先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ民族博物館と北大が協定

2020-11-14 | アイヌ民族関連
NHK 11月13日 20時15分
ウポポイの中核施設の国立アイヌ民族博物館と北海道大学は、アイヌ民族に関する調査や研究の充実を目指して連携協定を結びました。
白老町で行われた調印式には、国立アイヌ民族博物館の佐々木史郎館長と北海道大学アイヌ・先住民研究センターの加藤博文センター長が出席し協定書に署名しました。
協定では、アイヌ民族や海外の先住民族に関する共同研究を進めるほか、シンポジウムを開いて研究成果を発信するなどとしています。
具体的には、博物館の研究員が大学の客員研究員として国際的な共同研究に参加し交流を深めることや、大学の研究者が博物館に所蔵されている資料や分析機器を活用すること、それに博物館の施設を大学のサテライトキャンパスにして学生の授業や公開講座などを行うことが検討されているということです。
国立アイヌ民族博物館が外部の研究機関と連携協定を結ぶのは今回が初めてです。
佐々木館長は「研究の分野でアイヌ文化の復興拠点の役割を果たすべく、ようやく一歩を踏み出した。アイヌ研究や海外の先住民研究の国内の一大拠点、国際的な拠点となることを目指したい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201113/7000026784.html

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アイヌ博物館が北大と学術協定 先住民研究センター

2020-11-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/14 05:00
 【白老】アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)にある国立アイヌ民族博物館と、北大アイヌ・先住民研究センター(札幌)は13日、研究や人材育成に共同で取り組むための学術連携協定を結んだ。研究者の相互交流や、海外の先住民族研究機関とのネットワーク構築などを図る。
 7月にオープンした同博物館が外部と協定を結ぶのは初めて。博物館とセンターによる協議会を近く立ち上げ、アイヌ民族や海外の先住民族に関する共同研究を推進し、海外の研究者を招いた国際シンポジウムなどを開催していく。
 13日は博物館で調印式が行われた。博物館の佐々木史郎館長は「研究の蓄積があるセンターとの連携はありがたい」とあいさつし、加藤博文センター長は「幅広い分野で協力していきたい」と述べた。(田鍋里奈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/481453

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木の器や竹とんぼ400点 置戸で秋岡コレクション展

2020-11-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/13 18:16
 【置戸】町特産の木工芸品「オケクラフト」の名付け親で、工業デザイナーの故秋岡芳夫さんが収集した手仕事道具や資料などの「秋岡コレクション」を紹介する企画展「ドマしよう。」が、同町の山村文化資源保存伝習施設「どま工房」で開かれている。
 町教委が毎年開催している。今回は秋岡さんの生誕100周年を記念し、秋岡さん自身が製作した木の器や竹とんぼを中心に、のこぎりなどの手仕事道具など計約400点を並べた。
 秋岡さんの器は、木を乾燥させずにそのまま削って形を仕上げる「ニマ工法」で製作され、元々はアイヌ民族が生活のために作っていたという。
 どま工房の那珂琴絵研究員は「秋岡さんは、人との関わりの中で生まれるものづくりを大切にしていた。置戸町と秋岡さんの関わりをより多くの人に知ってほしい」と来場を勧める。23日まで(月、火曜休館、祝日は除く)。午前10時~午後4時。入場無料。(先川ひとみ)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/481356

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文化と歴史探訪の週末 ブタウィ族 文化村 南ジャカルタ

2020-11-14 | 先住民族関連
ジャカルタ新聞 2020/11/14
 オランダによる植民地統治が始まる17世紀ごろ、清王朝との朝貢貿易などで栄えたブタウィ族。ジャカルタの先住民であり、バタビアと改名されたのは「ブタウィの土地」という意味からと聞く。そこで今週の「おすすめ観光情報」は、南ジャカルタ・ジャガカルサにあるブタウィ族の文化村、「シトゥ・ババカン」を取り上げてみたい。ババカン湖を囲む文化村で陽気に暮らす彼らと接しながら、悠久の歴史に思いを馳せ、週末の一時を過ごすのもいい。
 現在の北ジャカルタにあるスンダ・クラパから、内陸に向かって発展したバタビア。交易を通じて世界の文化を取り入れながら、多様な出自を持つブタウィ族はこの街の主人公であり続けた。
 しかし、都市化の中で全国各地から人々が流入してくると、ブタウィ族は徐々に土地利権も失い、現在の人口は700万人を割り込んでいる。
 混血も進むが、そこは「多様性の中の統一」を国是とするインドネシアだ。ジャカルタ特別州政府は2004年、ブタウィ族の独自文化を保護・継承する文化村「シトゥ・ババカン」をババカン湖沿いに開設。2017年には博物館も完成して、週末ともなれば一帯は家族連れなどで賑わう。
 お隣のインドネシア大学から自転車でやってきた英国籍のペネロッピーさん(22)は、「新型コロナウイルスの影響で、今はオンライン授業のみ。運動不足の解消も兼ね、週末は読書をしながらこの湖で過ごすことが多い」という。
 新設された博物館には、ブタウィ族の日常生活に欠かせない用具や民族衣装などが展示されている。ブタウィ族出身で博物館スタッフのアバン・ヨガさん(25)によると、結婚式で新郎新婦が身にまとう衣装は、「デザインや色使いは、中国やアラブの影響を受けている」という。
 博物館の敷地内には、民族に伝わる伝統的なデザインを施した家屋など展示され、華やかなブタウィ族の民族舞踊なども見学できる。残念ながら、コロナ問題の影響を受けて公式イベントは中止になっているが、地元っ子がせめて練習は続けたいと集まることもあり、運がよければ軽やかな舞に出会えるかもしれない。(長谷川周人、写真も)
https://www.jakartashimbun.com/free/detail/53569.html

