される。
 研究リーダーの関崎春雄教授(生薬学専攻)は「アイヌ民族も伝統的に使ってきた薬草を現代の科学の力で見直し、新しい生薬の開発や種の保存を手がけていくことがプロジェクトの目的」と話す。
 現在、アイヌが利用してきたチクセツニンジンなどの薬用植物の成分分析を行い、新薬の開発を進めている。チクセツニンジンは漢方薬で強壮剤として利用されている。自生数が減っているシコンの遺伝子の保存やデータベース化も進めている。シコンはやけどに効く薬としてアイヌも使ってきた貴重な薬用植物と知られる。
 □■国内で自給を
 代表的な薬用植物のカンゾウの栽培にも取り組んでいる。炎症を抑える生薬の一つで、甘味料としてスナック菓子にも使われる。
 カンゾウに含まれるグリチルリチン酸に薬効があり、含有量2・5%以上が利用される。主産地は中国だが、同大などが名寄市で栽培実験を行っている。しかし、含有量2・5%以上のカンゾウが少なく、商業栽培につながらない。
 このため、カンゾウを大量栽培して優良種を選抜し、独自のクローン技術で増殖する研究を進めている。担当の高上馬希重(こうじょうままれしげ)准教授(生薬学専攻)は「中国国内の需要拡大で、品質が低下し、輸出品に影響が出る恐れがある。北海道などで国内自給態勢を早急に作ることが重要」と研究の意義を話す。
 □■インフル研究も
 漢方薬への需要は高く、毎年10%ほど売り上げが伸びている国内最大手「ツムラ」は夕張市に薬用植物の栽培から加工・保管拠点施設の建設を計画している。10月下旬から生薬の一つでアイヌも使ってきたセンキュウの栽培を始める。
 関崎教授は「新型インフルエンザに有効な薬用植物の研究も進めている。北海道が食糧基地だけでなく、薬用植物の供給地にもなるようにしたい」と話す。
 一方、センターは地域住民にも開放されている。薬用植物に親しんでもらうことが目的で、当別中など地元中学生や地域住民が栽培法を学んでいる。薬用植物を活用した染色教室なども企画されている。=金曜日に掲載します
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20091016ddlk01100015000c.html

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秋サケ使い、アイヌ民族の知恵伝授/白糠

2009-10-17 | 日記
(釧路新聞 2009年10月16日)  
旬のサケをおいしく食べよう│秋の公民館講座「秋サケまるごとアイヌ料理講座」が14日、社会福祉センターで行われ、白糠アイヌ文化保存会の磯部恵津子会長らメンバーを講師に、町民7人が多彩な料理法を学んだ。秋サケは、アイヌ語で「カムイチェップ(神の魚)」と呼ばれ、昔から大切にされてきた魚。今回は塩焼きと三平汁「チェプオハウ」といった定番メニューから頭と内臓、白子を塩を効かせてたたいた塩辛「チタタプ」、氷頭(ひず)(頭の軟骨)の三杯酢、イクラを混ぜたジャガイモサラダ「イモチョケェプ」に、冬期間に雪の下で凍らせた保存用ジャガイモで作るしばれ団子「ポッチェ」、豆を加えたご飯「アマム」の6品を料理した。
http://www.news-kushiro.jp/news/20091016/200910167.html

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開発予算5328億円 概算要求 当初比9%減で決着

2009-10-17 | 日記
(北海道新聞10/16 07:35)
 国土交通省北海道局は15日、2010年度北海道開発予算の概算要求を発表した。総額は09年度当初比9%減の5328億円。このうち、一般公共事業費に当たる北海道開発事業費は、同9%減の5221億円にとどまった。
 北海道局が前政権下の8月にまとめた概算要求額7080億円と比べると25%減。ソフト事業を除く公共事業費が軒並み削減される格好となった。
 前原誠司国交相が、09年度の新規事業着手の凍結方針を示したサンルダム(上川管内下川町)、平取ダム(日高管内平取町)を含む治水事業は8%減の968億円。10年度のダム事業について、馬淵澄夫副大臣は記者会見で「12月の政府予算案決定までに方針を決める」と述べており、事業凍結がさらに続く可能性もある。
 一方で、食料供給力の強化を目指し、ほ場の大区画化促進や、用排水施設の改良などを盛り込んだ農業・農村整備費は1%減の1071億円を確保した。
 アイヌ文化振興関係では、小中学生向けのデータCD配布など、普及啓発事業に取り組む予算などを盛り込み、10%増の1億4200万円を要求。
 道が取り組む環境、防災などの事業に補助する特定開発事業推進費は27%減の93億円と大幅カットになった。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/194556.html

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