北海道新聞07/12 19:43 更新

笹村二朗さん
北海道ウタリ協会(現北海道アイヌ協会)の元理事長で、アイヌ民族の地位向上に努めた笹村二朗(ささむら・じろう)さんが11日、帯広市内の病院で原発性肺がんのため死去した。88歳。同市出身。自宅は同市西13北6の4の1。通夜は14日午後6時、告別式は15日午前10時、同市西12南29、公益社中央斎場で。喪主は妻美代子さん。
1980年に同協会理事となり、96年に理事長に就任した。アイヌ民族を初めて法的に位置づけたアイヌ文化振興法の制定に向け、尽力した。鈴木宗男衆院議員(当時)が2001年に「(アイヌ民族は)同化されている」と発言した問題の対応を巡り、協会内で意見が対立し、同年解任された。
08年にアイヌ文化振興・研究推進機構(現アイヌ民族文化財団)のアイヌ文化奨励賞を受賞。95年から帯広市議を3期12年務めた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/704807

笹村二朗さん
北海道ウタリ協会(現北海道アイヌ協会)の元理事長で、アイヌ民族の地位向上に努めた笹村二朗(ささむら・じろう)さんが11日、帯広市内の病院で原発性肺がんのため死去した。88歳。同市出身。自宅は同市西13北6の4の1。通夜は14日午後6時、告別式は15日午前10時、同市西12南29、公益社中央斎場で。喪主は妻美代子さん。
1980年に同協会理事となり、96年に理事長に就任した。アイヌ民族を初めて法的に位置づけたアイヌ文化振興法の制定に向け、尽力した。鈴木宗男衆院議員(当時)が2001年に「(アイヌ民族は)同化されている」と発言した問題の対応を巡り、協会内で意見が対立し、同年解任された。
08年にアイヌ文化振興・研究推進機構(現アイヌ民族文化財団)のアイヌ文化奨励賞を受賞。95年から帯広市議を3期12年務めた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/704807