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映画「アイヌモシリ」14日から道内上映スタート

2020-11-14 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2020/11/13 11:00

 アイヌ民族の血を引く中学生を主人公に、アイヌの人たちの「いま」を描いた映画「アイヌモシ●(●は小文字のリ)」の道内上映が、14日の「シアターキノ」(札幌市中央区)を皮切りに始まる。
 アイヌは「人間」、モシ●(●は小文字のリ)」は「大地」などの意味。舞台は釧路市の阿寒湖アイヌコタン。アイヌの人たちが熊送りの儀式「イオマンテ」復活について話し合うなか、中学生のカント(下倉幹人さん)は、亡くなった父の友人デボ(秋辺デボさん)から、子熊の世話を任される。子熊は儀式で神に捧げるものだった。
 伊達市出身の福永壮志監督(38)のオリジナル脚本で、下倉さん、秋辺さんを始め、アイヌの人たちが多く出演する。福永監督はせりふを覚えることは頼まなかったといい、自然な雰囲気でアイヌの人たちのありのままの姿を追った。
 思春期の揺れ動くカントの表情やまなざし、コタンで繰り広げられるアイヌの伝統儀式、季節の移り変わりを映し出した映像などが印象的。ニューヨーク・トライベッカ映画祭での受賞など、海外で高い評価を受けた作品だ。
 人気漫画「ゴールデンカムイ」、樺太アイヌをテーマにした直木賞作品「熱源」、民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業など、アイヌ文化への注目が集まるなか、東京都内では10月に公開が始まった。
 道内での上映は、11月15日から大黒座(浦河町)、20日からディノスシネマズ旭川、ディノスシネマズ室蘭、イオンシネマ釧路、シネマアイリス(函館)、12月12日からシネマトーラス(苫小牧)、来年1月8日からシネマ太陽帯広など。(芳垣文子)
     ◇
 ――なぜアイヌの映画を作ろうと思ったのですか。
 20歳で渡米しましたが、人種や民族についての意識が強い米国で暮らすうちに、生まれ育った北海道の先住民族について知らないことを恥ずかしいと思ったからです。また、和人ではなく、アイヌ民族自身がアイヌを演じることに意味があると考えました。
 ――学生時代、アイヌについて学んだ記憶はありますか。
 教科書に少し載っていただけで、授業できちんと教わった記憶はありません。興味はありましたが誰に聞いたらいいのかも分からず、きちんと知る機会が持てませんでした。
 ――阿寒湖を舞台に選んだのはなぜですか。
 コミュニティーが成立していて、観光と伝統文化がうまく調和していると思ったからです。地域の人たちも、とても協力的でした。2014年後半から本格的に企画に取り組み、16年に初めて訪れて18年に現地で撮影しました。
 ――下倉幹人さんは演技経験がないそうですね。
 最初はアイヌの青年を主人公にと思いましたがうまく見つからず、少年の物語にすると決めて脚本を一から書き直しました。彼の存在は前から知っていましたが、少年なら彼しかいないと思った。特別な演技指導はせず、できるだけ自然にと心がけました。テイクを重ねる中で主人公の心情について説明を求められたこともあり、作品の中で彼の確かな成長を感じました。
 ――秋辺デボさんも大きな存在感を見せます。
 デボさんには脚本について文化的な面だけでなくクリエイティブな観点からもアドバイスももらいました。「差別を描く物語にはしないでほしい」と言われ、僕もそう考えました。ほかの登場人物にもせりふを覚えることはお願いせず、普段の言葉で話してもらうようにしました。イオマンテ復活を議論する場面は、ほぼアドリブです。
 ――映画を通して訴えたかったことは。
 様々な思いが詰まっていますが、そこから何を感じるかは見た人次第です。作品をきっかけに、アイヌ民族のことをもっと知ってもらえればと願っています。
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/region/asahi_region-ASNCD6RXNNC6IIPE020.html

