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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

道議会文教委が末広小のチセを見学

2010-08-20 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2010年8/19)
 道議会文教委員会(山本雅紀委員長)の委員12人が19日、千歳末広小学校(藤崎利博校長)を訪れ、校内の空き教室に建てたアイヌの伝統家屋「チセ」を見学した。
 道議会文教委の道内調査の一環で、18日の教育関係者との意見交換会に出席し、19日に末広小を訪ねた。
 委員はチセの床に車座になり、1年から6年までのアイヌ文化学習の内容について説明を受けた。ゲスト講師の野本久栄さんは、チセの構造や展示物の内容に触れながら、建設時の苦労を語り、「道議会の皆さんにもアイヌ教育への配慮と応援をお願いしたい」と訴えた。
 チセ見学の後は1年生のウポポ(座り歌)学習の様子も視察した。山本委員長は「学校の中にチセがあって子供たちがいつでも本物に触れられる環境はすごい。実際に目にして正直驚いた」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/2010c/c10081902.html

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千歳市立図書館に長見義三コーナー

2010-08-20 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2010年8/19)
 作家で、郷土史家の故長見義三さんの作品や活動を紹介する常設展が、千歳市立図書館郷土資料コーナーに開設された。
 長見さん10代後半の「穂別(在住)時代」、「早稲田派の作家として活躍した時代」、1942年秋の「色丹島への旅」、終戦後の「郷土史研究に打ち込んだ時代」、「アイヌ民話集」の順に著作やその原稿・草稿、作品発表誌、写真などを展示している。ほとんどが千歳市春日町の自宅に眠っていたもの、という。
 「ちとせ地名散歩」に掲載した自作の千歳市古地名地図はパネルにした。千歳地名解読ノート(取材メモ)も見やすく拡大して紹介している。
 紙芝居もある。千歳周辺に伝わるアイヌ民話を基に書いた童話「ちとせのウエペケレ」の原点とも言える貴重な資料だ。1950年ごろ、近所の子供たち向けに作ったという。
 地図パネルを制作した長見さんの長男で、東京在住の元出版社カメラマン、有方さん(63)は「立派な常設展ができた。自分の父にはもったいないのでは―と恐縮している。千歳の人たちに、再び父の本を読んでもらうきっかけになれば」と話している。
 長見さんは昭和初期の文壇で活躍し、「姫鱒」は芥川賞候補になった。戦後は千歳に住み、郷土研究、文化財保護などに尽力し、94年に85歳で亡くなった。常設展は昨年6月の没後15年記念「白雲木祭」後、長見さんを慕う地元有志が準備を進めてきた。
http://www.tomamin.co.jp/2010c/c10081901.html

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アイヌ民族愛飲のお茶発売 野草でティーパック 白老の授産施設が商品化

2010-08-20 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 08/19 15:18)
 【白老】社会福祉法人白老宏友会が運営する通所授産施設ポプリ(東町5)は、アイヌ民族が活用した野草ナギナタコウジュで作った「エント茶」のティーバッグを商品化し、発売を始めた。
 ナギナタコウジュはシソ科の一年草で、「エント」はアイヌ語。強い香りを持つことから、アイヌ民族は「病魔を遠ざける」として、葉や茎を茶にして飲んでいたとされる。
 町内は山野草が豊富で、アイヌ民族博物館(若草町)でも来館者に振る舞っており、ポプリが観光土産にしようと考案。町内でナギナタコウジュの茶葉と種を収穫し、商品化にこぎつけた。
 パッケージには、同博物館のシンボル「コタンコルクル」(村長)やアイヌ文様をあしらった。今春には町竹浦の所有地などに種をまいて栽培を始めており、本格生産を視野に入れている。
 同博物館のミュージアムショップ「イカラカラ」で販売している。ティーバッグは煮出し用で、10個入り500円。問い合わせはポプリ(電)0144・85・2335へ。(阿部里子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/247007.html

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