黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 御墓は平地で駐車場に近いのが一番

2022年08月01日 | その他

 

 昨日は私の母親の命日だったので生家に出向いたが家族は皆さん出払って誰も居なかった。家中の鍵が掛かって居て家の中に入る事も出来なかったので御供え物を解る所に置いて帰る途中で家内が『此の侭、帰らずに御墓参りに行きましょう。』と言って来たので『成る程、実家の仏壇を拝むより、実際に母親が眠る墓参りをする方が余程、念が入った事に成る。』と方向転換して実家の墓地へと向った。

 

 此の家内の機転で御墓掃除に来て居た義姉と甥とに出会う事が出来て一緒に御墓参りをする事が出来た。そして帰り道に家内が『今年の此の暑さから考えて我家の墓地は可也、草が蔓延って居そうだからお盆も近付いて居るしお父さん今年は早めに我家の御墓掃除に行きませんか?』と言って来た。我家が予定して居る墓地は以前に実家の墓地として使って居た場所で私の祖父が『自分の墓地は家が見える一番高い所にしてくれ』との遺言があったので親父が其の通りの場所にしたが母親が思ったより早く逝ったので親父が歳と共に高い所に上がるのが大変に成り其れを見兼ねた私の兄が墓地の駐車場の直ぐ隣(平地に)墓地を買い新しい御墓を作った事から以前の墓地は我家が使う事に成った。

 

 御蔭で我家の墓地は無償で手に入ったが、此の場所の掃除は春と秋のお彼岸と、お盆の3回だけだが此の時は大変で水の入ったバケツ、柄杓、花、熊手、箒、エンジン草刈機、コミを弁慶の七つ道具を担ぐスタイルで急勾配の足場の悪い道を60mHまで登る事に成り何時も息も絶え絶えに成って仕舞う。然し数年前に墓地拡張工事が行われた際に其の東側に墓作りの工事の為に自動車で上れる道が出来たので最近の私は其の道で墓掃除に必要な道具を持ち上がる様に成ったのだが此処は最上部に車が一台分しか置けない狭いスペースしか無いので、お盆の3~4日前等では使えないので可也早めに出掛け、然も早朝の人が居ない時で無いと案心して利用する事が出来ない。

 

 流石にお盆の墓掃除には早過ぎるし出掛けた時間も5時半頃であったので安心して車で道具上げをする事は出来たが、其の場所から階段を昇り各墓地に繋がる横走りの通路が雑木と背丈の高い草で足元が解らない状態に『何が居るか解らないので?』(マムシが居る可能性がある)少々ビビッタが通らない事には我家の墓地に行かれないので掃除道具と身体で邪魔者を押し除けながら横走りの通路を進んで其の先端まで行くと此の墓地の最上部に進むが通路の30m程先は地面は荒れ、其の上に草茫々の通路をエンジン草刈機で、細い竹や草を刈りならしながら進み最上部の墓地に到達すると此れからが本作業と成る。

 

 此の場所の年に3回の墓掃除で一番大変なのは今回のお盆前の掃除で、草が生え放題の此の状態も大変だが もっと大変なのが此の場所で藪蚊の餌食に成る事で其れに対する完全防御策と成ると肌を完全に隠す厚手の服装と成り、今朝の1時間半に及ぶ作業時間に上も下も汗ビッショリ状態に成って仕舞った。此の一角には ゆったりとしたスペースで5個の墓が並び何れも御先祖さんの何方かが『死後は見晴らしの良い所に葬ってくれ!』と遺言したのだろうか?然し御墓は平地で駐車場から近いのが一番、此の様な高台の墓場は望んだ人は良いが後々の者は大変・・・・・・私も新規の墓地を購入と成ると驚く様な費用が掛かるので無償で引き継げる此の場所を今の所、キープして居るが息子の代に成ると此の様な事が出来るのか?其の次の代に成ったら無縁仏に成って仕舞う様な気がして成らない。しかし何れにして私達夫婦が別の世界に旅立っても息子達夫婦に御墓の場所の確保や其れに纏わる費用が掛からない様にする為には生きて居る間は此の場所の維持管理は続けるしか無い。今回は作業に1時間半近くを要し汗ビッショリには成ったが帰りの車の中では何とも言えない清々しさと言うか爽快感を感じ此れで今年もお盆を迎える準備は例年に無く早く整った。

コメント
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