恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

埼玉県名発祥の地

2008年03月28日 | 日記とか
年度末で仕事がお休み。
こういう機会に史跡めぐりでもしてやろうと思い、
埼玉県行田市にある埼玉(さきたま)古墳群へいってきました。
この古墳群の中でも特に知名度抜群なのが稲荷山古墳。
教科書には「稲荷山古墳出土鉄剣銘」なんて感じで記述されていて、
知る人ぞ知る、そんな場所なのですが、歴史に携わる者として、
一度はいってやろうと思いつつなかなか行けていなかったので、この機に。

ただ、休日にどこか出かけるときのいつもの失敗で、
遅寝をして出発の時間が遅くなってしまうもんだから、
この日も到着した時間にはすでに隣接する資料館がすでに入場できなくなっており、
一番期待していた鉄剣を拝むことができなかったのが悔やまれるところですが、
ダメならダメで園内の古墳群を探訪します。
大小いくつかの古墳があって、その形もさまざまです。
もちろん細かく分けていくと時代がどうだとかかってのはあるのですが、
ここでは割愛します。

知名度ナンバー1の稲荷山古墳も、しっかりとした前方後円墳で、結構な規模。
あと、各地でいろんな古墳を見てきましたが、
たいていは古墳ってのは上に乗ったりとかすることはできないのですが、
(まぁ普通に考えて昔の人のお墓なので上に乗っちゃいけないのはわかります)
この稲荷山古墳は展望台のように上に上がっていくことができます。
ひょっとしたら前方後円墳に上るって初めての経験かも。
円墳部分と方墳部分の間ってずいぶん高低差があるんだなぁとか、
実際に上がってみるといろいろ気づくこともあって、これはこれで面白いものが。
部分的に復元されてるようですが、雰囲気は良くつかめましたよ。

しかし、トップに上げた稲荷山古墳の画像。
前方後円墳って上空写真でもなきゃうまく撮れませんな。雰囲気がつかめん。

恐懼謹言。
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仕事帰りの六義園

2008年03月27日 | 日記とか
職場の近くにある有名な庭園で、名前も知っていたのですが、
近すぎると帰ってなかなか行かないというのはよくあることで、
駒込にある六義園(りくぎえん、なぜか変換されない)もその1つ。
仕事を終えて帰ろうかなぁというところで、同僚の方から、
「時間があったら桜でも見に行きませんか?」と。
なんでも六義園ではしだれ桜が有名で、今まさに見ごろなんだそうで。
ほほー、それは初耳、ってことで夜桜見物へ。

普段はそこまで人の多くない六義園もこの時期ばっかりは、
夜の8時を回ってもたくさんの人であふれかえっておりました。
で、名物のしだれ桜は入り口からほどないところにあって、
その堂々とした枝振りといい花の開花具合といい、まさに圧巻。
桜といえばやはりソメイヨシノがぱっと浮かんできますが、
品種の違うこの桜もすごいです。今回の画像でも使用していますが、
一本の木でこれだけの迫力があるというのはなかなかないのでは。

んー、職場から大して離れてないところにこんな立派なものがあったとは。
灯台下暗しとはこのこと。
ただ、花を見るといっても今日は純粋に花だけを見てきました。
酒を飲んで、という花見も好きではあるのですが。
ま、こういうのもいいんです。

恐懼謹言。
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たかだかそれだけの目的でも

2008年03月23日 | 日記とか
竹岡ラーメンが食べたくなったのでふらりと房総半島へ。
せっかくの休みなんだからゆっくりと休めばよさそうなものですが、
逆に何もしないで一日が終わってしまうとすごく損をした気になるので、
これといった目的がなくてもとにかく外へ出るということが大事だったりします。
そのメインの目的がたかだかご当地ラーメンを食べることであっても。
それも一人気ままに行くのが気楽で良かったりします。
もちろん場所によっては同行者がいたほうが良かったりもしますがね。
今日訪れた場所はどこもマニアックな場所だったので1人がベスト。

・鹿野山神野寺
・勝浦城址
・官軍塚
・勝浦平和観音

ほら、ぜんぜん興味をそそられないでしょ?
だから1人でいいんです。気兼ねなく。
本日の画像は、鹿野山神野寺にあるスポーツのご加護があるという、
天狗が祀られているお堂。下駄に触るとご利益があるそうな。

恐懼謹言。
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ラーメン波動軒

2008年03月16日 | 日記とか
以前近くを通りかかったときに看板を見てから気になっていたのが、
このラーメン店波動軒です。
名前だけ聞くとストリートファイター的な印象ですが、
とにかくそんな名前のインパクトも去ることながら、
ネットで情報検索してみると、けっこうな人気店なんだそうで。
おまけに営業時間がとんでもないことになってます。
土日のみ営業で12:00~13:30と18:00~21:00の2本立て。
しかも最寄の駅からも徒歩15分、駐車場もないもんで、
まさに陸の孤島のようなところにあるわけですが、
気合を入れて自転車で12時過ぎに到着するとすでに満席&行列。

いやー、こりゃすごいなぁと思いつつ10数分後にやっと入店。
店名からてっきり格闘系のいかつい店長がやっているのかと思いきや、
メガネをかけたおとなしそうなご主人が一人で切り盛りされていました。
1回目の訪問なので、1番人気だという煮玉子入り醤油とんこつらーめんを注文。
お好みで味やら麺の硬さを選んだりもできますが、1回目はスタンダードで。

味はやはり噂に違わず美味でございました。
そりゃこんな不便なところにあっても繁盛するわけです。
非常に完成度が高いなぁと言う印象のラーメンで、
ぜひとも次は隣に座った人の食べていた塩とんこつに挑戦してみたいなぁと。
営業時間が限られているのが非常に残念なところで、
次回の来訪がいつになるかはわかりませんが、ぜひ。

恐懼謹言。
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江戸東京たてもの園

2008年03月09日 | 日記とか
前々から行きたいと思っていた江戸東京たてもの園に行ってきました。
トップの画像は園内に展示されている都電の写真。
もちろんメインはこういったものじゃなくて、
江戸時代から昭和にかけての日本の建造物が復元保存されていて、
日本の建物の歴史からその時代の暮らしについて知ることができます。
しかも屋外でオープンになっているので非常に開放感があります。

入園した時間が3時ごろだったので実質2時間も見られなかったのですが、
すべての建物(全部で27棟)を丁寧に見ているとかなり時間がかかります。
もっと余裕を持って今度は行きたいと思いますが、
十分に楽しめるものでした。入場料400円も十分十分。
たてもの園の外にある小金井公園も今まさに梅が見ごろで、園内を彩っていました。
気温も暖かくなり、いよいよ春遠からじ。

恐懼謹言。
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ふらりと川をのぼる

2008年03月06日 | 日記とか
仕事が休みだったのをいいことにサイクリングへ行ってきました。
せっかく自転車を新年に購入したのに、
今まで数回しか遠出らしい遠出もできていないわけで、
機会があればちょっとした距離を走りたいなぁという気になるのです。
もちろん走るからには何かしら目的地やテーマを決めて走りたいので、
今回は両国のあたりから隅田川を上流に向かって進んでみることに。

ただ、過去に自転車で走ったことのある荒川や江戸川に比べると、
隅田川は川の両岸がコンクリートで護岸されており、
土手らしい土手がなく、サイクリングロードもほとんどといっていいほどないので、
正確には川の流域に沿って走る形となりました。
おまけに人工的に開削された荒川と違って自然の流域の川なので、
隅田川はグネグネ蛇行しながら流れていたりするので、
時間はかかれども距離が伸びないという、そんな道中になりました。

結局、1時間半程度走って荒川との合流地点である岩淵に到着しました。
ここにある荒川知水資料館を訪れ、
人工的に開削された荒川の歴史を知り、
非常に有意義な時間をすごすことができました。入館無料なのもグッド。
一時間ちょっと資料館で知見を広め、その後は館外の近辺をうろうろと。
トップ画像は岩淵水門のところにあった「月を射る」というモニュメント。
んー、なんか古びた遺物かと思ったら立派な芸術作品なんですね。
こういうのはなかなかわかりませんわ。

その後は川を渡って川口の街をうろうろとした後で荒川を下り、帰宅。
だいたいの走行距離は50kmぐらいといったところでしょうか。
だいぶ季節も春めいてきて、これからも機会があれば自転車で繰り出したいものです。

恐懼謹言。
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追いコンにゲスト参加してみる

2008年03月01日 | 日記とか
大学時代に所属していたサークルの2代下の後輩が卒業するに当たって、
追いコンが催されるということで呼ばれて参加してみました。
2代下ってことは自分が大学3年生のときの1年生であり、
いわば共に活動をした最後の世代だったりします。
もちろんその1つ下の世代も知らないことはないのですが、
4年生にもなるとあんまりサークル活動にも携わらなくなるので。

まぁ先輩として呼ばれたのはいいのですが、
卒業してからほとんど顔を出していないに等しい状態だったので、
いまさら顔を出して「あいつ誰だよ」って話にならないか心配ではありましたが、
いざ行ってみれば自分以外にもすでにサークルを去った人間も来ているし、
一人孤立状態なんてことにはならずに済みました。
むしろ卒業していく連中よりも、こっちの一個下の後輩とか、
一個上の先輩との話に花が咲きすぎてしまったのもどうかとは思いますが、
それでも時間を忘れて酒を酌み交わしつつ楽しめるのは良いことであります。

