週末の土曜日や日曜日はハイ・バンドで運用する局数が多く成るので期待を持って09時前から18~50MHz帯を聞き始めた。18MHz帯は少し聞こえていたが先ずは高い方の50MHz帯からチェックを始めた此の時間帯で国内局が聞こえて来たのは7~8エリアの局のみ其れでも聞こえるのは数局で信号はフワフワして落ち着かない。09:30JST辺りから7~8エリアからの信号が安定し始めた段階でCQを出して10局程の局と切れ目無く交信する事が出来たが保々1時間程でコンディションは落ちてしまった。期待した関東方面の局の信号は聞こえる事無くコンディションはフェード・アウトしてしまった。
09:30JST~10:30JST 50MHz帯 7~8エリアで10局と交信
10:36JST~11:12JST 18MHz~24MHz帯 8局と交信
14:09JST~15:40JST 18MHz帯 16局とユックリと交信
午前中の18MHz帯で運用中に呼掛けが途切れた処で18MHz帯をサーチして居たら船久保さん(JI1ETU/7/M)のCQを出している信号を捕捉した。良く聞くと福島県双葉郡双葉町移動(07015D)とアナウンスしている。此の地区は福島第一原発事故の関係で移動運用が難しい場所、良く聞くと車で走りながらの運用の様子(此の場所からの運用は前記の事情から非常に珍しい)だが誰も呼掛けて居ない状態に呼掛けると直ぐに応答が有り59-59のショートQSOが終わり暫く受信して居たら1分後位に「今、双葉郡大熊町(07015A)に入りました」のアナウンスに間髪を入れずに呼掛けると即、応答が有り僅か2分間程で現在は貴重な福島県内の2町と交信する事が出来た。双葉郡双葉町は立入禁止の措置が解除されてから今年の春頃(03/06)小野寺さん(JA8CLC/7)の7MHz帯でのCWモードの運用で交信はして居たがSSBモードでの運用は解除後は今回が初めて貴重な交信と成った。双葉郡大熊町は過去に19局と交信済みだが双葉町は珍しく過去を含めても6局としか交信出来て居らず原発問題で制約以前の交信と成ると2009年の7年も前の事に成る。今日は思い掛けないラッキーな一日と成った。