先住民族関連ニュース

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火山噴火や津波、気温低下 アイヌ文化期暮らしぶりは 開拓記念館学芸員らポンマ遺跡で調査

2009-10-22 | 日記
(北海道新聞10/21 14:02)
 【伊達】アイヌ民族による17世紀の畑の畝が確認されている伊達市向有珠町のポンマ遺跡で20日、地質学を専門とする北海道開拓記念館の添田雄二学芸員らが発掘調査を始めた。近世アイヌ文化期(17~19世紀)の環境変化と人々の暮らしの解明が狙い。地層の断面をはぎ取り、展示用資料の作成にも取り組む。
 同遺跡では、1998年に市教委が発掘調査。1663年の有珠山噴火で火山灰に埋もれた畝や、アイヌ民族の貝塚などが見つかった。同記念館の山田悟郎学芸員が分析、アイヌ民族は畑作を行っていたという研究結果をまとめている。
 今回の発掘は24日までの5日間、添田学芸員や市噴火湾文化研究所の青野友哉学芸員ら8人が実施。寒冷化した時期のアイヌ民族の生活や、自然災害の影響などを解明する。
 添田学芸員によると、近世アイヌ文化期の道内は現在より平均気温が2~5度低く、寒さに強いヒエが多く栽培された。ポンマ遺跡でもその確認を狙い、花粉や炭化した種子を採取・分析。「ほかに耕作した根菜類も特定できれば」と話す。
 また40年の駒ケ岳噴火では火山灰が遺跡に積もったほか、津波による堆積物も1998年調査で確認されている。今回は実際に土を採取し、プランクトンの有無など成分を分析し津波を裏付ける。
 この日は仮掘りを行い有珠山噴火の火山灰を確認。調査後は2度の火山灰と畝、津波の砂が残る地層断面を探し、はぎ取り、標本も作る。近世アイヌ文化期の自然災害と人の生活の両面を持つ資料ができれば道内でも珍しく、同記念館や同研究所内に展示する予定だ。(土屋幸宏)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/195582.html

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アイヌ古式舞踊 文化遺産登録を祝賀 阿寒湖畔に垂れ幕

2009-10-22 | 日記
(北海道新聞10/21 14:07)
 【阿寒湖温泉】アイヌ古式舞踊が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことを受け、NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構は、アイヌコタンや各旅館に登録をPRする垂れ幕を設置した。
 垂れ幕は縦10メートル、横90センチなど2種類製作。「祝 ユネスコ世界無形文化遺産登録」などと書かれ、阿寒湖アイヌコタン入り口のほか、温泉街の9旅館、多目的施設「まりむ館」に掲げた。
 同NPOは近く、無形文化遺産登録を記念した旅行商品も売り出す計画。同NPOの蔵根敏文専務理事は「阿寒湖温泉がアイヌ文化の発信基地になるような充実した取り組みを展開していきたい」と話している。(大矢太作)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/195588.html

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【白老】閉館ミンタラで24日から特別セール

2009-10-22 | 日記
(苫小牧民報2009年 10/21)
 10月いっぱいで閉館するポロト湖畔の民芸会館(ミンタラ)で、24日から特別セールが実施される。約20のテナントがアイヌ民芸品を中心に最大8割引。店主らは「これまで応援してくださった方々に感謝の気持ちを伝えたい」と話している。
 白老観光商業協同組合が主催する。全館あげてのセールは、36年のミンタラの歴史の中で「最初で最後」という。各店ともアイヌ刺しゅうが施された民族衣装・鉢巻き・トートバッグはじめ木彫り熊やTシャツ、キーホルダーなどほぼすべての土産品を大幅値下げする。
 セールは営業最終日まで毎日続く。午前8時45分~午後5時。

http://www.tomamin.co.jp/2009s/s09102104.html

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アイヌ語脚光、弁論大会沸く 高まる民族意識 和人参加も

2009-10-22 | 日記
(北海道新聞10/21 15:53)
 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)が主催する全道規模の「アイヌ語弁論大会」の出場者が増えている。1997年の第1回大会は12人だったが、11月に札幌で開く第13回大会には過去最多の52人が出場する。同機構主催のアイヌ語講座への参加者も増えており、同機構は「アイヌ民族だけでなく和人にもアイヌ語への関心が高まっている」とみている。
<北海道新聞10月21日夕刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/195570.html

