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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文様、丁寧に 白老工芸作家・河岸さん作品展

2020-11-19 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/18 21:06

タペストリーやバッグなどが並ぶ作品展
 【白老】町内在住のアイヌ工芸作家河岸麗子さんの作品展が、しらおいイオル事務所チキサニ(末広町2)で開かれている。ルウンペ(木綿衣)などこれまでに制作した13点が展示されている。
 河岸さんは町内でアイヌ文様刺しゅう教室の講師などを務めており、チキサニでの作品展は2回目。
 会場には道アイヌ協会が主催する2015年の「北海道アイヌ伝統工芸展」で最優秀賞を受賞したアイヌ文様を施したショルダーバッグのほか、河岸さんが考案したオリジナルのアイヌ文様の縦2メートル、横1・5メートルの巨大なタペストリーなどが並ぶ。
 イオル事務所の森洋輔学芸員は「オリジナルの文様と丁寧な仕事を楽しんでほしい」と話す。
 無料。12月3日まで。午前9時~午後4時。月曜休館。(斎藤佑樹)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/482959

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北米大陸、知られざる森と湖の世界。大竹英洋写真展「ノースウッズ-生命を与える大地-」

2020-11-19 | 先住民族関連
時事通信 2020年11月19日(木)

企画展名:
【写真家たちの新しい物語】
大竹英洋写真展「ノースウッズ-生命を与える大地-」
開催期間:
2020年11月13日(金)-11月26日(木)
10:00–19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで)  会期中無休
※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。
会場:
FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
〒 107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト)
TEL 03-6271-3351  URL http://fujifilmsquare.jp/
入館料:無料
※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。
作品点数:全紙・全倍サイズ、カラー、約50点
主催:富士フイルム株式会社
後援:世田谷区教育委員会、港区教育委員会
企画協力 株式会社クレヴィス
本展は、2020年2月21日より一旦開催し、新型コロナウイルス感染症対策による臨時休館のため中断した写真展を、会期を変更して改めて開催するものです。また、当初予定しておりました館内併催イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、中止とさせていただきました。
■ 展示概要
若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」第19弾は、20年に渡りアメリカとカナダの国境付近から北極圏にかけて広がる湖水地方ノースウッズの取材を続ける大竹英洋氏の写真展を開催いたします。
大竹英洋氏が20年に渡り取材するノースウッズ。ノースウッズとは北米の北方林、つまり、アメリカとカナダの国境付近から北極圏にかけて広がる地域のこと。世界最大の原生林の一つでもあるこの土地には、カリブーやオオカミ、ホッキョクグマなど、様々な野生動物が生息しています。「生命を与える大地」として2018年に世界複合遺産にも登録されたピマチオウィン・アキを含む豊穣の大地。森と湖、そして氷が織りなす世界で、大竹英洋氏が見つめた詩情あふれる情景を、美しい作品群にてご覧いただきます。
■ 写真家からの写真展紹介
 自然の奥を旅して、その先に見えてくることを伝えたい。そして、人間と自然とのつながりについて、共に考えてゆきたい。大学時代に始めた山登りを通して、そんな願いを持つようになり、伝える手段のひとつとしてカメラを手に取りました。
 卒業後すぐの1999年、日本では絶滅した野生のオオカミをこの目で見るために、アメリカのミネソタ州北部の森を訪れたのが、ノースウッズとの最初の出会いです。それ以来、情報もないまま森に分け入り、この地で生まれたカナディアン・カヌーを駆使して湖面に漕ぎ出すうち、フィールドはカナダの原野へも広がってゆきました。
 通うたびに新たな発見があり、多様な野生動物たちが、それぞれに環境に適応して生きている姿を目の当たりにしてきました。そして、雷による森林火災でさえもただの破壊ではなく、豊かな生態系を保つ大切な役割を担っていることを知りました。
 この地で狩猟採集の暮らしを営んできた先住民オジブワ族(自称アニシナベ)。彼らがなぜ、自分たちをとりまく自然を「ピマチオウィン・アキ=生命を与える大地」と呼ぶのか。その理由が、20年を経た今、ようやく少し理解できる気がするのです。
 動物も、草木も、人間も、さらには、岩や水、火や風や雪といった、あらゆる存在がこの地球から命を与えられ、生かされている。この写真展が、私たち人間にもう一度そのことを思い出させ、より良い未来について考えるきっかけとなることを願っています。
■ 写真家プロフィール・ウェブサイト
大竹 英洋(おおたけ ひでひろ)
1975年京都府舞鶴市生まれ、東京都世田谷区育ち。一橋大学社会学部卒業。1999年より北米の湖水地方「ノースウッズ」をフィールドに野生動物、旅、人々の暮らしを撮影。人間と自然とのつながりを問う作品を制作し、国内外の新聞、雑誌、写真絵本で発表している。主な写真絵本に『ノースウッズの森で』、『春をさがして カヌーの旅』、『もりはみている』など(以上全て福音館書店)。
2011年、NHKBS「ワイルドライフ」に案内人として出演。写真家を目指した経緯とノースウッズへの初めての旅を綴ったノンフィクション『そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ』(あすなろ書房)で「第七回 梅棹忠夫・山と探検文学賞」受賞。2018年「日経ナショナルジオグラフィック写真賞 ネイチャー部門最優秀賞」受賞。
www.hidehiro-otake.net
■ 写真家による写真展ガイド
「あらゆる存在がこの地球から命を与えられている」
20年間のノースウッズ取材の集大成を個展で表現する大竹氏のギャラリートークムービー
ノースウッズとはどんなところ?大竹氏がノースウッズを撮影したきっかけ、タイトルにある-生命を与える大地-とは? 20年間の取材の一端に触れ、大竹作品の魅力の秘密に迫る動画です。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=xhjw0etMXXw
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000092.000013110&g=prt

