夕方5時ころ、自宅の倉庫前でトコトコ歩いている蝉の幼虫を発見。蝉の抜け殻はよく見ますが、生きている幼虫はひと夏に数回しか見れません。せっかく無事地上に出てこれたのだから踏みつけられたら大変、と思い手頃な木にとまらせ早速撮影しました。
あすの朝には成虫になっていることだろうと、そのまま倉庫の壁に立てかけて田んぼに行ったのですが、帰ってきて家に入ったらびっくり、我が家の台所で蝉の羽化が始まっていました。それを高校1年の双子が携帯電話のカメラに真剣なまなざしで納めています。背中が割れてから羽が伸びきるまでの羽化に要した時間はおよそ1時間半くらいだったと思います。
何より蝉の羽化を見ながらの夕食は、神秘的でした。
画像は7月30日に撮影したものです