【2011年7月3日(日)朝刊】
歴史・地形研究家の鈴木梅治さん(59)=登別市=が講師を務める講座「アイヌ神謡集の詠唱」が2日、室蘭市海岸町の市民活動センターで開かれ、著者である知里幸恵の世界に市民らをいざなった。
市民8人が参加。鈴木さんはアイヌ神謡集の序文とさわりの部分を和訳して詠唱した。「その昔、この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました」「銀のしずく降る降るまわりに」などの一文を、独特の節を付けて歌うように語った。
合間には「日本語の『氷』は凍る物を意味するが、アイヌ語で氷を指す『ルイベ』は解けること。民族が違うと文化も違ってくる」などと分かりやすく解説した。
講座は9日午後1時にも同センターで開かれる。参加無料だが事前申し込みが必要。申し込みは同センター、電話0143・25局7070番へ。
(山田晃司)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/07/03/20110703m_04.html
歴史・地形研究家の鈴木梅治さん(59)=登別市=が講師を務める講座「アイヌ神謡集の詠唱」が2日、室蘭市海岸町の市民活動センターで開かれ、著者である知里幸恵の世界に市民らをいざなった。
市民8人が参加。鈴木さんはアイヌ神謡集の序文とさわりの部分を和訳して詠唱した。「その昔、この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました」「銀のしずく降る降るまわりに」などの一文を、独特の節を付けて歌うように語った。
合間には「日本語の『氷』は凍る物を意味するが、アイヌ語で氷を指す『ルイベ』は解けること。民族が違うと文化も違ってくる」などと分かりやすく解説した。
講座は9日午後1時にも同センターで開かれる。参加無料だが事前申し込みが必要。申し込みは同センター、電話0143・25局7070番へ。
(山田晃司)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/07/03/20110703m_04.html