長崎の島を出た家族・親戚達が、年に1回、島に残る婆さんのもとに集まり、残っている納屋の周りの草刈りをしたり空き家の掃除をしたりして・・、再び今の生活に戻る・・という話。
荒れて行く実家の管理という点では共感出来る所もあるけれど・・、読み物的には、あいだあいだに挟まれる「家」にまつわる過去の出来事との関係がわかり難く・・、長い文も読みづらかった。
(20/06/03撮影)
作品の文中には刈った沢山の草の名前が、漢字にカタカナのルビで登場して興味深かったけれど・・、
「四季海棠」に「ベゴニア」とルビが振ってあり、気になって「四季海棠」を検索するとすると、漢字(中国語)ばかりが並んで理解不能・・。
と言う事で、中国語→日本語翻訳をしてみると・・、「シキザキベコニア」。
で、Wikiによれば「ベゴニア・センパフローレンス」は「和名はシキザキベゴニア(四季咲きベゴニア)」。
更に、「ベゴニア属にシュウカイドウという中国原産の植物がある。これもベゴニア属の一(亜)種であるが、日本に古くからあるためベゴニアとは呼ばれない。」
「シュウカイドウ(秋海棠)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)に分類される多年生草本球根植物である。和名は中国名「秋海棠」の音読み。」
「ハナカイドウ(花海棠)は、バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木。・・和名の由来は、中国名の「海棠」をそのまま読んだもの。」
何故、気になったかと言うと・・、だいぶん(四半世紀?)前にやって来て庭に住み着いたベゴニア。
(20/06/02撮影)