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台湾先住民・アミ族に伝わる伝説の帆船、100年ぶりに復活

2014-11-26 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾 2014/11/25 14:37 【社会】
(台東 25日 中央社)台東県の馬蘭集落(台東市豊年里)で、台湾原住民(先住民)のアミ族に伝わる、約100年前の竹の帆船が再現され、24日に進水式が行われた。
帆船の再現は、同集落から原住民の文化が失われつつあることなどを受けて、集落の自治を求める馬蘭自治推進委員会と南島コミュニティ・カレッジが今年8月に始めたもの。竹の船を作るのを得意としてきた集落の老人らの記憶などを基に制作が進められた。
計画には同県にある鹿鳴温泉ホテルや南アフリカ籍の帆船の専門家、ジェームズ・エドワード氏なども協力。約3カ月の制作期間を経て、皮籐や麻竹、木の葉などを使い再現された帆船は同日、無事進水した。
言い伝えによれば、台東のアミ族は約100年前まで、帆船に乗ってトビウオやカツオ、カジキなどを獲っていたとされており、その後、帆船は漁業資源の枯渇とともに姿を消していったとみられている。
(盧太城/編集:杉野浩司)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201411250002.aspx

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マレー権利団体が過激要求、UMNO総会見据え 「民族語学校廃止」など

2014-11-26 | 先住民族関連
マレーシアナビ 2014年11月25日 06:15 JST配信
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 リベラル&多民族主義とイスラム原理主義の両方からの突き上げが厳しさを増す中で、25日に開幕する「マレー人の団結」をスローガンに掲げた与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)の年次総会に注目が集っている。
UMNO総会に先駆けて、支持団体であるマレー人の権利団体、ペルカサは23日、「国民団結会議」を開催し、マレー・イスラムの権益を担保するよう改めて要求した。
国民統合の妨げになっているとの理由から華語学校やタミル語学校といった民族語学校を廃止すべきとの主張を改めて繰り返したほか、ナジブ・ラザク首相の肝煎りの国家和合協議委員会(NUCC)についても、リベラルが占めることを理由に廃止を求めた。
民族語学校の問題については、UMNO党首脳は華人及びタミル人有権者への配慮からナジブ・ラザク総裁(首相)ら政府トップが「存続させる方針は変わらない」と繰り返してきた。与党連合・国民戦線(BN)で共闘するマレーシア華人協会(MCA)やマレーシア・インド人会議(MIC)は民族語学校の維持に向けUMNOに圧力をかけている。
ペルカサはこのほか、人口に占める割合の高いブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)を国民団結の核となるグループとして認知すべきとの主張を展開。高等教育向けの国家高等教育基金(PTPTN)についても、学費ローン支給対象をブミプトラに限定すべきと主張している。
なお「国民団結会議」では、ペルカサの後ろ盾であるマハティール・モハマド元首相のスピーチが直前になってキャンセルされた。ナジブ政権への厳しい叱責の声を期待した向きははぐらかされる格好となった。
http://www.malaysia-navi.jp/news/?mode=d&i=3894

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