今月2度目の連雀亭。
前回は講談きゃたぴらでしたが、
今回は全て落語です。
落語協会から2人、芸協と立川流からそれぞれ1人ずつという顔付です。
平日ということもあり客数は5人。
ゆったりしていていいのですが、
相変わらずのパーティションとマスク着用はそろそろ見直してもいいような。
かくやのこうこ 今いち
紙入れ らく兵
妾馬 文吾
一刀さん、久しぶりです。
柳朝師匠のブログに目つきの悪い三谷幸喜などと書かれていましたが、
メガネかけるとそんな感じでしょうね。
噺は定番の子ほめをたっぷりと。
食傷気味でもある前座噺なこともあり、
ちょっとゆっくりしながら拝聴しました。
続く今いちさん。新作のイメージもありますが、この日は「かくやのこうこ」。
初めて聴く演題ですが、調べると、
「酢豆腐」の前半部分なんですね。
chat GPTで新作落語を作らせてみるマクラなども面白く聴かせて頂きました。
立川らく兵さんは、はじめまして。
見た目が日本兵に似ているということで、
兵の字が入っているそうな。
本題は紙入れで、独自のくすぐりなどもあって、会場はよく笑っていました。
女将さん宅での回想シーンはオリジナルでしょうかね、楽しく聞かせて頂きました。
トリの文吾さん、以前も連雀亭のトリを聴きに来たことがありました。
身分制度のマクラから入って妾馬へ。
笑いあり涙ありの変化に富んだ噺を、
とてもよく演じられていて、
噺に引き込まれました。
この日の間違いなくナンバーワンで、
この噺を聴けただけでも来た甲斐があったというものです。
梅雨入りが間近な日々、
疲れがついつい溜まりがちですが、
落語を聞いて少しリフレッシュ。
恐懼謹言。
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