先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

白老・ポロトの森で小学生35人が自然体験キャンプ

2010-08-07 | 日記
【室蘭民報 2010年8月7日(土)朝刊】
 白老町内の小学生を対象にした自然体験キャンプ(白老観光協会主催)が5、6の両日、町内のポロトの森キャンプ場で開かれ、子供たちは川遊びやバーベキュー、アイヌ文化に触れる狩猟模擬体験など、野趣満点のイベントを楽しんだ。
 町内の小学生35人が参加。同協会のほか自然観察団体、アイヌ民族博物館、森林管理署、町、町教委などの大人たちがサポートした。初日の夕食はバーベキュー。子供たちは炭火をおこしたり野菜を切るなど作業を分担。あちこちでわいわいがやがや、歓声も途切れなかった。
 3年連続参加の松田千明さん(虎杖小6年)は「川遊びや何か作るのが一番楽しい」、ピーマンをせっせと切っていた山田千歳さん(萩野小5年)は「みんなで食べるのが楽しい」、中村秀斗君(白老小6年)は「夏休みの宿題に出されている作文にキャンプのことを書きます」と話していた。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/08/07/20100807m_07.html

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文化と食 発信拠点充実 アイヌセンターあす開業 平取

2010-08-07 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 08/07 09:54)
 【平取】日高管内平取町二風谷に8日、アイヌ文化情報センターがオープンする。内部には伝統的生活空間(イオル)の再生を推進する事務所や地元の工芸家の作品を展示・販売する二風谷工芸館などを備えている。建設した町は、アイヌ文化への理解を深めてもらうための情報発信基地として活用していく考えだ。
 センターは木造平屋で450平方メートル。内部には他に調理室もあり伝統食などを作る。総工費は約9900万円で、全額を道からの補助で建設した。8日午後2時半からセレモニーを行う。
 また、情報発信の一環として、「イオル文化大学」を同日開講。午後3時半から開講式と初回の講義を行う。アイヌ文化の専門家に2カ月に1回、講義をしてもらう。無料。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/245191.html

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晴れやか「蝦夷太鼓」/釧路で受賞報告

2010-08-07 | アイヌ民族関連
(釧路新聞 2010年08月07日)
 北海道くしろ蝦夷太鼓保存会の石田榮一会長、石田博司、貝塚勝一両会長代行が6日、釧路新聞社を訪れ、第32回「サントリー地域文化賞」の受賞報告をした。贈呈式は4日に東京で行われ、石田会長のほか役員、太鼓の打ち手代表8人が出席した。同賞はサントリー文化財団が地域文化の発展に貢献した個人や団体をたたえるもので、今回は全国から5団体が受賞、道内では同会が唯一選ばれた。アイヌ文化と和太鼓を融合させた新たな郷土芸能として高く評価され、贈呈式では石田会長が記念の盾と副賞を受けた。 

http://www.news-kushiro.jp/news/20100807/201008077.html

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TENJIN便り:昭和の土鈴370点 /福岡

2010-08-07 | アイヌ民族関連
(毎日新聞 2010年8月6日 地方版)
 古くは神事に用いられ、現在は郷土玩具として親しまれている土鈴を集めた「土鈴まつり」が5日、中央区平尾1の「古道具のささや」で始まった。12日まで。
 「昭和30年代の旅行ブームで、土鈴は土産物として全国で盛んに作られた。地方色豊かで、素朴な音が魅力です」と、店主の佐々木修さん(35)。今回は、戦前から昭和50年代ごろに作られた約370点を展示即売(すべて500円)する。博多にわかや献上博多帯など郷土の作品の他、韓国のお面や北海道のアイヌ文化をモチーフにした土鈴もある。また、懐かしいテレビ人形劇のキャラクターなど珍品も。
 佐々木さんは「これほど多くの土鈴を目にする機会はあまりないと思います。ぜひお気に入りの一品を見つけてください」と話している。営業は午後2~8時(9日休み)。問い合わせは、同店(092・531・4373)。【幸島朋子】
〔福岡都市圏版〕
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100806ddlk40040466000c.html

