(苫小牧民報 2011年 10/6)
白老町のアイヌ民族博物館による移動博物館事業「アイヌみんぱくフェア」が9日、札幌市中央区の円山動物園で開催される。民族伝統のシカ笛を製作、飼育されているシカで効果を試すといった、動物園ならではの企画が楽しめるイベントだ。
同園での開催は昨年に続き2度目。儀礼や食生活を通じ、自然や動物との共存共栄を実践してきた民族の精神観を知ってもらうことが狙いだ。
プログラムは「作る」(午前11時から)「知る」(午後1時から)「踊る」(午後2時から)の3種類。「作る」では狩猟の際、シカをおびき寄せるために使った「イパプケニ」(シカ笛)を製作。完成後は、園内のエゾシカ舎で笛を吹き、シカの反応を観察する。「知る」では同館の野本正博学芸課長があらゆる動物や植物に神が宿るという民族の精神観を解説。「踊る」では、アイヌ古式舞踊やムックリの演奏体験などを企画している。それぞれ定員100人で、事前申し込みが必要。
参加費は無料(入園料は別途)。申し込み、問い合わせは同館 電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11100601.html
白老町のアイヌ民族博物館による移動博物館事業「アイヌみんぱくフェア」が9日、札幌市中央区の円山動物園で開催される。民族伝統のシカ笛を製作、飼育されているシカで効果を試すといった、動物園ならではの企画が楽しめるイベントだ。
同園での開催は昨年に続き2度目。儀礼や食生活を通じ、自然や動物との共存共栄を実践してきた民族の精神観を知ってもらうことが狙いだ。
プログラムは「作る」(午前11時から)「知る」(午後1時から)「踊る」(午後2時から)の3種類。「作る」では狩猟の際、シカをおびき寄せるために使った「イパプケニ」(シカ笛)を製作。完成後は、園内のエゾシカ舎で笛を吹き、シカの反応を観察する。「知る」では同館の野本正博学芸課長があらゆる動物や植物に神が宿るという民族の精神観を解説。「踊る」では、アイヌ古式舞踊やムックリの演奏体験などを企画している。それぞれ定員100人で、事前申し込みが必要。
参加費は無料(入園料は別途)。申し込み、問い合わせは同館 電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11100601.html