先住民族関連ニュース

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ペルー先住民ら政党結成、11年大統領選に候補擁立へ

2010-08-13 | 先住民族関連
(afp bbNews 2010年08月12日 14:47 発信地:リマ/ペルー)

8月12日 AFP】ペルーのアマゾン川流域に暮らす先住民らが11日、独自の政党を9月に結成すると発表した。大統領を輩出することを目指し、来年行われる大統領選にさっそく候補者を立てるという。
 65部族が参加する「ペルーアマゾン地帯開発インターエスニック協会(AIDESEP)」のアルベルト・ピサンゴ(Alberto Pizango)代表は記者会見で、政党名を「Alliance for the Alternative of Humanity」と発表した。略称の「APHU」は、ケチュア(Quechua)語で「首長」を意味する「apu」をもじったものだという。
 来年4月の大統領選には、ピサンゴ氏が出馬する意向だ。
■ペルー先住民族の歴史に一石
 ペルーの先住民には長年、国政への発言権がほとんど与えられてこなかった。公式統計によると、同国の人口2800万人のうち先住民は40万人だが、ピサンゴ氏は「100万人以上はいるはずだ」と主張する。
 同氏が大統領に選出される可能性は極めて低いとはいえ、同氏の出馬は、国政において先住民問題への注目度を高める好機となる。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2747645/6066919

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ボリビアの住商系鉱山、先住民デモで操業一時中断

2010-08-13 | 先住民族関連
(msn産経ニュース 2010.8.12 10:56)

 ボリビア南部ポトシ県で先住民らによる抗議デモが活発化、公共の送電施設を占拠したのに伴い、同県で住友商事が出資するサンクリストバル鉱山は11日までに操業を一時中断した。スペイン通信がピメンテル鉱業・金属相の話として報じた。
 同相によると、鉱山は送電が完全に停止される事態に備えた予防措置として操業を見合わせているという。
 ポトシ県では先月下旬から地方開発の遅れなどに不満を募らせた先住民が道路などを封鎖。一部が過激化しており、警察施設の占拠を計画しているとの情報もある。
 サンクリストバル鉱山は亜鉛や銀で世界有数の生産量で知られ、亜鉛精鉱の一部は日本にも輸出されている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100812/amr1008121058005-n1.htm

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【白老】アイヌの遊びがお気に入り 小学生が体験

2010-08-13 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2010年 8/12)
 アイヌの昔の暮らしを体験する催しが11日、白老町ポロト湖畔のアイヌ伝統家屋チセで行われ、地元の小学生が先人の遊びや食を肌で体感した。
 アイヌの伝統的生活空間(イオル)再生事業の一環。復元されたチセに14人が集った。
 白老町内のアイヌのエカシ(おじいさん)、フチ(おばあさん)が先生役となり、自然の恵みを無駄なく使う精神文化、サケをくし刺しにしていろりで焼く「チマチェプ」の作り方や、民族の踊りを指導した。
 子供たちは、ホッキ貝の殻に縄を通して作った下駄「セイピラッカ」が気に入ったようで、縄でバランスを取りながら歩くアイヌの遊びに夢中だった。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10081202.html

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【白老】アイヌ記念広場の老木枯死 樹齢100年ハルニレ

2010-08-13 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2010年 8/12)

 白老町高砂町のアイヌ民族記念広場のハルニレが、枯死状態であることが分かった。推定樹齢100年。大正・昭和の時代、白老アイヌの診療に力を尽くした故高橋房次医師(1882~1960)の病院跡地にあって、長い間まちを見守ってきた。銘木の枯死を惜しむ声は多い。
 高さ15メート。幹周りは最大で2メートル。元気であればこの時期、青々とした葉が生い茂るはずだが、今は幹や枝がむきだしになった状態だ。
 昨年ごろから葉の付きが悪くなったという。今年6月、町内の樹木医・有田勝彦さん(70)が診断したところ、木が腐っていることを示すキノコの一種「ニレサルノコシカケ」が根元に生えていた。幹には害虫のキクイムシが開けたと思われる穴が無数に確認された。6月にはわずかに見られた葉も、7月20日に調査した時にはすべて枯れてしまっていた。
 有田さんによると、太い枝の折れた個所から腐朽菌が侵入した可能性がある。「現状では救いようのない状況。来年は葉を付けることすら難しい」といい、このままでは腐食が進み、倒木の恐れもある、とも。
 近所に住むアイヌの男性(61)は「子供のころ、高橋先生の病院で診察をした帰りは必ず木登りをした。病院が無くなり、唯一残ったハルニレはわれわれアイヌの心のよりどころだ」話す。
 高橋医師は1922年、同広場に建てられた道立白老病院の初代院長として赴任した。ハルニレはこの時すでにあったようだ。高橋医師は経済的に恵まれないアイヌの人々に無償で診療した。名誉町民第一号。
 広場を管理する道アイヌ協会白老支部は、伐採を含めハルニレを今後どうするか検討するという。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10081201.html

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