NHK 11月13日 20時15分
ウポポイの中核施設の国立アイヌ民族博物館と北海道大学は、アイヌ民族に関する調査や研究の充実を目指して連携協定を結びました。
白老町で行われた調印式には、国立アイヌ民族博物館の佐々木史郎館長と北海道大学アイヌ・先住民研究センターの加藤博文センター長が出席し協定書に署名しました。
協定では、アイヌ民族や海外の先住民族に関する共同研究を進めるほか、シンポジウムを開いて研究成果を発信するなどとしています。
具体的には、博物館の研究員が大学の客員研究員として国際的な共同研究に参加し交流を深めることや、大学の研究者が博物館に所蔵されている資料や分析機器を活用すること、それに博物館の施設を大学のサテライトキャンパスにして学生の授業や公開講座などを行うことが検討されているということです。
国立アイヌ民族博物館が外部の研究機関と連携協定を結ぶのは今回が初めてです。
佐々木館長は「研究の分野でアイヌ文化の復興拠点の役割を果たすべく、ようやく一歩を踏み出した。アイヌ研究や海外の先住民研究の国内の一大拠点、国際的な拠点となることを目指したい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201113/7000026784.html
ウポポイの中核施設の国立アイヌ民族博物館と北海道大学は、アイヌ民族に関する調査や研究の充実を目指して連携協定を結びました。
白老町で行われた調印式には、国立アイヌ民族博物館の佐々木史郎館長と北海道大学アイヌ・先住民研究センターの加藤博文センター長が出席し協定書に署名しました。
協定では、アイヌ民族や海外の先住民族に関する共同研究を進めるほか、シンポジウムを開いて研究成果を発信するなどとしています。
具体的には、博物館の研究員が大学の客員研究員として国際的な共同研究に参加し交流を深めることや、大学の研究者が博物館に所蔵されている資料や分析機器を活用すること、それに博物館の施設を大学のサテライトキャンパスにして学生の授業や公開講座などを行うことが検討されているということです。
国立アイヌ民族博物館が外部の研究機関と連携協定を結ぶのは今回が初めてです。
佐々木館長は「研究の分野でアイヌ文化の復興拠点の役割を果たすべく、ようやく一歩を踏み出した。アイヌ研究や海外の先住民研究の国内の一大拠点、国際的な拠点となることを目指したい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201113/7000026784.html