恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

8/11(火)連雀亭日替り昼席

2020年08月12日 | 噺とか
梅雨が明けて折からの猛暑の東京。この日も灼熱の暑さでした。
仕事を午前中で切り上げて連雀亭へまいります。
ここのところよく足を運んでいるような気がしますが・・・。

「黄金の大黒」      一花
「鰻の幇間」       吉好
「花の若武者 那須与一」 実子・金魚
「金明竹」        花飛

一花さんは久しぶり。
やわらかい語り口ながら聞いていて心地よいですね。
猛暑の中を歩き続けてきたので、途中で意識が・・・。
面目ない・・・。

吉好さんは初めてお目にかかります。
こちらもオンラインで初めてやっただけという「鰻の幇間」を。
客を前にして初めてやるということでしたが、
こなれた感じがしていて楽しく聞かせてもらいました。
一花さんに続き、ちょっと途中で意識が・・・。
やはり寄席に来るときは体調を万全にしないといけませんね。反省。

続いて富士実子さんと曲師水乃金魚さん。
浪曲自体が本当に久しぶりで何年ぶりだろうという感じ。
大仰な舞台設備はなく、いつもの連雀亭に釈台のスタイル。
実子さん、連雀亭でやるのが2回目とのことで、緊張がこちらにも伝わってきました。
以前浪曲を見たのが国立演芸場だったので、
連雀亭の至近距離で浪曲を聞くとその迫力が違いますね。
那須与一の話は、講談やら落語でもよく知られていますが、
人物の描き方やストーリーなんかはだいぶ違うんですね。
しっかり目が覚めました。

トリは花飛さん。先日のらくごカフェ以来です。
妙に落ち着いている雰囲気の花飛さん、理系の大学を出ているらしく、
その時のエピソードあれこれ。
頭のいい人でも頭のねじが外れていることもあって…なんてところから、本題へ。
「金明竹」自体も久しぶりに聞いた気がしますが、
これも丁寧にやるとなかなかしっかり時間のかかる噺ですね。
肝心の上方の男の言い立ての部分、合計4回ありましたが、
途中ちょっと???となったように感じてしまいました。
んー、前座さんもかけるような噺なんですが、どうしたんでしょうかね。

いろんな表情を見せる連雀亭、今日は久しぶりの浪曲に巡り合えたのが収穫でしょうか。
まだまだいろんな発見があるものです。

恐懼謹言。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8/5(水)池袋演芸場昼席(主... | トップ | 8/18(火)亀戸梅屋敷寄席 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