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「沖縄は先住民族」勧告の撤回を ジュネーブの国連人権理事会で豊見城市議が訴え

2016-06-21 | ウチナー・沖縄
産経ニュース 2016.6.21 00:46更新
 【ジュネーブ=田北真樹子】スイス・ジュネーブの国連欧州本部で20日に開かれた人権理事会で、沖縄県豊見城市議の宜保安孝(ぎぼ・やすたか)氏(39)が、国連の2つの委員会が日本政府に対して沖縄の人々を「先住民族として承認すること」を求めた勧告について、「沖縄県民は日本人としての誇りと自己認識を持っており、先住民族としての自己認識は持っていない」と訴え、勧告の早期撤回を求めた。
 沖縄県民が人権理事会で勧告の撤回を求めたのは初めて。豊見城市議会は昨年12月22日に勧告撤回を求める意見書を採択している。
 国連自由権規約委員会は2008年10月の日本に関する最終見解で、沖縄の人々を「先住民族」と初めて認定し、「彼らの文化遺産および伝統的生活様式を保護し、保存し、促進し、彼らの土地の権利を認めるべきだ」と勧告した。人種差別撤廃委員会も先住民族の承認を求める最終見解を14年9月に出している。
 宜保氏は、日本の一部の非政府組織(NGO)が国連で沖縄の人々を「先住民族だ」と報告したことが勧告につながったとして、「これらの報告は、県民が知らないところで勝手に行われていた」と訴えた。
http://www.sankei.com/politics/news/160621/plt1606210004-n1.html


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古式舞踊 市民と楽しく 札幌アイヌ協会が交流会

2016-06-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/20 16:00

アイヌ民族の伝統舞踊を踊り、市民らが輪を作った交流会
 札幌アイヌ協会は19日、アイヌ民族の古式舞踊を市民と踊る交流会を札幌市南区の市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)で開いた。子供から大人まで約50人が参加し、軽快な踊りを披露した。
 協会は市民にアイヌ文化への理解を深めてもらおうと毎年、この時期に開催している。この日は、アイヌアートプロジェクト、アンコラチメノコウタラ、札幌ウポポ保存会とマユニタラモシリ札幌トンコリ保存会の4団体がそれぞれ踊りを披露した。
 最後はクマ送りの儀式で披露する輪踊り「イオマンテリヌセ」で締めくくった。市民も踊りの輪の中に加わり、民族衣装を着た女性たちの踊り歌に合わせて見よう見まねで体を動かしたり、手をとり合ったりしながら交流を深めていた。(斉藤千絵)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0284142.html

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