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最強級ハリケーン「イオタ」が中米直撃、10人死亡 熱帯暴風雨に

2020-11-19 | 先住民族関連
AFPBBNEWS 2020/11/19 00:23

ハリケーン「イオタ」が通過したニカラグアで、倒壊した自宅の修理を待つ女性(2020年11月17日撮影)。(c)STR / AFP(AFPBB News)
【AFP=時事】中米諸国をハリケーン「イオタ」が直撃した。少なくとも10人の死亡が確認され、家屋の損壊や倒木、道路の冠水などが報告された。中米の一部地域は2週間前にも、熱帯暴風雨「エータ」の被害を受けたばかり。
 「壊滅的」とされるカテゴリー5のイオタは16日夕方、ニカラグアに上陸。同国では6人が死亡した。今年大西洋で発生したハリケーンの中で、最強のカテゴリー5に発達したのはイオタが初めて。
 カリブ海に浮かぶコロンビア領の島々では合わせて2人が死亡。パナマでは先住民族の女性1人が死亡し、雨が弱まってもなお2000人が避難所に身を寄せている。
 イオタはホンジュラスに上陸後、ハリケーンから熱帯暴風雨へと勢力を弱めた。風速22メートルの非常に強い風を伴って同国を通過後、17日朝にエルサルバドルに上陸した。
 エルサルバドル政府によると、風によって木がなぎ倒され、バイクの運転手が死亡したという。警戒地域から800人超が避難している。
 イオタはその後エルサルバドル西方に移動して太平洋へ抜け、低気圧に変わる予報となっている。 【翻訳編集】AFPBB News
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3316722.html

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見つかる可能性は1%以下! 北海道帯広で見たら幸せになれる「十字ギツネ」を大捜索

2020-11-19 | アイヌ民族関連
テレ東プラス 11/18(水) 20:04

ワンコやニャンコのかわいい姿をお届け。今回は、「見たら幸せになれる!?幻の動物大捜索」。
北海道・帯広市で目撃された「体に十字模様が刻まれている」「見つかる可能性は1%以下」とまさに幻の存在の「十字ギツネ」を捜索する。
「十字ギツネ」別名CrossFoxは、キツネの中でも「最も位の高い神様」としてアイヌ民族から崇められていたそう。
十字ギツネのいるという北海道・帯広市へ。帯広市は雄大な大自然が広がる酪農が盛んな町。面積は東京23区とほぼ同じで、あれだけ苦労した宮島の20倍以上。見つけることができるのか!?
まずは、十字ギツネを見つけて帯広の新聞に載ったことがある玉井さんのお宅へ。玉井さんは、帯広市の郊外にある景勝地・岩内仙峡で十字ギツネを目撃。しかし、毎年そこに行っているものの、十字ギツネは1度しか見たことがないという。
黒毛は珍しい
玉井さんの撮影した写真を見せてもらうと、体毛は黒く、よく見るキツネとはイメージが違っているよう。これは動物番組の威信にかけ動画に収めたい!
早速、北海道随一の紅葉の名所として有名な岩内仙峡へ。しかし、玉井さんに教えてもらった場所を捜索するも手掛かりすらなく断念。
そこで、十字ギツネのことを知るために、「帯広百年博物館」で野生動物に詳しい学芸員・池田さんに話を聞くことに。池田さんによると、キツネにはいろいろな色がいて、十字ギツネはアカギツネ(=一般的なキツネ)の色のバリエーションだと考えられるとのこと。体毛は、赤毛が最も多く、次にシルバーがかったギンギツネ、黒毛に十字の模様は特に少なく、幻のキツネと言われているのだという。
池田さんに十字ギツネの絵を描いてもらった。イラストの白い部分が金色の毛で、個体差があり模様はまちまち。名前の由来は、毛皮を開いた時に漢字の「十」に見えるからだという。
リスを発見
十字ギツネのことがわかったところで、観光案内所で目撃情報があった場所を教えてもらい、まずは「帯広市 緑ヶ丘公園」へ。黒い生き物を発見するが、残念ながらリス。
日が落ちた後、真っ暗な獣道で草むらの中で光る瞳を発見するが、普通のキツネ。1日目は発見できず。
2日目、目撃情報のあった「とかち帯広空港」周辺の空地で張り込みするが発見できず。馬が重いソリを引く帯広名物「ばんえい競馬」の馬を育てている「ばんえい牧場」では、十字ギツネがポニーのご飯を盗み食いにやってくるという。そこで定点カメラをしかけるが、まさかのバッテリー切れという大失態。
3日目、ハンター歴45年の砂金さんに協力をお願いし、十字ギツネを見たことがあるという山へ。山奥に入るにつれて野生動物の気配が濃くなるも、やはり発見できなかった。
4日目、5日目、そして6日目、計124時間が経過し、目撃情報のあった8ヵ所中7ヵ所で空振り、残すは「幸福駅」のみ。しかし、ここでも十字ギツネには遭遇できなかった。
幻の十字ギツネを捉えた貴重な映像を入手。一見、タヌキのようだが、尻尾も長くフォルムはキツネ。
背中の十字模様がよくわかる動画も。
これが見たら幸せになれる幻の十字ギツネだ!
※「どうぶつピース!!」より
https://news.yahoo.co.jp/articles/93fbc7990dbb6076fafcddbdd0737f030f48067f

