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先月辺りからそろそろアマチュア無線の固定局の再免許申請をしなければ成らないと思って居たが今朝、机の上のクリアシート(実際は可也汚れて見辛く全くクリアーでは無い)の下に挟んである免許状の有効期限を見ると7月15日という数字が見えた。私の頭の中では固定局は確か8月だったと思って居たので未だ少し猶予が有ると思い込んで居たが「此れはいかん、流してしまったら偉いこっちゃ!」と慌てて再免許申請用紙を買いに一番近いハムショップに出掛けた。
行き帰りの道中で確か一番最初に貰った免許状は1966年の8月15日で此の日が終戦記念日だった事と一寸先走って飛んでも無いチョンボを遣って仕舞った関係で(内容は当ブログの最初の方にある)53年も前の事だが此れだけは鮮明に覚えている。其の後、其のコールサインで一回、再免許を受けた後に落成検査を受けて現在のコールサインに切替えたので夏の最盛期で在った筈なのに・・・・・・
家に帰って申請書類に必要事項を書き込む段階で朝に見た免許状をクリア・シートから取り出すと昨年に再免許申請した移動局の失効した古い免許状で可也免許状が変色して居たので此れはテッキリ固定局の免許状と思い込んで居た。然も更に悪い癖で「此れは無くすと困る様なメモや名刺や書類は直ぐに此のシートの下に挟み込む癖があり、それぞれがあっち向きこっち向きの形で重なって居た事に寄って免許状の文字が可也隠れて居て偉い勘違いをして仕舞う原因と成って居た。本チャンの固定局の免許状は更に其の下の全く見えていない部分から見付かり申請に必要な事項を書き込み、其の足で直ぐに郵便局に行き発送手続きをして来た。
此れで私の寿命が在れば2025年までは心配する事無く無線局が運用出来ると思って帰って来て申請書類が入って居た封筒を処分しようと確認したら中から小さい用紙が出て来て読んだら「2007年の11月30日より前に製造された無線機は新スプリアス基準に適合出来ていない為に2022年の12月以降は使用出来なく成ります。」の注意書きがあった。此れだと当局のガラクタ無線機は殆ど使用出来なく成る代物と成って仕舞う。「此れは困った困った こまどり姉妹」状態に・・・・・・然し考えたら其れまで寿命が有るか如何かも解からないし?其の時まで無線を楽しめて居るのか如何なのかも解からないので?先の事は考えない事にした。
然し此の歳に成ると個人差も在るのだろうが?歳と共に頭の方が衰えている事を日々の中で実感する。今回の事もそうだが日常生活の中の家内との会話で「あの、その」と主語の無い会話が矢鱈と多く成って来た。特に人の名前が直ぐに出て来ずに「何々のドラマの主役を遣って居た人」とか?本人の名前が出て来ないのだが「奥さんは誰で其の御主人さん」とか?曲名は出て来るのだが歌手の名前をど忘れして「何々の歌を歌っている歌手の名前」等の会話に成って思い出すのに時間が掛かって夫婦漫才を遣って居る状態に陥って仕舞い大笑いする半面、此れが更に進むとどうなるのか?と思うと恐ろしくなる。
家内曰く「先にボケた者が勝ち」とか、此れを聞くと如何しても私が先に黄昏なければ!と思った。