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【白老】小学生が夏休みキャンプ

2010-08-07 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2010年 8/6)
 白老町観光協会(小西秀延会長)主催のポロトの森自然体験キャンプが、5日から1泊2日の日程で行われた。小学生34人がアイヌ文化体験などを通じて楽しい思い出をつくった。
 4年目の夏休みイベント。北海道BBQカレッジ、アイヌ民族博物館、地元の自然ガイドが協力している。
 5日はアイヌ文化にちなんだ体験として、シカに見立てたわら人形を標的に弓矢を放ったり、川では伝統のうらい漁にも挑戦。夜は星空やホタルの観察に出掛けるなど、夏のキャンプを存分に楽しんだ。

http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10080604.html

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美しい矢筒やトドの皮 北方民族資料館で収蔵展

2010-08-07 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 08/06 14:16)
 【函館】函館市北方民族資料館(末広町)で、2010年度収蔵資料展「アイヌの狩猟・漁労具と交易」が開かれている。中国や本州との交易品となった海獣の皮など希少な資料が並び、アイヌ民族と交易のかかわりを紹介している。
 同館を運営する函館市文化・スポーツ振興財団の主催。同館のほか、松前、上ノ国両町の町教委などの収蔵品計約120点を並べた。
 目を引くのは胆振管内のアイヌ民族から収集したという矢筒。布などを素材に、16世紀に作られたものとして伝えられてきた。
 このほか、細かな文様の彫刻が美しい木製矢筒や、上ノ国町で出土したやじり、広げると約3平方メートルになるトドの皮なども展示。
 同館の松崎水穂学芸員は「工夫を凝らした道具で狩猟し、交易していた活発な営みを知ってほしい」などと話す。
 10月17日まで。入館料は大人300円など。問い合わせは同館(電)0138・22・4128へ。(酒井聡平)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/245060.html

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国連委 政府の取り組みに「遺憾」

2010-08-07 | アイヌ民族関連
(Fonte 10-08-06)
 6月12日、「国連・子どもの権利委員会」は日本の定期報告書を審査し、「総括所見」を採択した。定期報告に基づく審査および勧告は、今回が3回目。(本紙では要約を6.7面に掲載)
 「児童の権利に関する条約」(以下、条約)は、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約。日本は1994年に批准した。
 締約国は第44条に基づき、「国連・子どもの権利委員会」(以下、委員会)に対し、自国での取り組みに関する報告書を提出することが義務づけられている。委員会は、子どもの権利保障という観点から法律、福祉、教育などの各分野がきちんと整備され機能しているかを審査する。不十分とされた場合には勧告というかたちで改善を促されるわけだが、「総括所見」そのものに法的拘束力はない。
 3回目となる今回の「総括所見」では冒頭、第2回勧告(04年)に基づく日本政府の取り組みに一定の評価をしつつも、多くがあまり実施されていない、もしくはまったく実施されていないことについて、「遺憾に思う」との見解を示した。
 「総括所見」で示された中身を見ていくと、子ども手当てや高校授業料無償化など、時事的な取り組みも審査されており一定の評価を得た。しかし、こうした取り組みが子どもの生活にどう影響するのか、追跡調査による評価が困難であるという懸念を示した。
◎ ADHD治療、 薬物中心を懸念
 委員会からの勧告は今回で3回目となるが、なかには第1回勧告(98年)、第2回勧告と是正を受けていながらも、みたび改善を求められている項目がいくつかある。具体的には、コリアンやアイヌなどの民族的マイノリティ、障害、婚外子などを背景に持つ子どもに関わる法整備などがなされておらず、いまだに根強い社会的差別があることが指摘されている。同様の問題として「自殺の増加」「体罰」などが挙げられた。
 「メンタルヘルス」については、注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療に関する調査研究および医療専門家の研修が実施されていることを評価する一方、ADHDがおもに薬物によって治療されるべきと見なされていること、ならびに社会的要因が正当に評価されていないなどの懸念があると指摘。この点についてはさらに踏み込み、ADHDと診断される子どもたちの推移をふまえたうえで、同分野における調査研究が製薬産業とは独立して実施されるよう勧告している。
 不登校(truancy)に関しては、「教育」の項目で触れられている。少子化が進むなかでの過度な競争が、いじめ、精神障害、不登校、中途退学、自殺などを助長している可能性があると指摘した。こうした学校が過度な競争状態にあることについての懸念および是正勧告については、第1回、第2回に続いて今回の「総括所見」でも盛り込まれた。
 今回の勧告を踏まえ今後、日本が子どもの権利保障に向けてどう取り組むか。成果と取り組みの概要を盛り込んだ次回の報告書は、2016年5月をめどに提出することになる。
http://www.futoko.org/news/page0806-739.html