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アニメ『ゴールデンカムイ』31話 メコオヤシ

2020-11-19 | アイヌ民族関連
note 2020/11/18 15:43 小檜山青 Sei KOBIYAMA
トップ画像はサハリン州の海。
 犬橇で旅をする杉元一行。彼らは悪天候、急に崩れた吹雪に阻まれてしまうのでした。
北海道犬と樺太犬
 ここでは犬のリュウのことでも。リュウが逸れた道に行こうとしたと杉元たちは判断してしまいます。
 リュウは北海道犬です。リュウは北海道犬ではなくアイヌ犬ではないかという指摘を以前受けましたが、犬種登録の際にアイヌが飼育していた猟犬が「北海道犬」にされた経緯があります。
 他の犬は樺太犬。この犬種は極地探検でも用いられ、映画『南極物語』タロとジロが有名です。しかし、現在では絶滅したとされています。
 日本の在来犬は、秋田犬ほど有名でもなければ、ほぼ絶滅しているという悲しい状況があります。
 明治以降の西洋犬ブーム到来。
 和犬の価値が低下し、治安維持、疫病予防観点からも、殺処分されることに。
 第二次世界大戦時の殺処分。
 動物保全への認識不足。
 こうした状況が重なり、各地にいた在来種が絶滅してしまったのです。日本各地に、その土地由来の犬がかつてはいたものの、消えていってしまいました。西洋犬種は原産国までたどれるものの、和犬はそうはいかない。西郷隆盛が愛した薩摩犬ですら、絶滅したのではないかとされていました。ただ、交雑していたり、ひっそりと生き延びていたりするので、絶滅と確定できない部分もあるので、なかなか難しいものはある。
 リュウと一緒に犬橇を引く仲間たちも消えていったというのは、悲しいことなのです。
日本犬(全国の地犬)が絶滅寸前の理由をご存知? 知られざる和犬の歴史 https://bushoojapan.com/jphistory/food-jp/2020/11/08/110250 #武将ジャパン @bushoojapanより
 アジア由来の犬のことは、ちょっと気になっておりまして。というのも、中国の時代劇でも割と西洋犬が平然と出てくる。『コウラン伝』もそうでしたね。
 これは中国でも散々「ちがう! その時代にいない!」というツッコミは入るらしい。「こまけぇこたぁいいんだよ」とも言われるそうですが。
 犬というのも、なまじ犬種をいろいろといじりましたからねえ。パグなんて鼻つぶしすぎて、今は虐待だから見直しがされている。今後、アジア由来の犬もきっといろいろと動きがあると思うのです。私はとても気になっているところなのです!
 それにしても本作は、動物描写がかわいらしいですね。
マタギの知恵で生きる
 遭難した杉元一行を救うのが、谷垣の知恵です。焚き火を土に埋める。カネ餅を食べさせる。「け(食べろ)」という東北人らしい勧め方がよいものです。
杉元も感心しています。
 この場面もいろいろ考えてしまった……こういうマタギや江戸以前由来の知恵を、なまじ日本は重視していなかったのではないかと思えるのです。
マタギが凄ぇ! 熊も鹿も仕留める山の猟師たち~ゴールデンカムイでも大活躍 https://bushoojapan.com/jphistory/food-jp/2020/10/29/114358 #武将ジャパン @bushoojapanより
 例えば忍術。忍術ぅ? 何いってんだ? となるかもしれませんが、かれらの知恵は合理性がある。水を飲んで食料取らないと長時間活動できないという、基礎中の基礎を忍者は使っていた。
 けれども、明治のアスリートはどうか? 彼らは体重を減らすために水を飲まないようなことをしてしまう。そんなことをして長距離走ができるわけもない。金栗四三がストックホルム五輪で失踪した背景にも、こうした事情があります。
忍者の忍術(知恵)は科学的にも認められる?『麒麟がくる』の菊丸も実践 https://bushoojapan.com/bushoo/ken/2020/04/06/146040 #武将ジャパン @bushoojapanより
マラソン競技中に失踪した金栗四三、ペトレ家に救助され都市伝説となる https://bushoojapan.com/jphistory/kingendai/2018/12/18/118549 #武将ジャパン @bushoojapanより
 マタギの知恵は、調べてみればみるほど、合理性がちゃんとある。山の女神相手に全裸披露するような迷信はさておき、生き残るための知恵は実に合理的で、知れば知るほど奥深いものがある。実際、幕末のマタギ部隊は戊辰戦争でも活躍している。ああいう賢い人々を、野蛮だのなんだの軽んじていたことは何なのか? 文明の驕りたかぶりじゃないかと思ってしまうのです。
 これはアイヌのこともそう。アイヌの知恵を知れば知るほど、生き残るための知恵がきっちりと反映されているとわかる。アシリパの知恵はいちいち合理的ではありませんか?
