恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

坂東三十三箇所巡礼 第二十五番 大御堂

2009年12月07日 | 坂東三十三箇所とか
さきほどの清瀧寺の足で、そのまま筑波山方面へ向かいます。
かつて有料道路であった筑波スカイラインを抜け、
第二十五番札所の筑波山大御堂へ。

しかしまぁさっきの静かな清瀧寺と比べると、
大御堂のある筑波山神社周辺は日曜ということもあって観光客であふれており、
参道を車で抜けていくとそこかしこに駐車場の客引きが声をかけてくるわけで。
「この先いくと行き止まりで停めるとこないよ!」
なんて感じであっちからもこっちからも「1日500円」の声をかけてきて、
もうこの辺の人も必死なんだなぁと。

坂東三十三箇所霊場巡りの案内にはちゃんと無料駐車場が完備されている、
と表記してあるので、それを信じていたのですが、
車を進めるうちに徐々に不安になってくるわけです。
坂を上ってやっとの思いで山門の前までやってくると、
「参拝の方以外の車の進入禁止」の看板を発見し、
無事に車をとめることができました。
たかが500円とはいえ、あやうく客引きの罠にかかるところでした。

肝心のお堂自体は小さなものでしたが、
そこかしこに徳川家の葵の紋が施されており、その由緒を感じさせられました。
また、お堂脇の紅葉が程よく色づいておりました。
ちなみに、納経所の方の横に注意書きがしてあり、
「私は重度のニコチンアレルギーです。喫煙者の方は外でお待ちください」
とあったのが気になるところ。んー。

●基本情報●
名称:筑波山 大御堂
宗派:真言宗豊山派
本尊:千手観世音菩薩
開基:徳一法師
創立:延暦元年(782)
住所:茨城県つくば市筑波748

下山し、あとは筑波の学園都市を抜け、
かつて1度訪れたことのある竹園珈琲で一服し、豆を購入して帰宅の途へ。
充実の休日。満足満足。

恐懼謹言。
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