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アイヌ民族の政治団体結成へ…参院選擁立目指す

2011-10-31 | アイヌ民族関連
(読売新聞 2011年10月30日18時14分 )

 アイヌ民族の権利を回復する施策を推進するため、アイヌ民族初の政治団体の結成を目指す準備会が29日に発足した。
 政治団体の結成は来年1月を目標にしており、2013年の参院選では、比例選などに候補者10人の擁立を目指すという。
 札幌市で29日に発足した準備会の会合では、アイヌ民族初の国会議員で2006年に亡くなった萱野茂・元参院議員の次男で、二風谷アイヌ資料館(北海道平取町)の萱野志朗館長が代表に就任した。
 萱野代表によると、政治団体メンバーや候補者はアイヌ民族に限定しない方針。萱野代表は「アイヌ民族の生活環境の向上が遅々として進んでいない。国会議員を送り出す必要がある」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20111030-OYT1T00518.htm

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アイヌ民族が政治団体 年明けにも初結成へ

2011-10-31 | アイヌ民族関連
沖縄タイムス 2011年10月30日 17時41分

 萱野茂二風谷アイヌ資料館の萱野志朗館長は30日、来年1月にもアイヌ民族による政治団体を結成することを明らかにした。2013年参院選への候補擁立を目指す。アイヌ協会によると、アイヌ民族の政治団体は過去に例がないという。
 志朗氏やアイヌ協会幹部、大学教員らが会合を開き、準備を進めている。志朗氏はアイヌ民族で元参院議員の故萱野茂氏の次男で、政治団体の代表に就任する予定。
 参院選では10人程度の候補者擁立を目指す。民族の権利回復や多文化・多民族共生社会の実現などを基本政策に据える方針だ。
 志朗氏は「国のアイヌ政策が見えず、疑問に感じている。訴えるべきことを国に言いたい」と話している。(共同通信)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-10-30_25400/

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アイヌ文化普及 千歳燃ゆ 儀式を披露、語学教室も

2011-10-31 | 日記
(北海道新聞 10/30 15:00)

 【千歳】アイヌ民族の文化や風習を広く伝える活動が、千歳で熱を帯びてきた。道アイヌ協会千歳支部は、多くの市民が集まる祭り会場で伝統儀式を初めて披露。千歳在住のアイヌ文化伝承者として功績を残し、4月に死去した中本ムツ子さんの遺志を継ぎ、途絶えていたアイヌ語教室も再開された。関係者は、地域に根付いた活動を目指している。(渡辺淳一郎)
 道の駅・サーモンパーク千歳で9月に開かれた秋の恒例行事「インディアン水車まつり」。今年は、アイヌ衣装に身を包む千歳支部のメンバーが初めて参加した。サケの豊漁を祈る伝統儀式「カムイチェプノミ」を披露するためだ。
 千歳川にチプ(丸木舟)を浮かべ、マレク(もり)で射止めたチェプ(サケ)を、アペフチカムイ(火の神)に供える。
 「シ パセ カムイ、オンカミ アン ナ」(尊い神様、謹んでお祈りします)。祭司が歌うような抑揚をつけ祈りをささげると、穏やかな静寂が周囲を包んだ。
 千歳支部はこれまでも、サケを迎える儀式「アシリチェプノミ」を千歳川上流で行い公開してきた。祭り会場での儀式披露は、文化普及に理解を示す市などの働きかけで初めて実現。来年以降の継続的な実施も検討されている。
 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)は「儀式の単独開催は道内各地で行われているが、市などと連携して実施するケースは限られる。千歳は良好な環境が整えられつつある」とみる。
 千歳には、サケが遡上(そじょう)する千歳川沿いなどでアイヌ民族が生活してきた歴史があるが、道内の他地域と同じように、数十年前まで文化の普及活動はほとんど行われていなかった。
 支部の中村勝信事務局長(67)は「いわれなき差別が原因で、古老たちは広めようとしなかった」と説明する。
 そこに風穴を開けたのが、4月に83歳で死去した中本ムツ子さんだった。中本さんは札幌などで暮らした後、50歳のころに千歳に帰郷。地域の古老たちに粘り強く教えを請い、伝承活動に取り組んだ。
 1989年に千歳アイヌ文化伝承保存会を設立。「元気に、楽しく」をモットーにアイヌ語教室などを開催し、自然や平和を大事にするアイヌ民族の心を伝えてきた。
 中断していたアイヌ語教室は、教え子が講師となり9月末に再開。刺しゅう教室は9~10月に3回開かれ、古式舞踊の教室も予定されている。
 課題は、どれだけ市民に周知できるか。アイヌ語教室には10人が出席しているが、新規参加は1人のみ。儀式の進め方や道具の作り方を知る人材も、高齢化などで不足気味だ。
 伝承保存会の副会長で、儀式の祭司を務めている野本久栄さん(60)は「千歳にはアイヌ民族が昔からいて、今も生活していると知ってもらうことが重要。真剣に取り組むメンバーを育てたい」と話している。
 北海学園大の藤村久和名誉教授(アイヌ学)は「アイヌ文化は生活に根ざしたもの。本物を伝えるためには、儀式を一時的に行うだけでなく、昔ながらの慣習も日々実践するように努力してほしい」と提言している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/328754.html

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アイヌ民族が初の政党結成へ 参院比例に候補擁立目指す

2011-10-31 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2011年10月30日12時0分

 アイヌ民族による政治団体が北海道で発足することが29日決まった。アイヌ民族が求める施策が実現しないことへの不満と危機感が背景にあり、参院選比例区や地方選での候補者擁立を目指す。政治団体として選管へ届け出をし、年明けに結成大会を開く予定だ。
 同日夜、札幌市で「アイヌ民族党(仮称)」結成に向けた準備会が開かれた。代表には、アイヌ民族初の国会議員、故萱野茂・参院議員の次男、志朗氏(53)=萱野茂二風谷アイヌ資料館館長=が就任する見通し。役員には、アイヌ民族最大の団体・北海道アイヌ協会理事や支部長も名を連ねる予定だが、同協会全体として党を支援するかどうかは未定という。同協会によると、アイヌ民族による政治団体の結成は初めて。
 参院選比例区には候補者10人程度の擁立を検討。候補者は原則、アイヌ民族とするが、アイヌ民族でなくても党には加入できるという。
http://www.asahi.com/national/update/1029/TKY201110290538.html

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アイヌ民族が政治団体 13年参院選に向け結成へ

2011-10-31 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 10/30 10:04)

 アイヌ民族政策の推進を目指す、アイヌ民族や大学教授らが29日、札幌市内で会合を開き、2013年の参院選への候補擁立に向け、政治団体を結成することを決めた。
 会合には20人が出席し、準備会を発足させた。準備会の代表に元参院議員の故萱野茂さんの次男で、二風谷アイヌ資料館の萱野志朗館長を選んだ。政治団体は来年1月に結成する予定。<北海道新聞10月30日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/328681.html

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