 ルーツをたどると、アイヌとマタギは似ている。風習や信仰にも類似点が見つかる。本州に残ったアイヌがマタギの先祖であるという説もある。それには納得感があります。本州に暮らしているアイヌは、『もののけ姫』のアシタカ、『衛府の七忍』の雪鬼こと六花(りっか) がおります。弓の形状がアイヌと同じです。
 そういうことを、「土人の陋習」だの「迷信」だの、まとめて片付けてきた。そういう文明の驕りがどうしたって気になる。
 これはひいてな日本の近代史にも悪い影響を落としたんじゃないか? 『ゴールデンカムイ』から思い出すのはそんなところです。マタギのいた東北。アイヌのいた北海道。こういう東日本をなんだかんだと見下し、藩閥政治や軍隊から追い出しやがって……ここまで書くと、たかが漫画に何熱くなってんだ、ってなるかもしれないけど。
 でも、本作の登場人物が金塊に託して一発逆転を狙う背景には、そういう不平等への怒りがありますから。本作は登場人物の出身地が東に偏っている。そこは見ていかないと!
 そんな中、杉元は寅次と出征した日露戦争のことを思い出しています。ロシア兵を殺しまくったあの時代。思えば日本は、明治維新以来、数十年おきに戦争を繰り返していました。従軍経験のある男性が少なくなった、そういう現代がいかに例外的であることか。戦争で殺傷経験がある男性が多い時代もあったのです。
 そんな杉元は、梅ではなくアシリパを思い出している。アニメ版は梅のことが目立たなくなっております。のみならず、杉元の意識がアシリパに寄り添いつつあるということでもあるのでしょう。
灯台だ!
 そのころ、月島と鯉登は建物をめざし、屋内に入りました。ここも鯉登らしさが出ているのですが、いちいち牛がいるとか、状況を口に出して月島に確認する。そこがちょっと子どもっぽい。そんな二人はロシア人男性に声をかけられ、階上へ向かいます。そこにあったのは灯台でした。
 鯉登は灯台レンズの前をここでやたらとウロウロして、落ち着きのなさを発揮し、月島にたしなめられます。彼なりに、動き回っていないと考えが整理できないのだとは思います。鶴の字を書いたりしていますが、遊んでいるのではなくて彼なりにいろいろ考えてはいる。ただ、周囲からすると子どもっぽく見えてしまうのですが。そうそう、今回の「ゴールデン動画劇場」では鯉登が、灯台を拭く月島の手の動きをぬぼーっと見ています。ウケ狙いでもなんでもなく、彼はこういう天然ドジっ子だからさ。実は『鬼滅の刃』の冨岡義勇と同類なんですよ。シリアスかギャグか、テンションの高さは違うけど。
 アニメだとちょっとわかりにくいのですが、鯉登ってまっさらな凪のような無表情になることが多いのです。
『鬼滅の刃』冨岡義勇との付き合い方~コミュ障で片付けず本質を見てみよう https://bushoojapan.com/jphistory/kingendai/2020/10/28/151624 #武将ジャパン @bushoojapanより
 その灯台の瞬く灯りを見て、杉元たちはやっと光を目指して動き出します。そして灯台に到着するのでした。
 味方が死にかけたのに、「どうした、大丈夫か!」でもなく、紅茶を飲んでスーシュカを食べている鯉登。ティーカップの持ち方も礼儀正しい。エノノカがソーサーにたまったお茶をすすっていますが、これも正しいマナーです。イギリス式のお茶会を知っているあたりは、海軍提督の息子らしい。当時の海軍は、なんでもかんでもイギリスから学んでおりました。
 ペチカの上で温まる仲間を「ふふ……虫みたい」と言うあたりも、なんだかよくわからない。鯉登は髪が長い、主語が“私”、笑い方が“ふふ”と、中性的な要素が多いのです。薩摩隼人なのに。
 このあと、ヘンケが燃やした橇を作り直し、出発できる状態になります。谷垣はリュウがかえって正しい道を行こうとしていたはずだと指摘します。犬のことを大事に思うあたりが、これまたマタギらしい。マタギと秋田犬の関係は特別です。
 ここで鯉登が金槌を触ってしまい、くっつけるということをやらかす。月島にまた助けを求めている。なんか落ち着きなく触っていてのことでしょう。月島が金属と体温の温度差のせいでくっついたのだ、小便を使えばよいと告げると、杉元がかけようとします。ここで鯉登が逃げていく。彼なりに温度差由来なら、そこを解決すればいいとあたたまるものを探しに行ったのです。アニメではカットされていますが、台所で無事にはがしています。鯉登はアホのようで、失敗の理由がわかると問題解決をはかるだけの機転はあるのです。
 このあと、一行は真っ赤なボルシチを囲んでいます。ロシアでは汁物をボルシチと呼ぶので、ビーツ以外で味付けした緑や白のボルシチもあるそうです。ビーツが一番有名なので、赤いイメージで間違いはないのですが。ペリメニというロシアの餃子のようなおかずも見えます。
 夫妻はいつも二人だけなのでうれしいと言う。ここで鯉登が娘らしき写真を見つける。ものを見つける能力もちゃんとあるんですよ。
 ここで灯台守の娘の話へ。脱走ロシア兵と駆け落ちするように、スヴェトラーナという一人娘がいなくなってしまったそうです。政府も軍も探してくれない。夫妻は日露戦争時、日本軍に灯台をひきわたしてしまった。北に灯台ができて不要になっても、娘を待ってここにいる。そんな悲しい話です。みな真剣なまなざしになり、エノノカは感極まって泣いてしまう。
