中央社フォーカス台湾 2014/11/25 14:37 【社会】
(台東 25日 中央社)台東県の馬蘭集落(台東市豊年里)で、台湾原住民(先住民)のアミ族に伝わる、約100年前の竹の帆船が再現され、24日に進水式が行われた。
帆船の再現は、同集落から原住民の文化が失われつつあることなどを受けて、集落の自治を求める馬蘭自治推進委員会と南島コミュニティ・カレッジが今年8月に始めたもの。竹の船を作るのを得意としてきた集落の老人らの記憶などを基に制作が進められた。
計画には同県にある鹿鳴温泉ホテルや南アフリカ籍の帆船の専門家、ジェームズ・エドワード氏なども協力。約3カ月の制作期間を経て、皮籐や麻竹、木の葉などを使い再現された帆船は同日、無事進水した。
言い伝えによれば、台東のアミ族は約100年前まで、帆船に乗ってトビウオやカツオ、カジキなどを獲っていたとされており、その後、帆船は漁業資源の枯渇とともに姿を消していったとみられている。
(盧太城/編集:杉野浩司)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201411250002.aspx
(台東 25日 中央社)台東県の馬蘭集落(台東市豊年里)で、台湾原住民(先住民)のアミ族に伝わる、約100年前の竹の帆船が再現され、24日に進水式が行われた。
帆船の再現は、同集落から原住民の文化が失われつつあることなどを受けて、集落の自治を求める馬蘭自治推進委員会と南島コミュニティ・カレッジが今年8月に始めたもの。竹の船を作るのを得意としてきた集落の老人らの記憶などを基に制作が進められた。
計画には同県にある鹿鳴温泉ホテルや南アフリカ籍の帆船の専門家、ジェームズ・エドワード氏なども協力。約3カ月の制作期間を経て、皮籐や麻竹、木の葉などを使い再現された帆船は同日、無事進水した。
言い伝えによれば、台東のアミ族は約100年前まで、帆船に乗ってトビウオやカツオ、カジキなどを獲っていたとされており、その後、帆船は漁業資源の枯渇とともに姿を消していったとみられている。
(盧太城/編集:杉野浩司)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201411250002.aspx
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