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「北海道命名之地」新たな記念碑

2011-07-18 | アイヌ民族関連
(読売新聞 2011年7月18日 )

 北海道の地名発祥の地とされる天塩川流域の音威子府村筬島(おさしま)地区の河川敷で17日、「北海道命名之地」を記念した碑の除幕式が行われた。
 村によると、探検家松浦武四郎(1818~88年)が1857年、天塩川流域を調査した際に筬島地区のアイヌ民族のエカシ(長老)から、「この国生まれし者」を「カイ」と呼ぶと教わった。これを受け、松浦の提案で「北海道」の名が付いたとされる。
 1995年に村の有志が「命名之地」の記念碑を建てたが老朽化が進んでいた。新しい記念碑は中川町の北海道大研究林のトドマツを使用し、高橋はるみ・北海道知事が揮毫(きごう)した。
 除幕式で佐近勝村長は「松浦武四郎の偉業を後世に伝える絶好の機会になる」とあいさつした。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110718-OYT8T00002.htm

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白老に仙台市長が来町し姉妹都市の絆確認、発展誓う

2011-07-18 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年7月17日(日)朝刊】

 白老の歴史姉妹都市・仙台市の奥山恵美子市長が16日来町し、この日から始まった仙台藩白老元陣屋資料館特別展やアイヌ民族博物館を視察した。白老町側からは震災義援金を贈呈。ポロト湖畔のチセ(アイヌの伝統家屋)内で関係者はがっちりと握手を交わし、姉妹都市締結30年の節目を確認、さらなる絆の発展を誓い合った。
 奥山市長ほか、野田譲市議会議長、青沼一民教育長らが来町。同博物館のチセで、白老町災害支援町民会議が250万円、白老牛肉まつり実行委員会が62万円、白老町の姉妹都市・カナダケネル市は町姉妹都市協会を通じて1万9727ドルを奥山市長に贈った。
 奥山市長は「震災直後から白老町の皆さまにはすぐ駆け付けてくださり、たくさんのご支援をいただき、仙台からのさまざまなお願いにしっかりと応えていただいた。白老の皆さまの仙台とのかかわりを大事に思ってくださる気持ちに心から感謝をしながら、きょう体験したことを仙台に持ち帰って105万市民にしっかりと報告したい」と感謝の言葉を述べた。
 チセ内では仙台復興を祈願した儀式や古式舞踊などを鑑賞、博物館の展示物を見学した。
 奥山市長が仙台藩白老元陣屋資料館で見学した特別展は、仙台市との歴史姉妹都市提携30周年記念事業と位置付け、藩士たちの苦難の津軽海峡越えをテーマに、海路図や絵馬、護符、日記など約40点を展示。初日のこの日は同市の郷土史家、佐藤宏一さん(79)が「62万石、外様大名の矜持(きんじ)」をテーマに講演した。8月21日までのロングラン企画。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/07/17/20110717m_08.html

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