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米たばこ会社と州政府との和解案が暗礁に

2011-07-31 | 先住民族関連
ウォールストリートジャナル 2011年 7月 30日 10:02 JST

米国州政府と大手たばこ会社との間で争点となっている売上高からの71億ドルの支払いに関する和解案を多くの州検事総長が拒否し、最終合意が難しくなっている。関係筋が明らかにした。
 1998年の歴史的な和解合意に基づき、アルトリア傘下の米国フィリップモリスや他の大手たばこ会社は毎年46州に賠償金を支払っているが、その支払金をめぐって長らく続いてきた係争を解決するための提案をニュージャージー州、ユタ州、ミズーリ州などを含む数州が拒否した。
 この提案では、大手たばこ会社が州に対して保留している、あるいは1998年の協定の下、異議を申し立てている資金のうち約20億ドルを回収できる。しかし、覚書によると、最終合意に至るには、一定数(クリティカルマス)の州の支持が必要だ。
 ユタ州のキャシー・キンスマン検事総長補佐は取材に応じ、たばこ業界の市場シェアにおいて過半数を占める諸州が提案を拒否したと語った。ただし、実際何州が拒否したかは明らかにしなかった。
 大手たばこ会社は、2003年から2010年の売上高に対して71億ドルを支払う必要はないと主張してきたが、その係争を解決するため、今年に入り、たばこ会社と十数州が暫定合意に至っていた。
 これらのたばこ会社は、1998年合意の当事者となっていない小規模のたばこ会社からは州政府は十分な支払いを徴収しておらず、その結果市場シェアを失ったと主張していた。2003年分の支払いをめぐって係争中の11億ドルについては現在調停中だ。
 暫定合意では、財政難の州政府は係争中の金額のうち数十億ドルを回収する。また、1998年の和解の当事者でない小規模のたばこ会社から料金や税金を徴収する方法についても規制を改定する。先住民族の一部は、部族が所有するたばこ会社に不公平な負担がかかるとして同案を批判していた。
 ユタ州のキンスマン検事総長補佐は、ユタ州が同案に反対したのは一部、新規制が必要になれば州政府と先住民族との関係が悪化するおそれがあるためだとした。
 たばこメーカーと州政府とのこの交渉は、州の財源としてのたばこ収入の重要性を浮き彫りにしている。カリフォルニア州、ニューヨーク州、オハイオ州を含む少なくとも12州がたばこ訴訟の和解金を裏づけとした何十億ドルもの地方債を発行している。
記者: David Kesmodel
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_281982

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睡眠を学習 寝かせない!?大学講義人気

2011-07-31 | 先住民族関連
東京新聞 2011年7月30日

 睡眠を科学と文化の両面から研究し、よりよい眠りへと導こうとする新しい学問分野が学生たちに人気だ。背景には、快適な眠りを遠ざける若者たちの生活の変化もあるようだ。 (安食美智子)
 「世界ではどんな夢を見るのでしょうか」。東京都豊島区の立教大学で、豊田由貴夫同大観光学科教授(文化人類学)の授業が始まった。この日のテーマは「夢の民族誌」。
 スライドで世界地図が映し出され、民族による夢のとらえ方の違いが映像とともに紹介されていく。夢の中で足をけられると、目覚めた後も足が痛いと感じるオーストラリアの先住民、夢を体から離れた魂の体験と信じるパプアニューギニアの民族、悪夢除けの網「ドリームキャッチャー」を使うネーティブアメリカン…。
 授業は毎回、異なるテーマで半年間に十一回行われる。講師陣は、眠りを多面的に研究することで、暮らしの質を向上させようと昨年九月、設立されたNPO法人「睡眠文化研究会」の会員が中心。二百六十八人の定員に約一・三倍の三百四十四人が受講を希望し、抽選となった。
 同研究会事務局長で、睡眠改善インストラクターの鍛治恵さんが担当した授業では、「眠りのよそおいとしつらい」をテーマに、日、韓、米の寝間着を比較し、それぞれの国の睡眠環境を紹介。
 「寝室地図」と称して、部屋の中の寝る位置や、そばに置く物などの事例を集めて研究している武庫川女子大(兵庫県西宮市)の藤本憲一教授(メディア環境論)は、そばに置く物や就寝前の行動をいくつかのパターンに分類し、性格が表れることなどを解説した。
 受講した同大一年、安富めぐみさん(18)は「夢という身近なものを、地図や映像で視覚的に学ぶことができる」。同四年、西山範彦さん(21)は「睡眠と体温変化の関係が分かり、生活に取り入れている」と話す。
 同研究会の会員らは京都大学と放送大学でも同様の授業を実施。京大でも二百四十五人の定員に二倍を超える五百三十人の受講希望者が殺到した。睡眠というテーマの身近さと、幅広い学問分野からなる授業構成が人気の理由のようだ。
 さらに、藤本教授は学生が睡眠に関心を向ける理由をこう分析する。「メールの返信やブログの更新といった作業に追い立てられ、睡眠がおろそかになっている。早寝早起きが大事だと分かっていながら、現実とのギャップが深く、埋めようがない危機感がある」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2011073002000063.html

