(苫小牧民報 2011年 7/22)
千歳市中央の国指定史跡・キウス周堤墓群内に自生するオオウバユリの大群落が見頃を迎え、墓内は独特の甘い香りに包まれている。
オオウバユリは、茎の上部に横向きの緑白色の花をつけるユリ科の多年草。道内に広く自生しており、アイヌ民族が「トゥレップ」と呼んで食料として活用した。
キウス周堤墓群は約3000年前の縄文時代後期に作られた墓所で、墓を掘った土が土手状に積み上げられているのが特徴。大きなもので直径75メートルなど8基あり、地上から見られる国内最大の墓として1979年に約5万ヘクタールが国指定史跡に指定されている。
オオウバユリは、墓内の草刈りで雑木がなくなったことから一気に繁殖。今では墓内を埋め尽くすほどになっている。
暑かった昨年は7月中旬には開花したが、気温の上がらない今年は1週間以上遅れて見頃を迎えた。
http://www.tomamin.co.jp/2011c/c11072201.html
千歳市中央の国指定史跡・キウス周堤墓群内に自生するオオウバユリの大群落が見頃を迎え、墓内は独特の甘い香りに包まれている。
オオウバユリは、茎の上部に横向きの緑白色の花をつけるユリ科の多年草。道内に広く自生しており、アイヌ民族が「トゥレップ」と呼んで食料として活用した。
キウス周堤墓群は約3000年前の縄文時代後期に作られた墓所で、墓を掘った土が土手状に積み上げられているのが特徴。大きなもので直径75メートルなど8基あり、地上から見られる国内最大の墓として1979年に約5万ヘクタールが国指定史跡に指定されている。
オオウバユリは、墓内の草刈りで雑木がなくなったことから一気に繁殖。今では墓内を埋め尽くすほどになっている。
暑かった昨年は7月中旬には開花したが、気温の上がらない今年は1週間以上遅れて見頃を迎えた。
http://www.tomamin.co.jp/2011c/c11072201.html