恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

2023/11/08 鈴本演芸場昼席(主任:柳家小里ん)

2023年11月08日 | 噺とか
ここのところ、小里ん師匠のトリの芝居には必ず顔を出しています。
新作などもいいのですが、
古典の王道に触れるような、
そんな心持ちになります。
寄席自体も足を運ぼうとしていて、
つい1ヶ月以上空いてしまいました。
前座さんが降りて、小ふねさんから。





初天神   小ふね
奇術    ダーク広和
たけのこ  緑也
きく麿
漫才    ロケット団
道具屋   小太郎
無精床   しん平
浮世節   橘之助
犬の災難  白酒
─仲入り─
漫才    ニックス
出来心   文菊
妻の旅行  はん治
太神楽   仙志郎・仙成
にらみ返し 小里ん

客席は平日の昼ということもあってかなりのんびり。
力の入りすぎないこれぐらいがベスト。

緑也師匠は真打昇進後初かな?
小太郎さんは左ん坊改め二つ目昇進。
しん平師匠の無精床はかなりアレンジ。
白酒師匠の犬の災難は初めて。
猫の災難は度々聞くのですが。

トリの小里ん師匠はにらみ返しでした。
もう暮れの噺がかかる季節ですね。
幸いにして過去のネタと被りがなく、
お得意の顔芸?が堪能できて満足。
派手な笑いもない、
一風変わった噺かもしれませんが、
立冬のこの日にかけるにはいいですね。
なぜか今年はかなり暖かい立冬ながら。

年末ももうすぐそこですね。

恐懼謹言。

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