毎年ゴールデンウィークに入ると其れまで殆ど聞えて来なかった国内局の信号が18MHz帯や24MHz帯では突然に聞え出します。昨日は正にその様な状態で18MHz帯は午前中も夕方頃も1エリア、7エリア、8エリアが強力に聞えて来ました。私は毎年此の時期を心待ちして居るのですが漸く時節到来の感で嬉しく成ります。
此れ等の周波数帯の中で18MHz帯は此の時期から秋口に掛けて国内QSOのチャンスが有り然も18~50MHz帯の中でコンディション的に一番安定感が有り21MHz~50MHz帯に於けるよく有る急激なコンディション低下に於ける所謂「尻切れQSO」が少なく比較的に安心して国内ラグチューを楽しむ事が出来ます。此の安定感とQRVする局数が如何しても少ない為に7MHz帯でよく聞く「59 QSL」的な慌しいQSOが少なく(此れを遣って居ると直ぐに相手に事欠く状態に成る)バンド全体にゆったりとして居る雰囲気が私は好きです。
24MHz帯の魅力は18MHz帯ほどの安定感は有りませんが何と言っても一度コンディションが開けると電波が馬鹿飛びする物の何時コンディションが途切れるか解からない中での其のスリリングなQSOに私は魅力を感じますが此の二つの周波数帯に惹かれる理由は何と言っても其の1stQSO率の高さに有ります。7MHz帯や21MHz帯で運用すると私の場合の1st率は1桁台ですが18MHz帯や24MHz帯に成ると30%近い数字と成り7~8倍にアップします。矢張りアマチュア無線を長く楽しんで居ると見知らぬ沢山の局とQSOをする事は大きな目標と成って然も折角の機会である1stQSOを慌しい中で無くゆっくりとした雰囲気の中で楽しむ事が出来る此れ等のバンドに私は大きな魅力を感じます。
従って昨日の今年に入って初めての18MHz帯の国内QSOは8エリアの局との全バンドを通じての1stQSOで始まりゆっくりとした30分以上に及ぶラグチューで終わり、2局目は私が移動運用中に北海道でアイボールしたOMさんとユックリとしたラグチューを楽しみ18MHz帯の魅力を満喫する事が出来ました。残念ながら此の二つの周波数帯は毎日確実に国内コンディションが開ける可能性は有りませんが今年も1stQSO局を求めて毎日ワッチしてみようと思って居ます。