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伊那バレー映画祭開幕 制作者ら解説・トーク

2020-11-14 | アイヌ民族関連
長野日報 2020/11/13 06:00
 伊那谷の歴史や文化、民俗を題材にした映画や映像作品を無料上映する第2回伊那VALLEY(バレー)映画祭が12日、伊那市西春近のかんてんぱぱ西ホールで始まった。記録や映像を通して地域の価値を見いだすイベントで、14日まで、映画上映のほか制作者・研究者が解説やトークを繰り広げる。
 一般社団法人井上井月顕彰会の関係者や大学教授らで構成する実行委員会が主催。伊那食品工業(同市)と協和(東京都)の協賛で行っている。今年は▽伊那谷ものがたり▽アイヌと伊那谷▽戦争の記憶▽朝鮮民族の流転〜伊那谷そして中央アジア・サハリン―の四つのテーマで地域を見詰める。新型コロナウイルス感染予防対策を施し、参加者数を制限した事前登録制で行っている。
 初日は「朝鮮民族の流転〜伊那谷そして中央アジア・サハリン」をテーマに5作品(参考上映を含む)を鑑賞し、高柳俊男法政大学国際文化学部教授や作家の姜信子さんの解説を聞いた。上映作品の「サハリン日本人妻の別れ〜日本・ロシアそして韓国へ」を制作した北村皆雄監督(同映画祭実行委員長)と姜さんの対談もあった。姜さんは朝鮮民族の流転の運命を語り、植民地支配の記憶として歌い継がれているという日本の歌を紹介した。
https://news.goo.ne.jp/article/naganonp/region/naganonp-69819.html

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「デジタルフライト釧路行きです」JALがオンラインで北海道旅行

2020-11-14 | アイヌ民族関連
STV 11/13(金) 10:30
旅行に行ったつもりで地元の食材を味わい文化を楽しむ、道内初めての取り組みです。新型コロナウイルスの影響で旅行客が減るなか、日本航空がオンラインでの旅行を企画しました。行き先は北海道です。
上空の景色を楽しみ、旅先では観光地を回りながら味覚を堪能。地元ならではの文化の体験も。コロナ禍でもお家で旅行。「オンライントリップ」の始まりです。
(CA)「この便は日本航空デジタルフライト、東京・羽田発、釧路行きです」
この日の参加者は全国から40組。配信される映像で、参加者は家にいながら飛行機で道東にやってきて、事前に届いた専用のチケットやサケの塩こうじ漬けやイクラなど、楽しみを引き立てるアイテムをお供に観光地を巡ります。アイヌ民族伝統の儀式や文化も生中継し、民族楽器「ムックリ」の演奏体験も。狙いは、新しい旅の形の提案と体験した人に現地に足を運んでもらうことです。釧路の和商市場では店の人が自慢の海の幸を加工の様子を交えてPR。
(武田記者)「プチプチしておいしい」
(東京からの参加者)「飛行機から乗ったので、本当に行ったみたいでした。(サケの)ルイベなどこんなにおいしいものがあったのかとビックリした」
(日本航空釧路支店 千里博之支店長)「北海道の中で(道東は)コロナの感染者が少ない。次回は実際に旅をしてもらいたい」
お家で旅行ができるオンライントリップ。日本航空では今後、全国で実施したいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/85c9edd21fd61cc2854a6b27c428ff3c7e2f3d4d

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北海道観光大使 AKB48坂口渚沙『なぎなぎTube』39弾 阿寒摩周国立公園「こんな場所が北海道にあったんだ!」

2020-11-14 | アイヌ民族関連

OKMUSIC 2020年11月13日 19:30
「お湯がぐつぐつと吹き出てたのが、今
でも忘れられない」
AKB48チーム8北海道代表の坂口渚沙のYouTubeチャンネル『なぎなぎTube』が2020年4月3日に開設された。11月13日には第39弾動画「[北海道]阿寒摩周国立公園を紹介」が投稿された。
2020年5月から北海道観光大使に就任した坂口渚沙。7月12日には北海道に新たにオープンした「ウポポイ」のPRアンバサダーにも就任。「なぎなぎTube」では北海道の美瑛の「青い池」、小樽、さっぽろ雪まつり、旭川冬まつりや氷彫刻世界大会、トトロ峠、留萌、北見のおんねゆ温泉、層雲峡、剣淵町のアルパカ、旭川のユキの美術館、ノースサファリ札幌、札幌市内、旭山動物園、美瑛など観光大使らしく様々な北海道の見どころを紹介してきた。
今回は坂口が阿寒摩周国立公園美幌町を訪問。あいにくの天気だったが、観光名所を紹介。日本最大のカルデラ湖を紹介する時のドヤ顔、屈斜路湖のクッシ―のような都市伝説が好きといった話、圧巻の硫黄山に驚く坂口、アイヌの民芸品を販売しているアイヌコタンでは木彫り職人さんとのトーク、曇天の摩周湖と阿寒湖など見どころ満載の動画。
坂口は「私も今まで行ったことがなくて、初めてだったんですが、一番の衝撃は、硫黄山!!こんな場所が北海道にあったんだ!って本当にびっくりしたな〜 お湯がぐつぐつと吹き出てたのが、今でも忘れられない」とコメントを寄せている。
▼[北海道]阿寒摩周国立公園を紹介(2020年11月13日)
https://okmusic.jp/news/404218

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