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【白老】白老牛バーガーなど食のまち白老の味覚集結

2011-07-31 | アイヌ民族関連
 「グルメ&マルシェ」8月6、7日開催
(苫小牧民報 2011年 7/30)

 白老牛バーガーやサラ貝カレーなど、食のまち白老の味覚が集結する「まるごとしらおいグルメ&マルシェ」が8月6、7日、ポロト湖畔特設会場で初開催される。
 今年度、町と町内の各経済団体が商業・観光活性化対策として進める4大事業のうち、今月8日に大町商店街で開いた「はしご酒大会」に続く第2弾のイベント。
 会場には観光客に大人気の白老牛バーガーをはじめ、白老特産のサラ貝を使ったしらおいシーフドカレー、白老牛サイコロステーキ、前浜産のイカを使った虎杖浜地獄焼き、アイヌ民族の伝統食「ペネイモ」、ホッキ飯、地元店の人気スイーツなど11店舗が出店。花卉(かき)や地元の家庭菜園などで育てられたスイカ、メロン、野菜を格安で販売するトラック市も同時に開かれる。
 もう一つの目玉イベントが、白老バーガー&ベーグル(B&B)の販売20万個達成記念企画。B&Bは現在、町内15店舗で40種類以上が販売されており、実施初年度の2007年度からの累計売り上げ個数は今年6月末で約19万3000個。6日の記念式典では、〝20万個目〟の購入者を1人選び、町内のB&B提供店全てで利用できる無料券、白老牛すき焼き肉1万円相当を贈る。
 ほかにも、白老牛・虎杖浜たらこ・温泉入浴剤などの「白老満喫セット」、B&B各店食事券が当たる抽選会、白老牛ハンバーガーの早食い大会(1日2回、参加費500円、各回5人限定)など楽しい催しを企画している。
    日程は6日が正午から午後7時。7日が午前10時から午後4時。現在、町産業経済課では、会場内で1100円分の買い物ができる商品券を1000円で販売している。問い合わせは同課 電話0144(82)6491。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11073002.html

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まつり期間圧縮し、濃密に 弟子屈

2011-07-31 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 07/30 15:00)

【弟子屈】川湯温泉街の夏を彩る「湯のまち川湯源泉まつり」(実行委主催)が8月1~16日、川湯神社境内で行われる。例年、1カ月以上のまつり期間を初めて短縮し、イベントを集中的に行って集客を図る。
 同まつりは2004年にスタート。これまで7月中旬から8月下旬にかけて行っていたが、関係者から「期間が長すぎて、イベントの雰囲気が薄まっている」との声が上がっていた。今回、主催を摩周湖観光協会から実行委に変更したのを機に期間も見直した。
 内容は、これまでを踏襲。時間は連日午後7時半から同9時半までで、会場には露店が出店。町内のアイヌ民族らでつくる「ウポポ」が、古式舞踊をステージで披露するほか、足湯巡りスタンプラリーなどを行う。(青山宏之)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/308771.html

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