先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

オオウバユリの大群落見頃 千歳の国指定史跡・キウス周堤墓群内

2011-07-23 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 7/22)

 千歳市中央の国指定史跡・キウス周堤墓群内に自生するオオウバユリの大群落が見頃を迎え、墓内は独特の甘い香りに包まれている。
 オオウバユリは、茎の上部に横向きの緑白色の花をつけるユリ科の多年草。道内に広く自生しており、アイヌ民族が「トゥレップ」と呼んで食料として活用した。
 キウス周堤墓群は約3000年前の縄文時代後期に作られた墓所で、墓を掘った土が土手状に積み上げられているのが特徴。大きなもので直径75メートルなど8基あり、地上から見られる国内最大の墓として1979年に約5万ヘクタールが国指定史跡に指定されている。
 オオウバユリは、墓内の草刈りで雑木がなくなったことから一気に繁殖。今では墓内を埋め尽くすほどになっている。
 暑かった昨年は7月中旬には開花したが、気温の上がらない今年は1週間以上遅れて見頃を迎えた。
http://www.tomamin.co.jp/2011c/c11072201.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【白老】元気まち港まつり、あす開幕

2011-07-23 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 7/22)

 2011元気まちしらおい港まつり(同実行委員会主催、苫小牧民報社後援)が23、24の両日、白老港特設会場で開かれる。約1000発の打ち上げ花火大会や海上自衛隊艦艇の公開、白老牛や毛ガニといった地場産品の格安販売など、注目の催しが目白押しだ。
 港まつりは昨年、口蹄(こうてい)疫問題の影響で中止となったため、今回が2年ぶりの開催。「食」「環境・防災」を掲げ、出店、ステージイベント、体験行事で構成している。
 23日は午後5時から陸上自衛隊第1特科団音楽隊の演奏で開幕。オープニングセレモニーの後、午後6時30分から餅まき大会。花火大会は午後8時に始まる。
 24日は午前9時~10時に、活毛ガニやホッキ貝、サラ貝などを格安で販売する「白老港朝市」を開催。新イベントの白老牛をその場で食べられるバーベキューコーナーも終日設けられる予定。
 同日の午前9時30分と午後0時30分からは、室蘭開建の業務艇「はやぶさ」で港内を巡る「白老港ポートウオッチング」の参加受け付け。午前10時~正午、午後1時~3時には海上自衛隊のミサイル艇「わかたか」を一般公開する。
 ステージではアイヌ古式舞踊や虎杖浜越後踊り、アニメのキャラクターショーなどが繰り広げられ、午後4時20分からのしらおい元気まち音頭踊りパレード、午後5時からの餅まきでフィナーレを飾る。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11072201.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊達市開拓記念館にオオウバユリ咲く、市民ら目奪わる

2011-07-23 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年7月22日(金)朝刊】

 伊達市開拓記念館の野草園では、ユリ科の多年草・オオウバユリの群生が咲き誇り、園内を散策中の市民が花の迫力に目を奪われている。
 アイヌ語で「トゥレプ」の名を持つ植物で、根から採れるデンプンは薬や貴重な保存食として重宝された。種から芽を出し咲くまでに10年近くかかるが、一度咲くと数日で散り、枯れてしまうはかない一生を送る。
 園内では1メートル前後から、大人の背丈を超える高さに成長したものもあり、最頂部から茎を中心に乳白色の花を20個ほど付け、ひときわ存在感を放っている。
(菅原啓)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/07/22/20110722m_07.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする