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沖縄独立はこのようにして可能だ

2016-06-26 | ウチナー・沖縄
dot.- (更新 2016/6/25 07:00) by 松島泰勝

松島泰勝(まつしま・やすかつ)
1963年沖縄県石垣市生まれ。龍谷大学経済学部教授。著書に『沖縄島嶼経済史』『琉球独立への経済学』他。2013年、琉球民族独立総合研究学会を設立 (c)朝日新聞社
 沖縄独立について、龍谷大学教授の松島泰勝さんがアエラ6月27日号にご寄稿くださった。特別に全文を公開する。
*  *  *
 昨年9月、翁長雄志知事は国連人権理事会において「沖縄の自己決定権が蔑ろにされている」と訴えた。国際法で保障された民族(人民)の自己決定権は、内的自己決定権(自治)と外的自己決定権(独立)に分かれる。民主主義的な手続きでどんなに基地撤廃を訴えても日本政府が琉球人の人権を蔑ろにするのであれば、琉球人は独立への過程を平和的に進める権利を持っている。辺野古新基地建設を強行し、日米地位協定を改正しない日本政府の頑なな姿勢が独立運動に拍車をかけている。
 独立は次のようなプロセスで進むだろう。沖縄県議会が、国連脱植民地化特別委員会の「非自治地域」リストに「沖縄県」を加えることを求める決議案を採択。同リストに登録された後、国連の支援を得ながら独立を準備する。国連監視下で住民投票を実施し、独立支持の有権者が過半数を占めれば、世界に独立を宣言する。世界の国々が国家承認し、国連の加盟国になる。その際、世界に住むウチナーンチューが自国の政府に働きかけて琉球国の国家承認を促す。
 琉球独立は「分離独立」ではなく「復国」となる。琉球国は1879年まで存在していたが、日本政府がそれを解体した。私が『琉球独立宣言』(講談社文庫)で明らかにしたように日本政府は現在まで琉球国の存在を認めていない。しかし近年琉球では「琉球併合は国際法違反」であり、米国、仏国、蘭国と琉球国が締結した修好条約原本の返還を求める声が高まっている。「復国」はかつての王制ではなく、立憲主義に基づく非武装中立を掲げた連邦共和制の国になるだろう。今、安倍政権が捨て去ろうとしている「憲法9条」を琉球国は自らの憲法の柱にして、独立後、「琉球の平和」が回復される。
 2013年5月、琉球民族独立総合研究学会が設立された。年2回の大会・総会のほか、オープンシンポを開催し、毎月研究部会を開き、独立を具体的、国際的に議論し、学会紀要で研究成果を蓄積してきた。学会会員約330人の大半は基地反対運動、言語復興運動等を行う市民である。外務省沖縄事務所への抗議、国連による日本政府勧告の撤回を求める豊見城市議会意見書への抗議等の社会的実践を学会として行った。米国からの独立を問う住民投票を今年11月に実施するグアムのチャモロ人と連携しながら脱植民地化を進めてきた。基地を廃絶し、植民地支配から脱却するための独立という選択肢が、夢物語ではなく、実現可能なものであると考える人が増えてきた。地元紙でも独立を含む「自己決定権」という言葉が日常的に使われ、一般市民が口にするようになった。
 琉球独立運動が台頭してきた背景には次のような要因がある。(1)琉球人が米軍関係者に殺されても日米地位協定を改正しない日本政府への怒り。(2)琉球人の訴えを無視し、カネの力で基地を押し付けようとする日本政府への不信と嫌悪。(3)独立によって日本と対等な政治的地位を獲得することで、平和と経済自立を実現できるという自信の拡大。(4)琉球人が先住民族であり、基地の押し付けを人種差別であるとして日本政府に勧告を行ってきた国連を琉球の味方につけたこと。
 日本は米国から独立したと言えるのか。琉球独立運動は日本の今を映す鏡である。(寄稿/龍谷大学教授・松島泰勝)
※AERA 2016年6月27日号
http://dot.asahi.com/aera/2016062300186.html

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苫駒大、国際文化学部17年度から募集停止

2016-06-26 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2016年 6/25)
 苫小牧駒沢大学(佐久間賢祐学長)は、2017年度から国際文化学部国際文化学科(入学定員75人)の学生募集を停止する。募集は同部キャリア創造学科(同75人)のみとなり、国際文化学科は19年度末で廃止、20年度から単科大学となる見通し。佐久間学長は「定員は減るが、大学が存続するための前向きな学科再編」と話している。
 23日に開いた学校法人駒沢大学(東京)の理事会で正式決定し、24日付で文部科学省に届け出た。
 佐久間学長は今回の決定について「これまでの学生の充足率や少子化の影響などを考慮すると、現状の入学定員150人は現実的に厳しい数字だと判断した」とし、「今後も東胆振・日高で唯一の4年制大学として存続するための決断」と説明する。
 同大は1998年の開学以降、入学者の減少が続き、2015年度には30人を下回る危機的状況となった。全体の学生数は24日現在197人で、総定員数600人の3分の1以下となっている。佐久間学長は、定員を減らすことで「コンパクトな大学にし経営の合理化を図っていきたい」と話す。
 募集停止する国際文化学科は、専門科目として▽仏教文化▽日本文化▽北海道・アイヌ文化▽地域社会・行政―の4コースを設け、「グローバルな視野、ローカルな力」の育成を目指してきた。同科は現在の1年生が卒業を迎える19年度末に廃止し、教育カリキュラムや研究内容はキャリア創造学科へ統合するという。
 一方、キャリア創造学科は17年度入学者から新たなカリキュラムを導入。▽ビジネス基礎力▽キャリア教育▽異文化教育―を柱とし、学生が目指すキャリアに応じた幅広い知識を学べるようにするという。佐久間学長は「ビジネス即戦力、社会人基礎力の育成を目指す新しいキャリア創造学科に期待してもらいたい」としている。
 同大は、国際文化学部国際文化学科の単科大学として開学。02年度に国際コミュニケーション学科を設置し、13年度に同科をキャリア創造学科へ転換した。開学初年度は定員200人に対し志願者数は500人を超え、288人が入学。その後、定員割れが続き、15年度の新入生は過去最少の29人となった。学生募集の強化や学内の組織改革などを図り、16年度は61人まで回復した。
http://www.tomamin.co.jp/20160639889

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女優の杏 2016年マンガ大賞『ゴールデンカムイ』に繋がる手塚マンガ『シュマリ』を紹介

2016-06-23 | アイヌ民族関連
Book Bang 6月22日(水)16時12分配信
 女優の杏さん(30)とナビゲーターの大倉眞一郎さんが毎週1冊ずつ本を持ちより紹介するJ-WAVEの番組「BOOK BAR」。6月19日の放送は手塚治虫ナイトと題し、杏さんは2016年話題のマンガと繋がる1冊を、大倉さんは定番の1冊を紹介した。
■北海道を舞台とした『シュマリ』
 杏さんは読書家として知られるが「手塚治虫文化賞」(朝日新聞社主催)の選考委員も務めるマンガ通。子どもの頃からお小遣いや親に買ってもらい手塚マンガに親しんでいたという。そんな杏さんが膨大な数の手塚作品から悩みながら選んだ1冊は『シュマリ』。明治初期の北海道を舞台に、開拓使シュマリやアイヌの人々、五稜郭の戦いを生き残った土方歳三らが登場し、徳川の隠し金をめぐる争いや歴史に翻弄される男女の姿が描かれる。
■マンガ大賞『ゴールデンカムイ』に繋がる
 実はこれらの題材は2016年大注目のマンガ『ゴールデンカムイ』野田サトル[著](集英社)にも共通している。『シュマリ』のあとがきで手塚は当時のアイヌをめぐる社会の状況に配慮し、構成の変更をせざるを得ず、「シュマリはたいへんあいまいな性格の、僕自身ノらないヒーローになりました」と書いていたという。杏さんはそのバトンを受け取ったのが『ゴールデンカムイ』だと解説し「合わせて楽しんで頂ければ」と原点となった1作と、現代のマンガ家からの手塚に対する答えの1作、2作を同時に薦めた。
■やっぱり『火の鳥』
 それに対し大倉さんの選んだ1冊は『火の鳥』。大倉さんは「COM」などの雑誌連載のころから読んでいたと話す。そして、世界は自分の意識が作りだしていると論じる「唯我論」をコンパクトに描いた短編「赤の他人」をあげ「この人ってとんでもないことを考えるな、と唯我論に独占されてしまってちょっとおかしくなっていた時期もある」と大きな影響を受けたことを告白した。『火の鳥』は全13巻の作品ではあるものの未完であり、読み手に大きな宿題が残された作品。大倉さんは、そろそろ『火の鳥』を完成させたいという大胆な作家があらわれてもいいんじゃないか、と現代のマンガ家へ期待をあらわした。
 また2人は手塚のブラックな部分や手塚が描いていた多種多様なフェティシズムにも言及し、手塚ファンならばライトにされたアニメを見るだけでなく、マンガを読んでみてほしいと薦めていた。
 その日のゲストの『潜行 地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー)が話題の姫乃たまさん(23)は「感性に刺さった本」として『少々生臭いお話』鮪オーケストラ[著](エンターブレイン)を紹介。また下北沢の書店B&B店長の寺島さやかさんが、『昭和ごはん』高橋良枝[著](朝日新聞出版)を紹介した。
「BOOK BAR」はJ-WAVEにて毎週日曜0時(土曜深夜)から放送中。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160622-00010003-bookbang-ent

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人民正義党のメンバー、サラワクで射殺される

2016-06-23 | 先住民族関連
アジア エックス-2016年6月22日
〈ペタリンジャヤ〉
人民正義党(Parti Keadilan Rakyat:PKR)に所属するビル・カヨン氏が6月21日、サラワク州ミリ市のルトンで射殺された。
カヨン氏は、多くの民族がいるサラワク州で先住民の土地所有権などの問題に取り組んできた。マレー系原住民であるダヤク族のコミュニティからは、今回の事件を強く非難する声が挙がっている。
カヨン氏は、国会議員であるマイケル・テオ氏の秘書も務めていた。21日に、現地のスーパーマーケット近くで信号待ちだったところ、ショットガンで首を撃たれたという。犯人はまだ捕まっておらず、動機も不明。
事件を受け、警察は特別捜査本部を設置した。カーリド・アブ・バカール警視総監は、「なぜこのような事件が起きたのか明らかにしていきたい」と述べ、目撃者に協力を呼びかけた。
マレー・メール紙によると、サラワク州では昨年5月にも、テオ氏がバットで襲われ骨折する事件が起きている。この事件の犯人もまだ捕まっていない。
https://www.asiax.biz/news/38560/

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トレンド通信:唇にゴッホやクリムトの絵を

2016-06-23 | 先住民族関連
Blouin Artinfo-2016年06月22日 BY Sonia Kolesnikov-Jessop |

アンドレア・リードによるグスタフ・クリムトの「アデーレ・ブロッホ=バウワーの肖像」を描いたリップアート
(instagram @Girlgreybeauty)
ネイルアートの上を行く!リップアートが今や、ソーシャルメディアのトレンドとして話題沸騰中。ヴァン・ゴッホであろうが、グスタフ・クリムトであろうが、好みの作品を唇に描いてくれるメーキャップアーティストたちが活躍している。
独学でメーキャップアーティストになったロンドンのチェルシー・ダーバー(@grinanddaggersfx)によると、リップアートは様々なメークの延長にあるという。「より小さなキャンバスを使った、ボディペインティングの一種です!」
インスタグラムにはリップアートを日々紹介しているアカウントが複数あるが、なかでもアンドレア・リード(@girlgreybeauty)はその素晴らしいアート性で際立っている。カナダ人アーティストのリードは、日本の浮世絵の大家である葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」や、グスタフ・クリムトの絢爛な作品、ニュージーランド先住民族マオリの伝統的アートなどを唇に再現している。
http://jp.blouinartinfo.com/news/story/1435011/torendotong-xin-chun-nigotuhoyakurimutonohui-wo

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台湾の鉄道風景の魅力を写した番組、米テレビ賞を受賞

2016-06-23 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2016/06/22 11:33

嘉義林管処提供
(台北 22日 中央社)交通部観光局と米・公共放送サービス(PBS)が共同で制作した台湾の鉄道風景を紹介するテレビ番組「台湾鉄路大冒険」がこのほど、優れたコマーシャルやテレビ番組などを表彰する米国の「第37回テリー賞」で銅賞を獲得した。観光局の劉喜臨副局長は受賞に喜びを示し、映像により物語を伝える方法で、欧米のニッチ市場に向けて台湾観光を広めていければと意欲を見せた。
同番組は、米国の有名司会者、ジョゼフ・ロセンド氏が案内役となり、知性とユーモアあふれる語り口で台湾での鉄道旅行の楽しみ方や沿線の自然、文化などを紹介している。登場する路線は、阿里山森林鉄道(嘉義県・市)や集集線(南投県)など。南投に居住する台湾原住民(先住民)ツォウ族も訪問している。
観光局は今年も引き続きPBSと共同で番組を制作予定。夏に離島・澎湖に向かい、海の生態や漁村風景、観光名所のダブルハート(双心石滬)などの景観を撮影する。
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201606220002.aspx

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台湾の先住民パフォーマンスグループ、東京で公演 独特の価値観を伝える

2016-06-23 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2016/06/22 11:12

(東京 22日 中央社)台湾原住民(先住民)のパフォーマンスグループ「原舞者」が19日と20日、それぞれ台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京都港区)と慶応義塾大学三田キャンパス(同)で、「海への記憶」をテーマにアミ族とプユマ族の音楽と舞踊を披露した。台湾文化センターの朱文清主任は、今回の公演により、日本の人々の台湾文化の多元性に対する理解促進を後押しできたのは喜ばしいことだと語った。
公演は文化センター開館1周年の記念イベント「台湾カルチャーフェスティバル」の一環として開催。原舞者のアートディレクター、懐劭・法努司氏は、先住民の音楽と舞踊が持つ台湾独特の島と文化の価値観を日本の観客に伝えられればと期待を示した。
慶応大での公演を取り仕切った同大アート・センターの森下隆氏は、鑑賞後、深い感動を受けたと話す。初鑑賞となるため、原舞者のパフォーマンスの背景などについても事前に学んでいたという。次回はもっと大きな会場を用意できればとし、同じく海を起源とする説のある秋田県男鹿半島の民俗行事「なまはげ」とコラボレーションさせたい構想も明かした。
(楊明珠/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201606220001.aspx


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晩秋のシドニーで、音楽と光の祭典「Vivid Sidney 2016」を堪能してきた

2016-06-22 | 先住民族関連
トラベル Watch-2016年6月22日 00:00平澤寿康
プロジェクションマッピングなど技術を駆使したアートが多数
 シドニーで、毎年5月から6月にかけての晩秋の時期に開催されている「Vivid Sidney」。筆者は、Vivid Sidneyに協賛しているIntelが開催したプレス向けツアーに参加してきた。2016年のVivid Sidneyで最大の見どころとなったのは、本誌でも紹介した、ドローン100機による光のアート「Drone 100」だったが、それ以外にもさまざまな見どころがあったので、ここではそれらを紹介していく。
オペラハウスをキャンバスにオーストラリアの自然や歴史を描く
 Vivid Sidneyは2009年より開催されている、最新テクノロジーを駆使した、光や音楽と芸術との融合を目的としたイベントだ。秋から冬にかけて減少する観光客を呼び込む目的で始まったそうで、当初こそ数千人が参加する規模のイベントだったが、年々規模が拡大し、2015年には参加者が170万人を超えるなど、オーストラリアを代表する非常に大きなイベントへと成長している。
 イベントは、シドニー港付近のベイエリアを中心として、シドニー中心街など広い範囲でさまざまなアート作品を展示していた。そういったなかで、特に注目を集めていたのが、なんといってもオペラハウスのライトアップだ。毎年行なわれているものだそうだが、オペラハウスの壁面に、複数のアーティストが製作した映像をプロジェクションマッピングで投影してライトアップするというもの。
 映像の内容は、オーストラリア特有の植物や生き物、オーストラリア先住民族のアボリジニの歴史や文化など、オーストラリアの自然や歴史を題材としている。アボリジニが使っていた文字や壁画を取り入れたり、カンガルーなどのオーストラリア特有の動物が登場したりするなど、とても神秘的だった。作品は6人のアーティストが製作し、映像が1周するのに約80分かかるそうで、まさに超大作となっていた。
 昼は、白いタイルが海辺に映える印象のオペラハウスだが、夜はその姿を大きく変え、多くの観客を魅了していたのが印象的だった。
http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/tabirepo/1006072.html

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アグネス・チャン、グアテマラの窮状を報告「娘がいる母親の身長は135センチしかなかった」

2016-06-22 | 先住民族関連

サンケイスポーツ-2016.6.21 17:03
 歌手、アグネス・チャン(60)が21日、東京・高輪のユニセフハウスで「グアテマラ訪問報告会」を行った。
 アグネスは3月7日付でユニセフ・アジア親善大使に任命され、6月に約1週間にわたってグアテマラを訪問。同国の人口の4割を占める先住民族の8割が貧しい生活状態で、子供たちの発育阻害を目にしたアグネスは「4歳と1歳半の娘がいる母親の身長は135センチしかなかった。下の娘は急性栄養不良でしたが、多くの子供たちがかかっている慢性の栄養不良を改善することも課題です」と、現地で撮影した母娘の写真をスクリーンに映して説明した。
 また、同国の病院では出産後の母親が母乳を寄付する「母乳バンク」が実施されていることも報告し、「日本にとって見習うものがある」と訴えた。
http://www.sanspo.com/geino/news/20160621/geo16062117030024-n1.html

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国立アイヌ博物館の展示計画発表

2016-06-22 | アイヌ民族関連
産経ニュース 2016.6.22 07:23更新
 文化庁は、2020年東京五輪・パラリンピック前の開館を目指す国立アイヌ民族博物館(北海道白老町)の展示計画を発表した。アイヌの人々の言葉や歴史、信仰など6つのテーマに沿って展示品を配置する。担当者は「五輪観戦で日本を訪れる外国人客らに、アイヌ文化の全体像を理解してもらえるようにしたい」と話している。
 博物館は延べ床面積約8600平方メートルで、うち約2500平方メートルが展示スペースになる。平成29年度中に着工する。
 アイヌの人々が使った道具や衣類など、旧石器時代から現代までの暮らしぶりを伝える物品を置き、日本語だけでなく、英語や中国語など多言語での説明を充実させる。
http://www.sankei.com/life/news/160622/lif1606220007-n1.html


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道庁内放送にイランカラプテ 秋辺さんらの曲でアイヌ文化PR

2016-06-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/22 07:00、06/22 07:41 更新
 道は21日、芥川賞作家の新井満さん(70)と、ユーカラ劇脚本・演出家のアイヌ民族、秋辺日出男さん(56)が作った楽曲「イランカラ◆テ~君に逢えてよかった~」の庁内放送を始めた。7月20日までの1カ月間、道庁舎をはじめ、すべての総合振興局・振興局で昼休みに流す。電話の保留音としても活用する。
 アイヌ文化に親しみを持ってもらおうと道が進めているキャンペーンの一環。
 「イランカラ◆テ」はアイヌ語で「こんにちは」を意味する。作詞は新井さんと秋辺さんが、作曲と歌は新井さんが担当。4月に道庁を訪れ、高橋はるみ知事に楽曲を寄贈した。明るいメロディーで、北海道を訪れた来訪客をもてなす内容になっている。
 2020年に胆振管内白老町にアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の開設が決まるなど、アイヌ文化への関心が高まる中、道アイヌ政策推進室は「アイヌ文化に触れるきっかけになれば」と話している。
(注)◆は小文字の「プ」
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0284857.html


