恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

東京湾の無人島・猿島へ

2007年08月30日 | 日記とか
夏休みも残りわずか、このまま夏が終わるのも寂しいので、
この日が休日だった職場の若手同僚と計3名で出かけてきました。
朝のスタートが10時半ということでゆっくりだったので、
出かけるといっても遠出をすることもできないので、
関東近郊でなんかないかなぁと言うことで思いついたのが、
東京湾に唯一浮かぶ無人島である猿島です。
海水浴場やバーベキュー場として一部では有名なのですが、
もとをただせば戦前に海軍の防衛施設として使用されていた島で、
現在は無人島となっているわけです。
そして、島であるということから特に開発されることもなく、
戦時中に使用されていた砲台跡などがいい感じで残っていると。
これを聞いて私は一度はいっておきたいなぁと思っていたのでした。

こういう歴史的な遺跡だとかそういうところが好きなもんで、
残りの2人にはいい迷惑だったかもしれませんが、
やはり名目だけでも「無人島に行く」ということでテンションは上がるわけです。
第三京浜から横浜横須賀道路を経由して横須賀まで行き、
昼には名物の海軍カレーを食べて腹ごしらえ。
三笠公園の脇にある船着場から1時間に1本の割合で猿島へは船が出ています。
船に乗っている時間もわずか10分少々ということであっという間。

上陸してみるとやはり海水浴やらバーベキューで多くの人でにぎわっていました。
いわれなきゃここが無人島だってわからないぐらいのもんです。
しかし、そこから奥のほうへ続く道のほうへ踏み入れていくと、
海外沿いの喧騒が嘘のように静まり返り、鬱蒼とした木々の中へと入っていきます。
するとすぐにレンガによって作られた建造物が目に入ります。



往時には弾薬庫やら兵舎として使用されていたという説明文があり、
そんな鬱蒼とした薄暗い道を進んでいくというのも趣のあるものです。
砲台跡などもそこらじゅうにあり、本当にここが要塞島だったんだなぁと感じます。
他の2人は果たして興味があったのだかどうかわかりませんが、
たっぷり無人島を堪能させていただきました。
興味おありの方、ぜひ訪れてみることをお奨めします。

その後は久里浜からフェリーに乗り、房総半島へ上陸。
何をするでもなく延々と車を流し、イクスピアリで食事して帰ってきました。
帰宅した時間は日付が変わっていましたが、
夏の締めくくりとして面白おかしい1日をすごさせてもらいました。
さ、いよいよ明後日からは仕事かぁ。

恐懼謹言。
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