ここのところ毎週、粋歌さんの高座に接しているような気がします。
午前中に用を済ませて黒門亭第2部へ向かいます。
この日は「二つ目がトリ」の日で、粋歌さんはネタ出しで「落語の仮面 第3話」とのこと。
白鳥師匠の新作も好きなのですが、「落語の仮面」シリーズは2度ほどしか聞いておらず、
コアなファンの方に比べたら大したことはないのですが、
白鳥師匠の対策を粋歌さんで聞けるのもいい機会と思ったのと、
やはり新作の駒治師匠が出るということも手伝って黒門亭へと足を運びます。
30℃を超える暑い中、落語協会の前にはすでに列ができており、
最終的には満員近くまでの盛況となりました。
り 助「子ほめ」
駒 治「課長の災難」
小傳次「ちりとてちん」
-仲入り-
一 九「夏泥」
粋 歌「落語の仮面 第3話 時そば危機一髪」
駒治師匠の新作は「課長の災難」ということで、これは初めて。
誰しも知られたくない秘密はあるもので、というマクラから、
セキュリティ対策課の小山課長の知られざる過去の趣味の話へ。
いたなー、中学とか高校時代に自作のポエム作ってたやつ、なんて思いつつ、
言葉のチョイスもなかなか素敵ですね。
「ラブエモーション」とか、「ラブパッション」とかいろいろ。
序盤の「かさぶた集める趣味」っていうのもなんかありそうで、もう。
いろいろな新作派の方がいらっしゃいますが、駒治師匠、さすがですねぇ。
小傳次師匠は、ここはしっかり古典を、と「ちりとてちん」。
夏にこの時期によく聞く噺ですが、演者によってこれも印象が変わるかも。
「ちりとてちん」を食べさせられて苦悶するあたりの所作とか、
何とも言えず可笑しいものがありました。
駒治師匠の後、しっかりと古典で笑わせてくれる小傳次師匠でした。
一九師匠はこれまた夏の噺で「夏泥」。
つい先日、連雀亭で同じ噺を聞いたばかりでしたが、
どちらかといえば今日のほうがスタンダードな形だったでしょうか。
このあとやってくるトンデモないネタの前に古典でしっかりと締めておきます。
で、トリは粋歌さんのネタ出しで「時そば危機一髪」です。
白鳥師匠でこのネタを聞いたことがないので何とも言えませんが、
なんとなく白鳥エッセンスもふんだんに盛り込まれていつつ、
粋歌さんらしさが盛り込まれているのかなぁと感じました。
途中で出てくる劇物の名前が「スーパーちりとてちん」なのも、ここだけなのかしら。
寄席ではこうしたことがままありがちなのですが、ここでも大ウケ。
私自身が「ガラスの仮面」に疎く、「落語の仮面」シリーズにも造詣は深くないのですが、
改めてまっさらな状態から聞いてみても楽しめる一席でした。
※時そば→土器そばの件ですが、「邪馬台国の女王」の土器なら、
それは縄文土器ではなく弥生土器だろうと思うのですが、
そんなことを突っ込むのも野暮ですね。書いてしまいましたが。
古典と新作がよいバランスでまとまった黒門亭、いいですね。
今年度の謝落祭のチラシとパンフレットをもらい、満足して帰路につきました。
恐懼謹言。
午前中に用を済ませて黒門亭第2部へ向かいます。
この日は「二つ目がトリ」の日で、粋歌さんはネタ出しで「落語の仮面 第3話」とのこと。
白鳥師匠の新作も好きなのですが、「落語の仮面」シリーズは2度ほどしか聞いておらず、
コアなファンの方に比べたら大したことはないのですが、
白鳥師匠の対策を粋歌さんで聞けるのもいい機会と思ったのと、
やはり新作の駒治師匠が出るということも手伝って黒門亭へと足を運びます。
30℃を超える暑い中、落語協会の前にはすでに列ができており、
最終的には満員近くまでの盛況となりました。
り 助「子ほめ」
駒 治「課長の災難」
小傳次「ちりとてちん」
-仲入り-
一 九「夏泥」
粋 歌「落語の仮面 第3話 時そば危機一髪」
駒治師匠の新作は「課長の災難」ということで、これは初めて。
誰しも知られたくない秘密はあるもので、というマクラから、
セキュリティ対策課の小山課長の知られざる過去の趣味の話へ。
いたなー、中学とか高校時代に自作のポエム作ってたやつ、なんて思いつつ、
言葉のチョイスもなかなか素敵ですね。
「ラブエモーション」とか、「ラブパッション」とかいろいろ。
序盤の「かさぶた集める趣味」っていうのもなんかありそうで、もう。
いろいろな新作派の方がいらっしゃいますが、駒治師匠、さすがですねぇ。
小傳次師匠は、ここはしっかり古典を、と「ちりとてちん」。
夏にこの時期によく聞く噺ですが、演者によってこれも印象が変わるかも。
「ちりとてちん」を食べさせられて苦悶するあたりの所作とか、
何とも言えず可笑しいものがありました。
駒治師匠の後、しっかりと古典で笑わせてくれる小傳次師匠でした。
一九師匠はこれまた夏の噺で「夏泥」。
つい先日、連雀亭で同じ噺を聞いたばかりでしたが、
どちらかといえば今日のほうがスタンダードな形だったでしょうか。
このあとやってくるトンデモないネタの前に古典でしっかりと締めておきます。
で、トリは粋歌さんのネタ出しで「時そば危機一髪」です。
白鳥師匠でこのネタを聞いたことがないので何とも言えませんが、
なんとなく白鳥エッセンスもふんだんに盛り込まれていつつ、
粋歌さんらしさが盛り込まれているのかなぁと感じました。
途中で出てくる劇物の名前が「スーパーちりとてちん」なのも、ここだけなのかしら。
寄席ではこうしたことがままありがちなのですが、ここでも大ウケ。
私自身が「ガラスの仮面」に疎く、「落語の仮面」シリーズにも造詣は深くないのですが、
改めてまっさらな状態から聞いてみても楽しめる一席でした。
※時そば→土器そばの件ですが、「邪馬台国の女王」の土器なら、
それは縄文土器ではなく弥生土器だろうと思うのですが、
そんなことを突っ込むのも野暮ですね。書いてしまいましたが。
古典と新作がよいバランスでまとまった黒門亭、いいですね。
今年度の謝落祭のチラシとパンフレットをもらい、満足して帰路につきました。
恐懼謹言。
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