3連休の最終日、どこへ出かけても混雑すると思いつつも池袋へ。
各月下席の池袋は番組自体短めながら、お値段もお手頃です。
開場15分前に到着するとすでに30人以上の行列が。
皆さん考えることは同じようなものなのですかねぇ。
ちなみに鈴本の昼席は一之輔師匠がトリなので、そっちの混雑のほうがすごいのかも。
一方でこちら池袋は小ゑん師匠のトリなので、
普段にも増してコアなファンが多いのかもしれません。
きよひこ「初天神」
わさび「釜泥」
小せん「野ざらし」
天どん「肥辰一代記」
とんぼ・まさみ「漫才」
はん治「背なで老いてる唐獅子牡丹」
正 雀「四段目」
-仲入り-
歌 奴「宗論」
歌武蔵「支度部屋外伝」
ストレート松浦「ジャグリング」
小ゑん「アキバぞめき」
小せん師匠は浅い時間ながらたっぷり「野ざらし」。
好きな噺なので、ここで聞けるのが少し得した気分ですね。
この後にも共通するのですが、なんとなく客席の雰囲気が重く、
もっとウケてもいいのになぁなんて思って聞いていました。
天どん師匠は彦いち師匠の代演。
トリがトリなので新作だろうと思って構えていましたが、やはり。
円丈師匠作の「肥辰」は聞くのは3度目ぐらいでしょうか。
噺の内容はともかく、天どん師匠の自虐はいつ聞いても面白い。
どんどん客席が引いているのですが、私はそういう空気がとてつもなく好きでして。
本当なら夜の独演会にも行きたかったぐらいで・・・。
とんぼ・まさみの漫才は本当に久しぶり。
大筋はいつも通りですが、ちょいちょいネタを更新してありました。
落語協会所属だと上方系の漫才は珍しいほうだと思いますが、
ロケット団やホンキートンクなどに比べると少々物足りないかも。
たまたま今日の客席が重かっただけでしょうかね。
はん治師匠の「背なで老いてる唐獅子牡丹」は初めて聞きました。
今日も「妻の旅行」かなーと思っていたのですがね。
よくよく考えてみるとはん治師匠のネタで聞いたことあるのは、
「妻の旅行」「ぼやき酒屋」「粗忽長屋」ぐらいだったなぁ。
高齢社会のなかでの任侠世界を描いたこの作品、なかなか興味深いものがありました。
歌奴師匠はマクラで池袋で行われている二つ目勉強会の思い出を。
二つ目勉強会って今でも協会幹部が後ろで聞いているんですかね。
ウケがイマイチで、「宗論」に入ったことを珍しく後悔されておりました。
歌武蔵師匠、池袋で「支度部屋外伝」には少しびっくり。
客席が重かったのですが、これで少し盛り上がったのも事実ですが・・・。
とはいえ、ちょいちょい新ネタも挟まれていてこれはこれで良し。
ストレート松浦さん、ジャグリングしながら歌うスタイルに。
本来はBGMがあるんでしょうが、これはわざと狙っているのでしょうかね。
小ゑん師匠のトリネタは「アキバぞめき」でした。私は2度目になります。
もう完全にマニアックな世界にどっぷりで45分間たっぷり。
これこそ小ゑん落語の真骨頂なのかなと思います。
専門的な用語があまりにも多すぎて、人によってはお腹いっぱいになりそうですね。
ご本人曰く、自分のやりたい落語をやる、とのことでしたが、
小ゑん師匠の魅力はそこだと思います。
下手に客席におもねってやるよりも、このスタイルを貫き通してほしいですね。
かくいう私もどっぷり文系の人間なのですが、それでも十分に面白い。
時代感や専門知識をもっと身につけていたら楽しさ倍増でしょうけどね。
ほぼ満席の池袋演芸場、コンパクトながらたっぷりと楽しませてもらいました。
池袋の10月上席は顔付けがいいので、通しで行くことも検討中。
