先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

室蘭でアイヌ神謡集の詠唱~知里幸恵の世界広がる

2011-07-04 | アイヌ民族関連
【2011年7月3日(日)朝刊】

 歴史・地形研究家の鈴木梅治さん(59)=登別市=が講師を務める講座「アイヌ神謡集の詠唱」が2日、室蘭市海岸町の市民活動センターで開かれ、著者である知里幸恵の世界に市民らをいざなった。
 市民8人が参加。鈴木さんはアイヌ神謡集の序文とさわりの部分を和訳して詠唱した。「その昔、この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました」「銀のしずく降る降るまわりに」などの一文を、独特の節を付けて歌うように語った。
 合間には「日本語の『氷』は凍る物を意味するが、アイヌ語で氷を指す『ルイベ』は解けること。民族が違うと文化も違ってくる」などと分かりやすく解説した。
 講座は9日午後1時にも同センターで開かれる。参加無料だが事前申し込みが必要。申し込みは同センター、電話0143・25局7070番へ。
(山田晃司)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/07/03/20110703m_04.html

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登別・第一滝本館「感謝祭 鬼の篝火」…50人太鼓で開幕

2011-07-04 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2011年7月3日(日)朝刊】

 登別市登別温泉町の第一滝本館(南太郎社長)の「第3回たきもと感謝祭 鬼の篝火(かがりび)」が1日、10月31日までのロングラン(123日間)でスタート。勇壮な50人太鼓でオープニングを飾り、緩急をつけた“技”から生み出される音色が会場いっぱいに響き渡った。
 宿泊客への感謝の気持ちを込めた企画。期間中は18団体4個人が郷土芸能・登別温泉熊舞、和太鼓や民謡、津軽三味線、YOSAKOIソーラン、アイヌ古式舞踊などを届ける。
 初日は地元登別はじめ室蘭、神戸市(兵庫県)の7和太鼓チームが共演。華麗なバチさばきから、全身を揺さぶるような力強いリズムを刻んで盛り上げた。(粟田純樹)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/07/03/20110703m_06.html

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幻想!白蛇姫の舞

2011-07-04 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞 2011年07月03日 15時02分

 【鹿追】第40回白蛇姫まつり(鹿追町観光協会主催)が2日、然別湖畔で行われた。同湖にまつわるアイヌの伝説を再現した白蛇と姫の舞が披露され、その迫力と優雅さが訪れた観光客らを魅了した。
 40回の節目の開催で、会場は近年にない見物人の数に。夜霧に覆われた中、本祭は午後8時、帯広カムイトウウポポ保存会による「カムイ・ノミ」(神々の祈り)で幕開けした。
 「白蛇姫舞」は、凶作時に女神のお告げによって然別湖でオショロコマを得て飢えをしのいだという伝説を基にしたもの。全長14.4メートルと8メートルの親子の蛇が白蛇姫に先導されながら湖から上陸し、会場となった同温泉街の広場で約15分間、東日本大震災の犠牲者への冥福、来場者の幸せへの願いを込めて舞を披露した。
 札幌市から友人3人で来ていた会社員佐々木春香さん(39)は「迫力があって幻想的、とても良かった」と話していた。
 40回目の記念行事として、鹿追中学校有志生徒による「子ども白蛇」や鹿追中と鹿追高吹奏楽部の合同演奏、アイヌ民族舞踊、灯ろう流しも行われた。
http://www.tokachi.co.jp/news/201107/20110703-0009680.php

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大里中でアイヌ芸能公演

2011-07-04 | アイヌ民族関連
沖縄タイムス 2011年7月2日

アイヌ民族の文化を学ぼうと、北海道鵡川(むかわ)アイヌ文化協会を招いた芸能公演が1日、南城市立大里中学校(大城朗校長)で行われた。
 子どもたちに多様な文化を伝えたいと市文化協会(松田竹徳会長)が招待。ユネスコの無形文化遺産に登録されているアイヌ古式舞踊で座り歌「ウポポ」や、踊り歌「リムセ」など11演目を披露。初めて見聞きするアイヌの芸能に、生徒たちは興味深そうに見入っていた。宮城弘幸君(3年)は「楽器の音が印象的だった。一生忘れない」と話した。2日には、アイヌと市内の子どもたちが踊りや歌を披露する芸能公演が市大里農村環境改善センターで開かれる。入場無料で午後1時半と午後6時半からの2回公演。問い合わせは同協会事務局、電話090(3014)2893松田さん。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-07-02_19976/

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子ども白蛇」の舞 初披露へ 鹿追

2011-07-04 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 07/01 15:00)

 【鹿追】然別湖の伝説から生まれた郷土芸能「白蛇姫舞(はくじゃひめまい)」を披露する白蛇姫まつり(町観光協会主催)が、7月2日午後5時から、同湖畔で開かれる。今年で40回目を迎え、町白蛇姫舞保存会が特製手拭いを限定販売するほか、中学生による「子ども白蛇」の舞が初めて披露される。
 伝説は、アイヌ民族が昔、飢えに苦しんだ際、白蛇を伴った女神が現れて湖の魚を食料にするよう教え、難を逃れたという物語。伝説を基に1972年、布などで作った白蛇が幻想的に舞うまつりが企画され翌年、同保存会ができた。
 今年のまつりは、大人の舞に加え、中学生27人が参加する「子ども白蛇」が登場。アイヌ100+ 件民族の舞踊やムックリの演奏も披露される。白蛇姫を描いた特製手拭いは、限定200枚を1枚千円で販売する。
 同保存会は「伝統を受け継ぐ若い力の頑張りを見てほしい」と来場を呼びかけている。問い合わせは、同協会(電)0156・66・4034へ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/302832.html

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【駅舎 旅スケッチ】大沼駅

2011-07-04 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2011年06月29日

■湖のほとりにひっそり
 新日本三景のひとつ、大沼国定公園の湖のほとりにある大沼駅。森駅から駒ケ岳回りと砂原回りに分岐する路線は、ここで合流し、また一本の路線となる。
 似たような名前の隣駅、「大沼公園駅」が新しくきれいで、駅前も観光地らしい賑(にぎ)わいがあるのに対し、こちら大沼駅は古めかしい木造駅。駅前はひっそりとしているが、改札業務は行われ、特急も停車する。
 駅の「大沼駅小史」の看板によると、大沼駅は1903(明治36)年に開設。20年にアイヌの酋長(しゅうちょう)・イクサンタの名にちなんで軍川(いくさがわ)駅と改称し(渡し守・イクサップの説も)、20年に元の大沼駅に戻ったという。
 駅の窓口でオリジナルオレンジカードを3千円以上買うと、レアなしおりと乗車証明書がもらえる。駅名の変遷に加え、鉄道ファンの心をくすぐる駅である。
(絵と文・今井克=画家)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000791106290001

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