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香川)少数者テーマに公開講義や催し 四国学院大

2016-06-22 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2016年6月22日03時00分
 差別を受けている少数者に焦点をあてた「マイノリティ・ウィーク」を四国学院大(善通寺市文京町3丁目)が開催している。22回目の今回は「マイノリティ文化:沖縄、アイヌ、在日コリアン」がテーマ。25日まで公開講義や各種催しがある。
 1995年、四国学院大が被差別少数者を積極的に受け入れる特別推薦入学を始めたのがきっかけで毎年開催している。今年は20日から始まった。まだ受講可能な公開講義は清水幸一教授「人権とスポーツ」(24日午前11時10分)▽山口孔丹子准教授「人を大切にする」(同日午後3時10分)など。
 25日午後1時半からは、障害がある学生のために講義を要約筆記するノートテイクを体験する催しもある。問い合わせ、講義の参加申し込みは四国学院大(0877・62・2111)。
http://www.asahi.com/articles/ASJ6P3VCPJ6PPLXB00B.html

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菅義偉官房長官「先住民族はアイヌの人々以外存在しない」 国連勧告に反論

2016-06-22 | ウチナー・沖縄
産経ニュース 2016.6.21 11:44更新
 菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、沖縄県豊見城市の宜保安孝(ぎぼ・やすたか)市議が国連欧州本部の人権理事会で沖縄の人々を先住民族として承認するよう求めた国連勧告の早期撤廃を求めたことに関し、「先住民族と認識しているのはアイヌの人々以外には存在していない」と述べた。
 菅氏は、「沖縄に住んでいる人は長い歴史の中で、特色豊かな文化伝統が受け継がれていることは認識している」と説明した。
 国連の勧告をめぐっては昨年12月、豊見城市議会が勧告撤廃の意見書を採択。こうした動きを踏まえ、菅氏は「豊見城市議会が撤回を求める決議を行うなど、沖縄においてもさまざまな意見があると承知している」と指摘。「政府の立場は今後もしっかり説明していきたい」と強調した。
http://www.sankei.com/politics/news/160621/plt1606210016-n1.html

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「沖縄は先住民族」勧告の撤回を ジュネーブの国連人権理事会で豊見城市議が訴え

2016-06-21 | ウチナー・沖縄
産経ニュース 2016.6.21 00:46更新
 【ジュネーブ=田北真樹子】スイス・ジュネーブの国連欧州本部で20日に開かれた人権理事会で、沖縄県豊見城市議の宜保安孝(ぎぼ・やすたか)氏(39)が、国連の2つの委員会が日本政府に対して沖縄の人々を「先住民族として承認すること」を求めた勧告について、「沖縄県民は日本人としての誇りと自己認識を持っており、先住民族としての自己認識は持っていない」と訴え、勧告の早期撤回を求めた。
 沖縄県民が人権理事会で勧告の撤回を求めたのは初めて。豊見城市議会は昨年12月22日に勧告撤回を求める意見書を採択している。
 国連自由権規約委員会は2008年10月の日本に関する最終見解で、沖縄の人々を「先住民族」と初めて認定し、「彼らの文化遺産および伝統的生活様式を保護し、保存し、促進し、彼らの土地の権利を認めるべきだ」と勧告した。人種差別撤廃委員会も先住民族の承認を求める最終見解を14年9月に出している。
 宜保氏は、日本の一部の非政府組織(NGO)が国連で沖縄の人々を「先住民族だ」と報告したことが勧告につながったとして、「これらの報告は、県民が知らないところで勝手に行われていた」と訴えた。
http://www.sankei.com/politics/news/160621/plt1606210004-n1.html


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古式舞踊 市民と楽しく 札幌アイヌ協会が交流会

2016-06-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/20 16:00

アイヌ民族の伝統舞踊を踊り、市民らが輪を作った交流会
 札幌アイヌ協会は19日、アイヌ民族の古式舞踊を市民と踊る交流会を札幌市南区の市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)で開いた。子供から大人まで約50人が参加し、軽快な踊りを披露した。
 協会は市民にアイヌ文化への理解を深めてもらおうと毎年、この時期に開催している。この日は、アイヌアートプロジェクト、アンコラチメノコウタラ、札幌ウポポ保存会とマユニタラモシリ札幌トンコリ保存会の4団体がそれぞれ踊りを披露した。
 最後はクマ送りの儀式で披露する輪踊り「イオマンテリヌセ」で締めくくった。市民も踊りの輪の中に加わり、民族衣装を着た女性たちの踊り歌に合わせて見よう見まねで体を動かしたり、手をとり合ったりしながら交流を深めていた。(斉藤千絵)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0284142.html

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