先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「カウボーイ&エイリアン」(米)

2011-10-15 | 先住民族関連
(読売新聞 2011年10月14日)

 SFと西部劇が融合
西部のど真ん中にエイリアンが現れて、カウボーイと対決するという荒唐無稽なアイデアによって、伝統の西部劇を活性化することに成功している。
 1873年、冷酷な牧場主が牛耳る西部の町に、名も知れぬ男がたどり着く。牧場主には出来の悪い息子がいて、男と親子は一触即発の状態に。型通りの展開だが、西部劇の味わいが久しぶりに心地よいなどと思っていると、突然、夜空にまばゆい光を放つ飛行物体が現れて、人間を襲い始める。見慣れた光景が、あっという間に変貌する。
 以後、男と牧場主に、酒場の店主や先住民らが加わって、さらわれた人々を助ける旅が始まる。馬は走るが、追いかけの相手は飛行物体だし、モニュメント・バレーが映るが、渓谷に見えてくるのは金属製の基地だ。ダニエル・クレイグ演じる流れ者風の主人公=写真右=は、光線を放つ腕輪が武器だし、ハリソン・フォード演じる牧場主は、エイリアンを倒すために、カウボーイと共闘してしまう。
 一見でたらめのようだが、違和感はない。西部劇の風情が損なわれていないのは驚きだ。作り手たちのしたたかな計算のせい、いや、映画愛のせいだろう。
 担い手は、ジョン・ファブロー監督というより、製作にまわったスティーブン・スピルバーグとロン・ハワードだろう。スピルバーグのSF、冒険活劇とハワードの西部劇、家族劇。映画愛を共有する2人によって、ジャンルの壁はいとも簡単に超えられてしまったのである。1時間58分。有楽町・丸の内ピカデリーなど。(近藤孝)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/creview/20111014-OYT8T00588.htm

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原作を読んでから観るか?『カウボーイ&エイリアン』

2011-10-15 | 先住民族関連
サーチナ 2011/10/14(金)

 いよいよ10月22日(土)映画公開の『カウボーイ&エイリアン』これは、アメコミ=グラフィック・ノベルが原作ですが、小学館集英社プロダクションさんから翻訳本が発売されています。
  映画をご覧になる方のために詳しくは書きませんが、原作コミックは、より「カウボーイ、ネイティブ・アメリカン&エイリアン」という感じで、ネイティブ・アメリカンのキャラクターがたっています。つまりこれは、この原作の「カウボーイ&エイリアン」が、侵略と開拓は表裏・・・というテーマで描かれていて、要は、新大陸(=アメリカ)を開拓してきた白人たちは、先住民であるネイテイブ・アメリカンの側からみれば侵略であり、それと同じようにエイリアンが、先住民である地球人を侵略に来た・・・というある種の寓話として描かれています。
  映画の方は、この要素は少し落として、西部劇×SFの楽しさを追求しています。
さて、日本の翻訳版、原本とは違う、日本独自の描き下ろしで、オリジナル表紙なのですが、これを描いているのが、岡崎能士(おかざきたかし)さん!そう、あの「アフロサムライ」の原作者です!「踊る大捜査線」のマスコット「湾岸君」の生みの親です。海外にもファンが多く、ご本人もアメコミ好きということで起用。
「アフロサムライ」と「カウボーイ&エイリアン」このハイブリッド感似ていますよね。
もしかして、「サムライ&エイリアン」でも企画中なのかな?というわけで、映画と原作どっちもおすすめです。(すぴ’sサイファイポリス)
  『カウボーイ&エイリアン』は10月22日より丸の内ピカデリーほか全国公開(情報提供:Hottrash.com)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1014&f=entertainment_1014_011.shtml

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卓上四季 骨の声

2011-10-15 | 先住民族関連
北海道新聞 2011・10・14

大化2年(646年)というから、「大化の改新」の翌年になる。一人の学僧が奈良の山で人や獣に踏みつけられていた「髑髏(ひとがしら)」を哀れみ、従者に命じて樹上に安置させた▼ある夜、人の姿に変じて現れた骸骨は、弔いを感謝し「一緒に商いをしていた兄に殺された」と明かした。「日本霊異記」にある▼不遇な死を遂げた人の骨が真実を訴える物語は、グリム童話の「歌う骨」など洋の東西を問わず残されている。遺骨に魂が宿るという思いは言語、文化を超えて人類に共通するものなのだろう▼このずさんさはどうしたことか。厚労省がNPO法人(東京)に委託したフィリピンでの戦没者遺骨収集で、女性や子どもを含め日本人ではない新しい遺骨が多くまじっていたという。先祖の墓が荒らされたと訴える先住民族もいるそうだ。死者の尊厳を損なった罪は重い▼フィリピンで捕虜となった作家大岡昇平は、現地の日米戦を検証した「レイテ戦記」をこう結んでいる。<レイテ島の戦闘の歴史は、健忘症の日米国民に、他人の土地で儲(もう)けようとする時、どういう目に遭うかを示している。(中略)レイテ島の土は、その声を聞こうとする者には聞こえる声で、語り続けているのである>▼アジアの大陸で太平洋の海で島で。多くの遺骨が、いまも残る。日本兵も、対戦した兵士も、民間人も。きっと真情を語りたいはずだ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/325024.html

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ユタ州より、ラジオ番組のライブレポートをさせて頂きました!

