先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

メキシコの写真家・イトゥルビデさん、神戸で個展

2014-11-30 | 先住民族関連
神戸新聞 2014/11/29 14:50
 メキシコ出身の世界的な写真家グラシエラ・イトゥルビデさん(72)による個展「仮面と儀式」が、CAP(キャップ)スタジオY3(ワイスリー)(神戸市中央区山本通3)で開かれている。同国の先住民族や鳥などを題材にしたモノクロ写真15点を展示。人々の暮らしや風景を切り取った作品からは、不思議な詩情や幻想性が漂う。(堀井正純)
 首都メキシコ市出身・在住。世界各地の美術館で個展を開く巨匠で、スウェーデンの「ハッセルブラッド国際写真賞」など受賞歴も数多い。写真は11歳のころ、父から贈られたカメラで撮り始めた。その後、大学で映画を学んでいたが、その大学の教官で著名な写真家だったマヌエル・アルバレス・ブラボさん(1902~2002年)との出会いが転機となった。
 今展で並ぶのは、サポテカ族など先住民族の日常や祭り、宗教儀式を撮った1970年代以降の作品が中心だ。先住民族を題材にしたことについて、12月5日まで神戸に滞在中のイトゥルビデさんは「自分の国や文化を知るのが目的。すごく楽しかった」と振り返る。長期間、現地に暮らし、共同体に溶け込んで撮影したという。
 市場に売られている七面鳥やアルマジロ。鳥の羽をむしる女たち。十字架のように見える電柱の向こう側で、無数の鳥が空を覆い尽くす不吉な風景…。作品にはどこか、生と死の匂いが漂う。
 彼女は自作について、「私は日常的にある風景を撮っているだけ。だが、それはリアリズムとして解釈されるものではない」「ファンタジーはあらゆる芸術にとって非常に重要な要素」などと語る。
 セルフポートレートもユニークだ。生きたカタツムリを何匹も顔に貼り付けたり、両目に2羽の鳥をあてがったり。自身と自然や生命とのつながりを探し求めているようにも思える。
 「写真とは、光で描写すること。私が世界と人生を知るための理由」。滞在中に神戸の街で写真撮影も行う予定だ。
 同展は12月28日まで(月曜休み)。無料。同スタジオTEL078・222・1003
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/201411/0007542969.shtml

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泊再稼働、条件付き反対 民主北海道が重点政策

2014-11-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (11/30 07:00)
 民主党北海道は29日、衆院選の道内版重点政策を決めた。北海道電力泊原発(後志管内泊村)について、実効性ある避難計画など三つの前提条件を満たさない限り「再稼働すべきではない」とした。選挙協力で合意した新党大地との協議に基づき、環太平洋連携協定(TPP)参加反対や北方領土問題の早期解決、アイヌ民族政策の充実を盛り込んだ。30日に発表する。
 重点政策は党本部が24日に発表したマニフェスト(政権公約)を踏まえ、「(安倍晋三首相の経済政策)アベノミクスからの転換」など5本柱を掲げた。
 泊原発再稼働は《1》安全対策の徹底《2》責任と実効性ある避難計画の策定《3》関係自治体・住民の理解と合意―などの前提条件を満たさない限り認めるべきでないとした。電源開発大間原発(青森県大間町)は建設凍結を訴える。
 大地の意向を反映し、TPP参加反対を強調したほか、アイヌ民族政策について「共生を大切にし伝統文化の継承発展、象徴空間の整備を進める」と重点化。北方領土問題も「日ロ経済交流を積極的に進め早期解決を図る」と前面に出した。
 このほか、集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を求めるとした。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/577331.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする