恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

坂東三十三箇所巡礼 第十五番 長谷寺

2010年05月23日 | 坂東三十三箇所とか
雨の中の札所めぐりへ。
高速道路1000円というのも果たしていつまで続くやら。
そんなことを気にしつつ、時間があるときにはなるべく遠くにあるところへ参ります。
群馬県の札所は全部で2つで、もう1つの水澤観音へは1月に足を運んでおり、
できればそのときに一緒に周ってしまいたかったのですが、
新年の初詣客が予想以上に多く、時間がかかってしまったため参拝できず。
したがって今回は改めての訪問となります。

関越道の前橋ICから車を走らせること40分ちょっと。
程よく郊外の町並みを抜けたあとで道は徐々に細くなり、
ちょっとした高台になっているところに白岩山長谷寺がありました。
事務所に一声かけると、本堂の中を拝観させてくれるので、
本尊の十一面観音像の面前までお参りすることができます。
珍しく「撮影禁止」とは書いていなかったんですが、撮影してよかったんでしょうか。
恐れ多かったのでしなかったんですが。

●基本情報●
名称:白岩山 長谷寺(白岩観音)
宗派:金峯山修験本宗
本尊:十一面観世音菩薩
開基:役ノ行者
創立:文武天皇朱鳥年中
住所:群馬県高崎市白岩町448

長谷寺をあとにしたあとで周辺を探訪。
地図にあるかみつけの里博物館というのが気になり、
車を走らせていくと、突如として目の前に巨大な前方後円墳が。
なるほど、さきたま古墳群のように博物館と古墳が並んでいるわけなんですね。
博物館の周辺には八幡塚古墳をはじめ、全部で3つの古墳があり、
この地域の前方後円墳としては最大のものなんだとか。

八幡塚古墳と楯を持つ武人の埴輪(復元)の図

3つあるうちの2つの古墳に行きましたが、
どちらもきちんと整備がされており、上まで行くことができました。
これで雨が土砂降りじゃなかったらもっとゆっくりしたんですがね。

恐懼謹言。
コメント
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