2011-10-15 | 先住民族関連
日経ウーマンオンライン 2011年10月14日 08:14

皆さん、こんにちは!
Hello everybody, this is Emi Hagino reporting live from Utah, the United States!
・・・と、JFNのラジオ番組flowers フラワーズさんの海外コーナー「World Flowers Network」にて、ユタ州よりレポートさせていただきましたよ!
早速、ウーマンブログの読者の皆さまにも御報告&共有させて下さい。
(上記サイトにて、音声レポートもお聞きになれますので、宜しければお聞きになってみてください。)
海外コーディネーターの萩野絵美です。ユタ州取材、滞在6日目を迎えました。
ここ数日、冬の様な寒さが続いていて、ユタ州南部、特に国立公園や州立公園など1000メートル以上の標高の高い所では、朝晩、5度を下回る気温になります。
ユタ州のグランドサークルを巡るツアー、今回はその目玉ともいえる、<モニュメントバレー>について、お届けします。
グランドサークルは、アメリカの大自然の宝庫。地域でいうと、ユタ州南部からアリゾナ州北部一帯、それにニューメキシコ州北西部と、コロラド州南西部にまたがる フォーコーナーズ(アメリカで唯一4つの州が交わる所)エリアを指しています。
アメリカには現在、55の国立公園があって、50州のうち、国立公園が5つ以上あるのは、アラスカとカリフォルニアとユタ州だけ。
ユタ州にある5つの国立公園は、南部に集中しているんです。
「ヨーロッパは人の歴史、アメリカは地球の歴史」
と言われていますが、
実は、アメリカの大自然のパワーや、人々(先住民)の歴史や温もりをまるごと全て、肌で感じられる場所が、ここユタ州にあります。
皆さんは、ユタ州というとどのようなイメージを連想されるか分かりませんが、実はユタ州に、行ったことがあるんです!
というのも、現在まで800以上の映画やテレビなどの撮影に使われてきたのです。
例えば:
2001年宇宙の旅 1968
オースティンパワーズ ゴールドメンバー 2002
バックトゥザフューチャー3 1990
明日に向かって撃て!1969
シティスリッカーズ2/黄金伝説を追え 1994
コンエアー 1997
イージーライダー 1969
出逢い 1979
フットルース 1984
フォレストガンプ 1994
ハイスクールミュージカル 1&2&3 2006&2007&2008
伝説のライヴ 1996
インディペンデンスデー 1996
インディジョーンズ最後の聖戦 1989
ナショナルトレジャー 2004
アウトロー 1976
パイレーツオブカリビアン/ ワールドエンド 2007
猿の惑星 1968
ロマンシングストーン 秘宝の谷 1984
サンドロット 僕らがいた夏 1993
捜索者 1956
幌馬車 1939
テルマ&ルイーズ 1991
と挙げだしたらきりがないほど。
中でも、モニュメントバレーは、ユタ州で最初の西部劇を始め、アメリカの原風景を映し出した作品が多く撮られているのです。
フォレストガンプの中で、理由もなく走り続けていた主人公フォレストが、走るのを止めた所は、ココなんです!
・・・ということで、私も真似をして走ってみました(笑)。
さすがのフォレストも、余りの景色の美しさに目を奪われてしまったのでしょうか?!
その後、アメリカの先住民の居留地(reservation)のエリア、標高約1520メートルの高地にある、ナバホ・トライバル・パークへ移動。
まず覚えておくべきことは、インディアンではなく、ネイティブアメリカンと言います。
それから、モニュメントバレー(英語の正式名称:Monument Valley Tribal Park)は、国立公園ではなく、ネイティブアメリカンのナバホ族の居留地(reservation)だということ。
このトライバルパークの広さは約3万エーカー。
ネイティブアメリカンの居留地としては全米最大、またナバホ族は人口約30万人、最も人口が多い部族(tribe)だそうです。
この居留地はナバホ族にとって神聖な場所・・・ 「ナバホネーション」そう、彼ら独自の法律を持った一つの国(independent nation)として、認められています。
英語も通じますが、日常会話はナバホ語が使われていて、学校もあります。
現在もナバホ族の人々は電気や水のない生活を営んでいます。
私たちは、ナバホインディアンが案内してくれるジープツアーに参加しました。
ジープから眺める景色は、もう映画の中さながら!
大昔にタイムトリップしたような、今までに味わったことのない異空間体験の連続、なのです。
静寂の中に、辺り一面、赤い岩、巨大なビュート(残丘)が整然と立ち並んでいて、青い空とのコントラストが美しくて、迫力や景色の雄大さに目を奪われます。
そして何より、人の温もりが感じられました。
ネイティブアメリカンの人々の廃墟や壁画、そして工芸品の数々は、先住民の方々の歴史がそこに刻まれ、生き続けている証。(今から約1500年以上も前、この地にやってきたのはアナザシと呼ばれる古代の人々だそうです)。
ネイティブアメリカンは御写真を撮られると魂を吸い取られるので、嫌がるといった言い伝えを聞いたことがありますが、ホースマン(カウボーイ)や、お土産を売る方々も、御写真を撮ることを快く承諾してくれました。
こちらのベネットさん(Bennett)さんもその一人。
ツアーのガイドさんにはナバホ語の歌も御披露いただきましたよ!
なんと、あっち こっちといった言葉が、ナバホの方々と似ているということや、ネイティブアメリカの祖先はアジアで、ひょっとしたら、日本、先住民のアイヌの方々とのルーツと近しいようなことも仰っていたのです!
こんなにも沢山のハリウッド映画が撮られているのですから、どうでしょう、日本映画のロケもすべきでは!ネイティブアメリカンと日本人のコラボレーション作品を、創ってみない?と大それた提案をしてしまいました。
では、締めくくりに、映画フォレストガンプ 一期一会より、この一言を:
Life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.
http://blog.nikkeibp.co.jp/wol/Handsome/2011/10/post-17.html

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