恐懼謹言。
各月下席の池袋は番組自体短めながら、お値段もお手頃です。
開場15分前に到着するとすでに30人以上の行列が。
皆さん考えることは同じようなものなのですかねぇ。
ちなみに鈴本の昼席は一之輔師匠がトリなので、そっちの混雑のほうがすごいのかも。
一方でこちら池袋は小ゑん師匠のトリなので、
普段にも増してコアなファンが多いのかもしれません。
きよひこ「初天神」
わさび「釜泥」
小せん「野ざらし」
天どん「肥辰一代記」
とんぼ・まさみ「漫才」
はん治「背なで老いてる唐獅子牡丹」
正 雀「四段目」
-仲入り-
歌 奴「宗論」
歌武蔵「支度部屋外伝」
ストレート松浦「ジャグリング」
小ゑん「アキバぞめき」
小せん師匠は浅い時間ながらたっぷり「野ざらし」。
好きな噺なので、ここで聞けるのが少し得した気分ですね。
この後にも共通するのですが、なんとなく客席の雰囲気が重く、
もっとウケてもいいのになぁなんて思って聞いていました。
天どん師匠は彦いち師匠の代演。
トリがトリなので新作だろうと思って構えていましたが、やはり。
円丈師匠作の「肥辰」は聞くのは3度目ぐらいでしょうか。
噺の内容はともかく、天どん師匠の自虐はいつ聞いても面白い。
どんどん客席が引いているのですが、私はそういう空気がとてつもなく好きでして。
本当なら夜の独演会にも行きたかったぐらいで・・・。
とんぼ・まさみの漫才は本当に久しぶり。
大筋はいつも通りですが、ちょいちょいネタを更新してありました。
落語協会所属だと上方系の漫才は珍しいほうだと思いますが、
ロケット団やホンキートンクなどに比べると少々物足りないかも。
たまたま今日の客席が重かっただけでしょうかね。
はん治師匠の「背なで老いてる唐獅子牡丹」は初めて聞きました。
今日も「妻の旅行」かなーと思っていたのですがね。
よくよく考えてみるとはん治師匠のネタで聞いたことあるのは、
「妻の旅行」「ぼやき酒屋」「粗忽長屋」ぐらいだったなぁ。
高齢社会のなかでの任侠世界を描いたこの作品、なかなか興味深いものがありました。
歌奴師匠はマクラで池袋で行われている二つ目勉強会の思い出を。
二つ目勉強会って今でも協会幹部が後ろで聞いているんですかね。
ウケがイマイチで、「宗論」に入ったことを珍しく後悔されておりました。
歌武蔵師匠、池袋で「支度部屋外伝」には少しびっくり。
客席が重かったのですが、これで少し盛り上がったのも事実ですが・・・。
とはいえ、ちょいちょい新ネタも挟まれていてこれはこれで良し。
ストレート松浦さん、ジャグリングしながら歌うスタイルに。
本来はBGMがあるんでしょうが、これはわざと狙っているのでしょうかね。
小ゑん師匠のトリネタは「アキバぞめき」でした。私は2度目になります。
もう完全にマニアックな世界にどっぷりで45分間たっぷり。
これこそ小ゑん落語の真骨頂なのかなと思います。
専門的な用語があまりにも多すぎて、人によってはお腹いっぱいになりそうですね。
ご本人曰く、自分のやりたい落語をやる、とのことでしたが、
小ゑん師匠の魅力はそこだと思います。
下手に客席におもねってやるよりも、このスタイルを貫き通してほしいですね。
かくいう私もどっぷり文系の人間なのですが、それでも十分に面白い。
時代感や専門知識をもっと身につけていたら楽しさ倍増でしょうけどね。
ほぼ満席の池袋演芸場、コンパクトながらたっぷりと楽しませてもらいました。
池袋の10月上席は顔付けがいいので、通しで行くことも検討中。
恐懼謹言。