先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

今のアイヌ描いた映画 初上映

2020-11-02 | アイヌ民族関連
NHK 11月01日 20時30分

少年の成長を通して今のアイヌの人たちの思いなどを描いた映画が道内で初めて上映され、伊達市出身の福永壮志監督は「映画をきっかけにアイヌへの理解が深まって欲しい」と期待を示しました。
映画「アイヌモシリ」は、道東の阿寒湖の湖畔を舞台に14歳のアイヌの少年の成長を通して今のアイヌの人たちの思いを描いていて、出演者の多くは地元のアイヌの人たちです。
1日は福永監督の出身地の伊達市で道内で初めて上映され、およそ400人が鑑賞しました。
アイヌ文化と距離を置こうとする少年がしだいに文化への愛着を強めていくストーリーで、上映のあとの舞台あいさつで福永監督は「映画をきっかけにアイヌへの理解が深まって欲しい」と期待を示しました。
鑑賞した伊達市の30代の男性は「映像を通してアイヌの生活や文化を感じるよい機会になりました」と話していました。
また、取材に応じた福永監督は「アイヌの方が暮らしているのは北海道なので、できるだけ多くの北海道の人に見てもらいたい」と話していました。
映画「アイヌモシリ」は、道内では今月14日から札幌市の映画館で公開され、その後、旭川市や函館市などでも上映される予定です。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201101/7000026309.html

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アイヌ料理「おいしい」 ウポポイ開業後初の調理体験

2020-11-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/01 20:26

アイヌ料理を作る参加者たち
 【白老】アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」は1日、園内の体験学習館でアイヌ料理の調理体験「ポロトキッチン」を開催した。町外から訪れた参加者がアイヌ民族の伝統の食文化に触れた。
 調理体験は新型コロナウイルスの影響で開業から実施を見合わせていて、今回が初開催となった。
 メニューはチェプオハウ(サケの汁物)、ラタシケプ(カボチャと豆の混ぜ煮)、ニヌムシト(クルミを使った団子)など5品。参加者はスタッフの手本を見ながら調理した。ニヌムシトの作業では、クルミをすりつぶした粉に砂糖などを混ぜて甘いタレを作り、団子にかけて完成させた。
 夫と参加した札幌市の主婦、藤田弥生さん(52)は「普段使わない食材が入り、とてもおいしかった。実際に体験でき、アイヌ文化を深く知ることができた」と笑顔だった。(後藤真)
※「チェプオハウ」のプとオ、「ラタシケプ」のシとプ、「ニヌムシト」のムはそれぞれ小さい字。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/477121

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ウポポイ 体験プログラム始まる

2020-11-02 | アイヌ民族関連
NHK 11月01日 16時50分
アイヌ文化の発信拠点「ウポポイ」で、新型コロナウイルスの影響でオープン当初から実施が見送られていた木彫りや刺しゅうなどの体験が1日から始まりました。
「ウポポイ」ではアイヌ伝統の木彫りや刺しゅうなどを体験できるプログラムを予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で7月のオープン当初から実施が見送られていました。
これについてウポポイを運営する財団では、職員と参加者が距離をとることなどで十分な感染対策がとれるとして、人数制限を行ったうえで1日から体験プログラムの実施に踏み切りました。
このうち工房では木製のスマートフォンスタンドにアイヌ文様を施す木彫り体験が行われ、集まった10人の参加者は感染防止のためモニターに映された見本の映像も参考にしながら作品を作り上げていました。
東京から訪れた20代の女性は「自分でつくってみると難しかったですが、愛着がわいてきました。次回は刺しゅうも体験して1着の衣装をつくれるくらいになりたいです」と話していました。
木彫り体験を担当する山道陽輪さんは「今までにないお客さんの反応がみられてよかったですが、距離をとるなどの対策もしっかりしてやっていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201101/7000026301.html

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Appleのアクセシビリティリサーチ責任者や盲ろうの障がい者権利弁護士などがバーチャルイベントのSight Tech Globalに登場