しかし、改めて思うのはやっぱり大学生中心の飲み会ってのはうらやましいなぁと。
社会人の飲み会のように、体制に不満を持って、クダを巻きながら酒を飲むのと、
やれ就活がなんだ、あの企業はどうだ、エントリーシートがこうだ、
みたいな、そんな話の出る飲み会って物に一抹の懐かしさを感じたりするのです。
たかだが私だって社会人生活2年目なんですが、
徐々に大学時代のあのころが遠ざかっていくなぁと実感します。
別に悪いことじゃないんだろうとは思うけど。
それが人生なんでしょうから。

恐懼謹言。
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聖バレンタインの日

2008年02月14日 | 日記とか
バレンタインデーもこの歳になるとわずらわしく感じられるイベントではありますが、
それでももらえる側の男性としてはどれくらいの数がもらえるのかなぁ、
などとほのかに期待を抱いてしまうのが男の馬鹿なところであります。

職業柄、たくさんもらえてもよさそうなものですが、
やはり若い男性にはあまりチョコレートが集まらないのが通例なようで、
一番多く獲得するのは女性だというのはなんとも面白いところ。
まぁそりゃ自分が女だったらそっちのほうが渡しやすいだろうなぁ、
と思うわけで。そりゃ当然といえば当然の話。

実際にところは10個も20個ももらえたわけではありませんが、
この先1週間ぐらいは仕事の合間に少しおやつとしていただく分ぐらいはあるかなと。
こういう割り切ってワクワクするような一日は、
年に一回ぐらいはあってもいいですね。

恐懼謹言。
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筑波路の古城を訪ねて

2008年02月11日 | 日記とか
最近出かけるとなると自転車であれなんであれ、
歴史に関する場所を訪れる機会が多くなってきました。
まぁたしかにもともと出かけるのは好きな性分ではあるものの、
買い物をするとか、何かこれといった理由があるわけでもなく、
ただなんとなく遠くへ行くことが好きなわけで。
とはいえ、せっかくどこかへ出かけるのであれば、
何かしら目的地のようなものがないと。
景色を見るとか、うまいものを食べるとか、そういった類の。
かつてはただどこそこの道を走るためにバイクを走らせたりしたわけですが、
最近では職業柄ともあいまって、私の場合は歴史に関する場所を訪れて、
見識を深めて満足するというわけです。

といいつつも、今日は特に行く先もこれといって決めず、
ただなんとなく茨城方面に車を走らせ、
まずは、たまたま地図で目に入った一言主神社へ。
ラジオのCMなんかで聞いたことある名前で、なんでも、
「願いを一言だけ聞いてくれる」なんていう言い伝えがあるんだそうな。
詳しい縁起やなんかについてはHPを参照にしてくださいませ。
車のお払いをするので、社殿の前に数台の乗用車が並んでいたのが印象的でした、
車に直接お払いするんですかね。

神社を後にした後は、ひっそりと公園になっている古城・逆井城跡へ。
有名な城こそ少ないのですが、この手の「知る人ぞ知る」系の古城は、
関東地方にも無数にあったりします。
今日訪れたこの逆井城は、楼閣や櫓などは復元してあるものの、
掘割などはおそらく往時のままで、中世の城ってのはこういう風になってたのか、
と、その面影を感じ取ることができます。
場内に入ると観光客などは皆無で、犬を散歩させている地元の方がいるぐらいでしたが、
場内に復元された施設であるとか、なかなか見る価値がありました。
こういう風に歴史に触れて思いを馳せている時間がなんとも言えず至福の時間です。
さ、これでまた今週もがんばろう。

恐懼謹言。
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休日古墳探訪

2008年01月27日 | 日記とか
久しぶりに休みがあったので、たまには史跡見学にでも行くか、と、
大田区にある亀甲山古墳(かめのこやまこふん)を見に行ってきました。
付近は田園調布の高級住宅街でありながら、
このあたりは古墳群が多く見られる地域で、現在は公園として整備されています。
こういう古墳などの史跡が東京でも見られるんだなぁと、
何かしらの機会に訪れてみようと思っていたのでした。

東急線の多摩川駅から歩いて程なく、多摩川台公園に到着。
多摩川の川縁に小高く高台になったところがこの公園なのですが、
この公園の中のいたるところに群集墳があるわけです。
その中でも特に大きいのが先述した亀甲山古墳。
全長は107mもある巨大な前方後円墳なんだそうですが、
現在は周りを保存のために柵がめぐらされていて、
立て札がないとここが古墳だなんて気付きもしません。
その他の群集墳も言われてああそうなのかと気付く程度です。

公園内には資料館が用意されていて、うれしいことに無料で開放されています。
もちろん規模は大きくはないのですが、
古墳内部(石室)の模型なんかが原寸大で展示してあって、
なかなか興味深く拝見しました。
やっぱり教科書や資料集やらで実物を見るのもいいのですが、
こうやって現場に来るというのは何にも増して見聞を深めるには有益です。
別に仕事に役立てるためにこういうところに来るというのではなく、
自らの知的好奇心を満たす、という意味でも十分楽しめます。
願わくば多くの人にこういう興味を持ってもらえるようになるといいのですが。

恐懼謹言。
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