先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文化研究センター 総合博物館に統合

2009-10-04 | 日記
(北海道新聞10/03 08:43)
 道は2日、北海道開拓記念館(札幌市厚別区)を改編して設置する総合博物館「北海道ミュージアム(仮称)」に、道立アイヌ民族文化研究センター(同市中央区)を統合する方針を固めた。政府の有識者懇談会が、アイヌ民族の歴史や文化に関する教育・研究施設の整備を提言したことを受け、総合的な研究施設として機能強化を目指す。年度内に基本計画を策定、2014年度までに整備する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/192233.html

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【白老】アイヌ語地名マップ製作へ

2009-10-04 | 日記
(苫小牧民報 2009年 10/3)
 内閣府の採択を受け、白老町で今年度からスタートした「アリキキアンロ(みんな頑張ろう)シラオイ再生プロジェクト~アイヌの智慧(ちえ)を生かしたビジネス創造」の一環として、有識者らによるグループが「白老アイヌ語地名マップ」の製作に乗り出した。マップを使ったアイヌ語地名巡りツアーの開催や子供たちの地域学習など観光振興や文化の普及に役立てたい考えだ。
 市町村単位でのアイヌ語地名マップは登別市や室蘭市、網走管内斜里町など道内各地で製作されているが、白老では初。
 製作には、元アイヌ民族博物館館長の中村齋さん、苫小牧駒沢大学の岡田路明教授をはじめ白老観光協会、白老町などが参加。9月初旬に製作検討委員会を立ち上げ、アイヌ語地名が付いた町内の山や川などを現地調査した。
 調査ではアイヌの神話から名付けられた虎杖浜アヨロ地区の「オソロコッ」(神様が尻もちを付いた跡)や、観光地にもなっている「ポロト」(大きな沼)、ウヨロ川中流の「カッケンハッタリ」(カワガラスのふち)、「タプコプ」(小さいこぶの山)など、地形の特徴をもとに付けられた約50の地名をピックアップした。
 マップはオールカラーのA4判8ページ。白老を西部、中央、東部に分け、見開きで各地域の地図と地名の由来、写真を掲載する。マップは来年2月の完成をめどに、1万部を製作する予定。旅行会社や町内外の学校へ配布するほか、観光協会事務所や役場でも入手できるようにする。また、来年度以降はアイヌ語地名ツアーを行うためのガイドを養成することも検討している。
 岡田教授は「アイヌ語地名には先人たちのロマンや知恵が込められている。マップを持ち実際に現地を訪れることで、アイヌ文化への理解がより進むことを期待しています」と話している。
http://www.tomamin.co.jp/2009s/s09100301.html

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続縄文期のクマ彫刻スプーンなど 伊達の重文 九州へ出張

2009-10-04 | 日記
(Web東奥2009年10月3日(土)
【伊達】市開拓記念館が収蔵する縄文遺跡のクマ彫刻のスプーンなど重要文化財(重文)43点が、九州国立博物館(福岡県)に展示されることになり、9月30日に発送された。伊達の縄文遺跡の重文は本州で展示されたことはあるが、九州では初めて。
 展示されるのは、シカの角にクマの彫刻をあしらったスプーン3点、北九州産とみられるイモガイの腕輪など重文計43点。いずれも約2千年前の続縄文文化に属する「有珠モシリ遺跡」から発掘された。
 同博物館が特別展「古代九州の国宝」に備え、「縄文時代の九州と北海道の交流を浮き彫りにしたい」と貸し出しを要請した。同時に、文化交流展(常設展)「海の道、アジアの路」向けに、「有珠4遺跡」から発掘された近世アイヌ文化期の副葬品の太刀や耳輪など15点も貸し出す。
 展示は10月20日から11月29日まで。大島直行市噴火湾文化研究所長は「伊達市の発掘資料が高く評価された証し」と歓迎。九州から銅鏡や銅矛の貸し出しを受ける予定という。(田村晋一郎)
(北海道新聞提供)
http://www.toonippo.co.jp/doshin_news/news2009/1003_2.html

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