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メキシコ先住民族リーダーの保護を

2010-08-07 | 先住民族関連
(レイバーネット 2010.08.05 通巻434号)
8月9日は「世界の先住民族の国際デー」です。これは、1992年8月9日に人権促進・保護小委員会の先住民族作業部会第1回会合が開かれたことを記念して定められました。
1992年から15年が経過した2007年9月13日、国連総会において「先住民族の権利に関する国連宣言」が採択されました。この宣言は、先住民族の生活や習慣と密接につながっている土地、地域、天然資源に対する彼らの権利を認め、他のあらゆる人びとと同じように先住民族が自己決定権を持つとしています。世界各地の先住民族は、この宣言採択に勇気づけられながらも、彼ら自身が日々直面している人権侵害と闘い続けています。
メキシコのメファア先住民族団体(OPIM)は、メファア先住民族の生活を向上させるために小規模の経済・社会開発プロジェクトを推進しています。同時に、先住民族の男性の強制断種や軍による女性強かん事件など、当局による人権侵害を追及していました。そうした活動によって、OPIMの若きリーダーであるオブティリア・エウゲニオ・マヌエルさんは、2005年以来、頻繁に死の脅迫や嫌がらせを受けています。何人かの同僚は殺されました。同じくOPIMのラウル・ヘルナンデスさんは無実の罪で収容され続けています。
2010年3月、OPIMの事務所に1通の脅迫状が届きました。脅迫状には、「オブティリア、静かにしていろ、このあばずれ、政府を批判するな…(中略)…自分が鉄でできていると思うな。銃弾が突き抜けるぞ」と書かれていました。
「ここでは自由に生きることができない」とオブティリアさんは言います。メキシコでは、先住民族の権利宣言を実現していく取り組みと同時に、先住民族コミュニティのために働く活動家の安全の保証が緊急に求められているのです。
▼メキシコの人権活動家の保護を求めるアピール・ハガキ(英語)
http://www.amn esty.org/en/library/info/AMR41/054/2010/en

http://www.labornetjp.org/news/2010/1281002828217staff01

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横浜税関:「忠実に職務果たしたい」 秋山・税関長が着任会見 /神奈川

2010-08-07 | アイヌ民族関連
(毎日新聞 2010年8月5日 地方版)
 3日付で着任した秋山和美横浜税関長(55)が4日、同税関で着任会見を開き「徴税や通関の取り締まり執行機関として、基本に忠実に職務を果たしたい」と抱負を語った。
 秋山税関長は、港湾の活性化が叫ばれている現状に「経済状況が変わる中、サービスや利便性向上に努めたい」と述べた。また11月に横浜市であるアジア太平洋経済協力会議(APEC)について、「水際の取り締まりに全力を挙げる。警察や海上保安庁と連携しながら成功へもっていきたい」と語った。
 千葉県出身。一橋大経済学部を卒業後、78年に旧大蔵省入省。国税庁課税総括課長、預金保険機構財務部長、内閣審議官(アイヌ総合政策室長)などを経て現職。【吉住遊】
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100805ddlk14010311000c.html

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エゾシカとの共生訴え全国優秀賞/標茶高校の國井さん

2010-08-07 | アイヌ民族関連
(釧路新聞 2010年08月05日)
 標茶高校3年の國井秋穂さんが7月24日、千葉県で行われた第4回全国高校生環境スピーチコンテスト(千葉商科大学主催)で、最優秀賞を受賞した。釧路、根室地域の重要課題となっているエゾシカの農林業被害と真摯(しんし)に向き合い、将来構想も提示した意見発表が高い評価を受けた。今回のコンテストには、予備審査を通過した13人が臨んだ。國井さんは「ヒトとユク(アイヌ語でエゾシカの意)」という演題で、エゾシカが農作物を食い荒らし、森林を傷つけ生態系を壊している現状を、人がエゾオオカミを絶滅させてしまったことに起因すると指摘。さらに、この生物多様性が失われた事態に対して「わたしたちが責任を取らなければなりません」と訴えた。
http://www.news-kushiro.jp/news/20100805/201008055.html

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