 この話を、島に住む娘と駆け落ちする約束をしていた一兵士として、月島はどう思い聞いているのか? 駆け落ちが成功していたら、いご草ちゃんのご両親はこの夫妻のようになっていたかもしれない。
 そのスヴェトラーナの捜索を約束し、写真立てに杉元のものを入れて、一行は出発するのでした。
 そんな回想シーンで見える樺太の海は穏やかな色です。海流の影響もあり、ロシアからすればこの島は温暖。夏場はちょっとしたリゾート地にすらなり得る。日本人からすれば「稲作もできない酷寒の地」であっても、ロシア人からすれば「貴重な不凍港、温暖なリゾート」になるということです。
 樺太は実におもしろい要素が揃っています。
メコオヤシの話
 樺太アイヌの村で、杉元たちはエノノカからメコオヤシの話を聞きます。メコオヤシとはオオヤマネコのこと。ここで鯉登は、尾形百之助のことではないかと言い出します。山猫とは、芸者を示す隠語。芸者は芸を売るだけで、客と性行為はしないという建前がある。それなのに子を宿すということは、ランクが低いものとされると。
 尾形の両親にどんな交流なり事情があったかなんて、どうでもいい。ともかくそういう卑しい山猫の子だ。そう第七師団の一部が言っていたくだらない軽口なのだそうです。杉元も、月島も、尾形本人ではどうしようもない出生由来の言葉によい印象を抱いていない様子。
 それなのに、鯉登はあの性格だから嫌い、私も大嫌いと言い切る。尾形もだけど、あんたも性格悪いんじゃないの? 嫌いなものは嫌いと言い切るなんて、幼稚でダメな性格なのでは? そう突っ込みたくはなる。鯉登は子どもっぽくて、そこがボンボンという後天性のようで、それだけとは思えないところもあるのです。鯉登は好き嫌いがはっきりしていて、口が悪く、自分の塩対応のせいでややこしいことになるまで気が回らないタイプとみた。
 樺太で明らかになってきたところですが、鯉登ってあれだけサーカスでキャアキャア言われても、反応していないのです。あれだけチヤホヤされたら浮かれてもおかしくないのに、そういうところがない。美形で華があるけれど、第一印象のそんなイメージを覆されて、そんなに友達がいないタイプではないかと思いますが。
 そして鯉登は強引に、泥棒猫は撃ち殺せと勝手な教訓をメコオヤシの話から見出している。強引に話をまとめているぞ。こういうことをやらかす奴は会話が結構めんどくさいんだな。
 メコオヤシがタバコ入れを食べたのかと、チカパシもアシリパも気にしている。これも重要です。アイヌに贈って喜ばれるもの、男性向け定番がタバコ。女性向け定番が針とされてきました。どちらも珍しいのです。タバコ入れや煙管はステータスシンボルでもあり、大事なものということです。キロランケもヘンケも、煙管やタバコ入れを大事に持っていますね。
 このあと、一転してアシリパ一行へ。アシリパたちもオオヤマネコと出くわしています。毛皮は高く売れるものの、肉はまずかったと語るキロランケ。アチャの話を思い出すアシリパに、もっと彼のことを知っている人物がいると語ります。
革命をめざすソフィア
 その人物は、アレクサンドロフスクサハリンスキー、亜港監獄にいる――。女囚ソフィアについて語られます。
彼女は複数名の実在人物がモデルと推察できます。
◆アレクサンドル2世暗殺犯の一人、ソフィア・ペロフスカヤ:Sophia Perovskaya(1853−1881)、貴族出身。暗殺後、絞首刑。
◆ソーニャ・ゴールデンハンド: Sofia Ivanovna Blyuvshtein (スペルはBluvstein, Bluvsztejnも、1846−1904)、経歴は不明点が多い。美貌と大胆な宝石窃盗等で名を馳せた、ロシア版ロビン・フッド、鼠小僧のような義賊。サハリン州(樺太)に収監。
 経歴とファーストネームを前者、義賊要素は後者ということでしょう。外見は後者が近い。
 野暮と知りつつ突っ込むと、“ゴールデンハンド”という英語の愛称を牢屋でつけられたというのは、どうなのよ。おもしろければいいんです。
 そんなソフィアは教養があり、勇気ある指導者でした。貴族でありながら、共産主義にめざめた。赤い女です。啓蒙、すなわち知識を得ることへの二律背反する感情が、ロシアには渦巻いていました。フランス語を話し、教養を身につけたい。けれども、そうしたら革命が起こったあの国のように、ツァーリにも危害が及びかねない――。
 知識はブガチョフ(反乱指導者)を生み出してしまう。ソフィアもまさしく、そんな一人。キロランケが真っ先に彼女の教養を持ち出したのは、そんな歴史的背景があります。
 共産主義云々はさておき、当時の革命家の気持ちはわかる。圧政のこともある。のみならず、ロシアはずっと、ヨーロッパとアジアの中間にある、キリスト教文明圏内でも一番下の扱いをさてきた。