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■ 白老・竹浦中生考案のメニュー披露、地元食材ふんだん

2009-10-22 | 日記
【室蘭民報2009年10月21日(水)朝刊】
白老町竹浦中学校(福岡俊文校長)の3年生14人が19日、郷土の食を売り出そうと企画、開発を重ねてきた商品、CMを発表した。地元の食材にこだわった「白老定食」は、試食した教諭や役場職員らをうならせた。
商品開発2チームは「親子バーガー」と「白老定食」を開発、宣伝チームは地元特産のサラ貝やシイタケ、カニ、タラコ、白老牛などをPRするCMを制作した。
 「白老定食」を開発した鈴木正利君ら5人は、食材としてオオバユリやサラ貝を入れた釜飯、シイタケのみそ汁、昆布サラダ、アスパラの漬物、アイヌの伝統食材であるキハダの実などをブレンドしたクッキーを披露。開発の狙いや苦労などを説明、「この定食を食べに多くの人が白老にやって来て、白老がにぎわうことを望んでいます」と期待を込めた。(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/10/21/20091021m_07.html

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【むかわ】生干しシシャモをネット販売

2009-10-22 | 日記
(苫小牧民報2009年 10/20)
 鵡川漁協(長谷川光一組合長)が、生干しシシャモのネット販売を始めた。地域団体商標「鵡川ししゃも」の売り込み作戦。今季は若干安く、漁協は「漁も順調で数も確保できる。特選シシャモでPRしたい」と話している。
 漁協が選んだシシャモを、町内の加工業者に委託して生干しし、インターネットで全国販売する。昨季は不漁だったため、120箱の限定販売にとどめた。ただ、「今年は漁も好調で、魚価も安定している。価格を前年よりもお求めやすくした」と説明し、「特選するので数に限りはあるが、500箱は販売したい」とも。
 1箱30匹入りで、雄2800円、雄10・雌20が4300円、雌のみ4900円の3種類。いずれも税込み価格で、送料、代金引換手数料が別途掛かる。
 申し込み先アドレスは、order@jf-mukawa.com ファクスは0145(42)2220。受け付けからおおむね10日程度で発送する。問い合わせは鵡川漁協 電話0145(42)2055。
http://www.tomamin.co.jp/2009s/s09102001.html

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【白老】食で郷土活性 竹浦中3年生が提言

2009-10-22 | 日記
(苫小牧民報2009年 10/20)
 黒毛和牛やサラ貝など白老町の特産品を使いまちの活性化を提言しようと、白老竹浦中学校(福岡俊文校長)の3年生15人が企画・考案したオリジナル商品とコマーシャルの発表会が19日、同校体育館で開かれた。
 総合的な学習のテーマに「郷土の食」を掲げ、生徒たちが札幌のホテルなどへ白老の食材を売り込むセールス活動や、白老産の食材を使った調理実習に取り組んでいる。3年生は1学期からレストランやアイヌ伝統料理の普及に取り組む「ポロトの母さんの会」を取材したほか、NHK室蘭放送局にも足を運び、CM撮影の基本を学んだ。
 この日は3年生が「商品開発」「宣伝」の各グループに分かれ、町の観光担当職員らに成果を報告した。
 商品開発グループは、アイヌ民族の薬草「オオウバユリ」や「エント」を混ぜたクッキー、サラ貝の身や地元産シイタケを炊き込んだ釜飯などをセットにした「白老定食」、イクラや卵をパンに挟んだ「親子バーガー」を発表。価格は原価計算してはじき出した。
 宣伝グループは、生徒自らが撮影、編集したCMを放映。数十秒の間に白老牛、虎杖浜たらこなどの映像を次々登場させ、食材王国の魅力をアピールした。菊地章太君(15)は「白老は田舎というイメージしか持っていなかった。学習を通しておいしい食材があふれていることを知り、今はとても誇りに思える町になりました」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/2009s/s09102002.html

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