2020-11-02 | 先住民族関連
TechCrunch Japan 2020年11月01日
先日、12月2〜3日のSight Tech Globalでお届けするセッションについて10のテーマをまず発表した(未訳記事)。Sight Tech Globalは世界トップの技術者が集い、AIベースのテクノロジーがアクセシビリティの未来をどう変革するかを考えるバーチャルイベントだ。この記事では先日の発表に続き、さらに3セッションを紹介する。Sight Tech Globalの参加は無料で、現在、参加登録を受け付けている。
Designing for everyone: Accessibility innovation at Apple(すべての人のための設計:アップルにおけるアクセシビリティの革新)
Apple(アップル)はアクセシビリティを設計の基本原則として長く取り入れてきた。アップルは史上最も人気のあるコンシューマープロダクトをいくつも作ってきただけでなく、最もパワフルなアシスティブデバイスも作ってきた。アップルのSarah Herrlinger(サラ・ヘルリンガー)氏とJeffrey Bigham(ジェフリー・ビガム)氏が、アップルの最新アクセシビリティテクノロジーについて、また同社が革新、エンパワーメント、インクルージョンの文化をどう醸成しているかについて論じる。
サラ・ヘルリンガー氏(アップル、グローバルアクセシビリティポリシー&イニシアチブ担当シニアディレクター)
ジェフリー・ビガム氏(アップル、AI/MLアクセシビリティリサーチ、リサーチ責任者)
進行:Matthew Panzarino(マシュー・パンザリーノ、TechCrunch編集長)
Inventing the accessible future, by collaboration or by court(協力で、そして法廷で、アクセシブルな未来をつくる)
技術者が新しくエキサイティングな革新を設計するときに、その設計が視覚障がい者を考慮していることは稀だ。支援者たちは教育から訴訟までさまざまな戦略を駆使して、未来のすべての技術にアクセシビリティを組み込むよう働きかけている。盲ろう者として初めてハーバード・ロー・スクールを卒業したHaben Girma(ハーベン・ギルマ)氏、障がい者権利弁護士のLainey Feingold(レイニー・ファインゴールド)氏、国際デジタルパブリッシングフォーラム代表のGeorge Kerscher(ジョージ・ケルシャー)氏が、黒人、先住民族、有色人種を含む視覚障がい者にとって完全にアクセシブルな未来をつくる戦略を話し合う。
ハーベン・ギルマ氏(障がい者権利弁護士、スピーカー、「Haben: The Deafblind Woman Who Conquered Harvard Law」著者)
レイニー・ファインゴールド氏(障がい者権利弁護士、「Structured Negotiations: A Winning Alternative to Lawsuits」著者)
ジョージ・ケルシャー氏(DAISYコンソーシアム最高革新責任者、Benetechグローバル教育&リテラシーグループシニアアドバイザー、国際デジタルパブリッシング(IDPF)フォーラム代表)
進行:Megan Rose Dickey(メーガン・ローズ・ディッキー、TechCrunchシニア記者)
What can a body do? How we meet the built world(体には何ができるのか?構築された世界との出会い)
技術者は自分の仕事が人々に与える影響を想像することを好むが、それでは生活に与える本当の影響をきちんと知ることにはならないし、人々、特に障がいのある人々が自分の環境やコミュニティに対して本当に望んでいるものを理解することにもならない。デザイナーのSara Hendren(サラ・ヘンドレン)氏の著者「What Can a Body Do?」について、Katy Waldman(ケイティ・ウォルドマン)氏は「New Yorker」で「(ヘンドレン氏が書いた内容の)目的は革新に水を差すことではない。ツールを超えて、環境と協調し彼らを支援するテクノロジー以上に奇跡的な適応力を持つ人々を再び中心に置くことだ」とレビューしている。
サラ・ヘンドレン氏(オーリンカレッジ、准教授)
進行:Will Butler氏(ウィル・バトラー氏、Be My Eyesバイスプレジデント)
近日中に、さらに他のセッションやブレイクアウトについて紹介する予定だ。今のうちに申し込んでおこう。
Sight Tech Globalのスポンサーとなることを検討している方々は、ぜひお問い合わせいただきたい。現在、ありがたいことにAmazon(アマゾン)、Ford、Google(グーグル)、Humanware、Microsoft(マイクロソフト)、Mojo Vision、Salesforce、Waymo、Wells Fargoがスポンサーとなっている。スポンサーからの収益はすべて、シリコンバレーで75年にわたって活動しているNPOのVista Center for the Blind and Visually Impairedの収入となる。(翻訳:Kaori Koyama)
https://jp.techcrunch.com/2020/11/01/2020-10-28-apples-jeff-bigham-disability-rights-lawyer-haben-girma-author-sara-hendren-and-more-to-join-sight-tech-global/

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「アイヌモシリ」シネ・リーブル梅田で公開中 現代アイヌの姿、みずみずしく /大阪

2020-11-02 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月1日 地方版
 北海道・阿寒湖畔のアイヌコタンで暮らす少年の成長を通し、現代のアイヌの姿をみずみずしく映し出す「アイヌモシリ」が大阪市北区のシネ・リーブル梅田(06・6440・5930)で公開されている。
 米・ニューヨークを拠点に活動してきた福永壮志監督は2017年、ニューヨークに渡るアフリカ移民の苦悩を描いた「リベリアの白い血」で長編デビュー。今作は、ニューヨーク・トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門で審査員特別賞を受賞した。
 14歳のカントは、父親の死をきっかけにアイヌの活動に参加しなくなる。故郷を離れることを考えるカントに、亡き父親の友人デボが自然に育まれたアイヌの精神や文化を伝えようとするが――。
この記事は有料記事です。
残り457文字(全文760文字)
https://mainichi.jp/articles/20201101/ddl/k27/040/280000c

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