 鶏口となるも牛後となるなかれない――と言いますよね。西洋国家として一流になれないで見下され続けるくらいなら、共産主義国家としててっぺんとったる! ってなってもおかしくはありませんか? その共産主義は負けた、冷戦終了で終わったということにはなっている。それもどうでしょうね。ソ連を懐かしむ声もないわけじゃないし、ソ連時代に積み上げた何かだってまだまだ残存しているはずですから。
帝政ロシア・ロマノフ朝が滅亡しロシア革命が起きるまで https://bushoojapan.com/world/russian/2020/02/01/113730 #武将ジャパン @bushoojapanより
ロシア革命の微妙な百周年 プーチン大統領も発言を避けたくなるその背景 https://bushoojapan.com/world/russian/2019/11/17/108319 #武将ジャパン @bushoojapanより
 そのソフィアが監獄では実にたくましくなっている……ロシア女あるあるだよな! 若い頃は妖精みたいに綺麗でも、歳をとると太ってたくましく……そういう典型例のようで、ソフィアはもっと奥深いものがあるとは感じています。大胆な目元は変わらない。同房には、なんと灯台守の娘であるスヴェトラーナもおりました。
 ロシア人は美少女でも中年以降は……というネタ。これは一歩間違ったら、人種と女性差別だと思う。日本だけでなく、他の国でもある偏見のようですが。
 ソフィアはそういうことでなく、中身がとてつもなくかっこいいと思う。見た目が妖精さんだろうと、ロシア人の女性はビシッと言うことを言い切ると思う。フィギュアスケート選手なんかそう。
 私がサハリン州で見たロシア女性も強かった。空港の職員、フライトアテンダント、銀行員、ウェイトレス、ホテルの従業員。みなテキパキとしていて、堂々としていて、愛想笑いと無縁。そこにはダイヤモンドのような硬さと魅力があった!
 銀行が終わるギリギリに向かい、もう時間がないから両替はできないと断言された時は、ちょっとがっかりしたけれど。日本ならば銀行員のお姉さんは、苦笑するだろうな。そう思った途端、敬愛みたいなものがわーっと湧き上がってきました。
 そんなもん、気にしなくてよいのでは? この銀行員さんみたいにみな振る舞えば、社会にストレスがたまらないのでは? 強いというのはよいことで、魅力的なことなんだ。そういうロシア人女性のことを思い出すから、私はソフィアが好きです。動いて、声がついて、ますますいい女になったな!
囚人を救え
 月島が、この島はロシア人脱獄囚がうろついているから気を付けろと警告していましたっけ。さぞや悪い奴だらけなんだろうな……とは思いますが、ここも注意が必要かもしれない。
 網走監獄もそうなのですが、政治犯も含まれています。当時は今よりも政治犯の範囲が広いから、自由民権運動で捕まった人たちも収監されているわけです。北海道開拓初期は、屯田兵なり囚人を「懲罰ついでにコキ使っちゃえ」とやらかしてきました。そういう人権無茶振りチャレンジをずっとされてきたのが、“試される大地”こと北海道なのです。そういうところは、イギリスの流刑地だったオーストラリアやニュージーランドと重なるものがある。
 囚人は労働力だー!
北海道開拓はとにかく過酷! 明治維新の敗者、屯田兵、新選組、囚人、ヒグマ https://bushoojapan.com/jphistory/kingendai/2020/06/22/112373 #武将ジャパン @bushoojapanより
網走監獄(網走刑務所)の歴史~本当に「凶悪犯の吹きだまり」だった? https://bushoojapan.com/jphistory/kingendai/2020/11/13/116086 #武将ジャパン @bushoojapanより
 監獄、囚人。そうした要素は北海道の歴史に暗い影を落としているんですね……ソビエト連邦のシベリア抑留もある。
 満州、そして南樺太、千島列島。第二次世界大戦末期、ソ連はそこから大勢の日本人を連れ去り、冤罪や微罪の名目でシベリアに送り込み、強制労働をさせたのです。
 全くもって非人道的であり、許されざる話ではある。けれども、ソ連側にも言い分はあるのでしょう……。
・日本の同盟国であるドイツとの戦闘で、ソ連は膨大な犠牲を出した。人的被害も大きい。ここは補わねばならない!
・勝利で、領土を獲得できない。ならばせめて労働力が欲しい!
 しかも、日本とソ連政府の合意も未解決の部分が多い。未だに遺骨が戻らない。しかも、戻ってきたと思って鑑定したら、アジア人以外の骨であったりする。
 話がそれまくって申し訳ない。とはいえ、北海道の歴史には何度も何度も、ひどい目にあう虜囚が出てくる。屯田兵から始まり、シベリア抑留。囚人というモチーフがこんなに何度も出てくる漫画もそうそうないと思う。それも北海道を含めた北の大地にある歴史を思えば、納得できるところではあります。
 そんなこんなで、この漫画のファンには山田風太郎『地の果ての獄』をおすすめします。北海道の監獄で看守が主人公です。
https://note.com/54seikobi85/n/nd1b432d650c9

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「映文連アワード2020」の受賞作品が発表に 国立新美術館講堂で表彰式を開催

2020-11-19 | アイヌ民族関連
アドタイ 2020.11.18
映像文化製作者連盟が主催する「映文連アワード2020」の受賞作品が9月10日に発表され、11月18日、国立新美術館講堂にて表彰式が行われた。
映文連アワードは「コーポレート・コミュニケーション部門」、「ソーシャル・コミュニケーション部門」、「パーソナル・コミュニケーション部門」の3つの部門で構成される。本年度は3部門合わせて144作品の応募のなかから、最優秀作品賞(グランプリ)をはじめ33作品が選出された。
今年の最優秀作品賞(グランプリ)は、『ごん GON, THE LITTLE FOX』(太陽企画+エクスプローラーズ・ジャパン)、文部科学大臣賞は『つつんで、ひらいて』(「つつんで、ひらいて」製作委員会)、経済産業大臣賞は『トヨタイムズ』(KEY pro+AOI Pro.+電通+篠原誠事務所/トヨタ自動車)が受賞。
また優秀企画賞として、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学のテレビCM「街に出よう。頭を使おう。」が選出された。
受賞作品の上映会は11月19日・20日の両日、同連盟主催の国際短編映画祭「International Corporate Film Showing 2020」とともにユーロライブ(ユーロスペース内/渋谷区円山町)にて開催される。
受賞作品は以下の通り。
グランプリ表彰
■ 最優秀作品賞(グランプリ)
『ごん GON, THE LITTLE FOX』
太陽企画+エクスプローラーズ・ジャパン
■ 文部科学大臣賞
『つつんで、ひらいて』
「つつんで、ひらいて」製作委員会
■ 経済産業大臣賞
『トヨタイムズ』
KEY pro+AOI Pro.+電通+篠原誠事務所/トヨタ自動車
■ 優秀作品賞(準グランプリ)
『DEAR FUTURE 自動車船乗船体験プログラム』
CREATIVE EGG+揚羽/日本船主協会)
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映像文化製作者連盟が主催する「映文連アワード2020」の受賞作品が9月10日に発表され、11月18日、国立新美術館講堂にて表彰式が行われた。
映文連アワードは「コーポレート・コミュニケーション部門」、「ソーシャル・コミュニケーション部門」、「パーソナル・コミュニケーション部門」の3つの部門で構成される。本年度は3部門合わせて144作品の応募のなかから、最優秀作品賞(グランプリ)をはじめ33作品が選出された。
今年の最優秀作品賞(グランプリ)は、『ごん GON, THE LITTLE FOX』(太陽企画+エクスプローラーズ・ジャパン)、文部科学大臣賞は『つつんで、ひらいて』(「つつんで、ひらいて」製作委員会)、経済産業大臣賞は『トヨタイムズ』(KEY pro+AOI Pro.+電通+篠原誠事務所/トヨタ自動車)が受賞。
また優秀企画賞として、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学のテレビCM「街に出よう。頭を使おう。」が選出された。
受賞作品の上映会は11月19日・20日の両日、同連盟主催の国際短編映画祭「International Corporate Film Showing 2020」とともにユーロライブ(ユーロスペース内/渋谷区円山町)にて開催される。
受賞作品は以下の通り。
グランプリ表彰
■ 最優秀作品賞(グランプリ)
『ごん GON, THE LITTLE FOX』
太陽企画+エクスプローラーズ・ジャパン
■ 文部科学大臣賞
『つつんで、ひらいて』
「つつんで、ひらいて」製作委員会
■ 経済産業大臣賞
『トヨタイムズ』
KEY pro+AOI Pro.+電通+篠原誠事務所/トヨタ自動車
■ 優秀作品賞(準グランプリ)
『DEAR FUTURE 自動車船乗船体験プログラム』
CREATIVE EGG+揚羽/日本船主協会)
『協創の森コンセプトムービー〔現場篇〕』
CNインターボイス+日立ドキュメントソリューションズ/日立製作所
『レイディオ』
塩野峻平(中央大学)
■i賞(個人賞)
齊藤真弘(「DEAR FUTURE 自動車船乗船体験プログラム」)
部門表彰
<コーポレート・コミュニケーション部門>
■ 部門優秀賞
『知らなかった自分が、そこにいた。』
ロボット+ADKマーケティング・ソリューションズ+ADKクリエイティブ・ワン/早稲田アカデミー
『茶子の駅員物語』
シグレゴコチ/秩父鉄道
『ここではないどこかで じゃらん30周年特別記念フィルム』
AOI Pro.+川村元気/リクルートライフスタイル
『SBKK ブランドムービー 「REAL」篇』
ギークピクチュアズ+電通/ソフトバンク
『Revive the legend ’81 RGΓ XR35』
イメージサイエンス/スズキ
<ソーシャル・コミュニケーション部門>
■ 部門優秀賞
『BS12スペシャル 人間の履歴書 ―歯が語る 生きた証―』
BS12トゥエルビ
『永遠(とわ)に咲く 《吉野の桜》』
ケイワンクリエーション/髙島屋史料館
『サラーマット ~あなたの言葉で~』
東映/兵庫県、兵庫県人権啓発協会
『表札のない家 薬物はもういらない』
テレビ朝日映像/警視庁組織犯罪対策第五課
<パーソナル・コミュニケーション部門>
■ 部門優秀賞
『ルーツ』
渋谷 悠/綾瀬市
『かたのあと』
ふるかわはら ももか(東京造形大学)
『とうめいな生き物たち』
高山康平
『被爆死した米兵を追って』
谷井健吾(中央大学)
特別表彰
■ 優秀企画賞
『街に出よう。頭を使おう。』
パドル+電通/事業構想大学院大学
『安全の防人 起つ! ~非破壊検査誕生の物語~』
ytv Nextry+日経アドエージェンシー/非破壊検査
『海を渡ったしょうゆ キッコーマン100年 野田から世界へ』
NHKエンタープライズ/キッコーマン、キッコーマン国際食文化研究センター
『myblu 家族の喫煙ロスタイム
スターランドコミュニケーション+東急エージェンシー/インペリアル・ブランズ・ジャパン
『東京モーターショー2019 ヤマハ発動機 アニメーション 人はもっと幸せになれる。』
電通ライブ+MOTION+電通/ヤマハ発動機
『Time Trip 江戸-東京 日本最古の360度パノラマ写真の謎』
フジテレビジョン/BSフジ
『国立アイヌ民族博物館 4Kシアター映像 世界が注目したアイヌの技』
札幌映像プロダクション/国立アイヌ民族博物館
『なっとう いのちの力』
アイカム/全国納豆協同組合連合会
『大雪山国立公園 巡る季節の輝き』
北海道映像記録/環境省 北海道地方環境事務所
■ 企画奨励賞
『貨物鉄道輸送ってなあに?』
文化工房/日本貨物鉄道
『苦汁じゃないよ☆NIGARIだよ!』
ティーアンドイー+ADKマーケティング・ソリューションズ+POPS/赤穂化成
■ 優秀クリエイター賞
若見ありさ(「Birth-めぐるいのち-」)
東谷麗奈(「蛙捕り」)
https://www.advertimes.com/20201118/article329124/

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