黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 中古機でしか手に入れられなかった TS-940S

2016年12月07日 | アマチュア無線


    


 アイコムのIC-750は結構長く使用しましたが受信感度とか安定度に感して不足を感じる事は無かったのですが如何しても此の機械の送信音が今一で満足する事が出来ずにもうワンランク上の無線機が欲しく成りましたがケンウッドのTS-950SDのフルオプションの新品と成ると55万以上したので当局には手が出ずにTS-940Sのフルオプションの中古機を物々交換の形で手に入れました。


 TS-940Sは電源部内蔵タイプなので本体は大きく重いので無線機卓に置くとどっしりとして存在感が有り送受共に回路に手を加えたので長時間の受信にも疲れる事無く重宝しましたが実際の使用は4年間位だったと思うのですが結構トラブルが多くケンウッドのサービス・センターと我家を3往復ぐらいしました。送受の回路の信号系の故障だと自力で修理出来たと思いますがPLL回路の故障で然も時々症状に御手上げでメーカーへ送りましたが修理が終って帰って来ても直って居らず可成りメーカー・サービスと遣り合った記憶が有ります。


 正常に動作して居る時には何の不足も無く送信の音質に関してもよく海外の局から「良い音がしているがオリジナルか?」と聞かれて悦に入っていましたが時々に突然と発生するトラブルに予備用の無線機との入替も煩わしかったが何よりケンウッドとアイコムの機械ではDXペディション時のスプリット運用の対処方法が違うので慣れた無線機でないと中々思う様にスムーズに運用する事が出来ない事を凄く実感して最終的に新しい無線機に買い換える切欠に成った。


 50年近くアマチュア無線を遣って居ると数多くの無線機と出会いましたが机の上に置いた時の存在感はピカ一で最近の流行の外部電源タイプのトランシーバーの様に同軸を少し弄ると無線機の位置が変わる(本体が小型で軽いので直ぐに向きが変わる)物とは一味違う無線機でした。其れから過去の無線機ではCWモードを殆ど運用しませんでしたが此の時期からCWの運用も多く成ってDXCCの300から上のカントリー(私には此の言葉の方がしっくりくる)の大半は此のトランシーバーで交信し最終的な上がりも此のトランシーバーで成し遂げました。最終的に此の無線機は故障トラブルの連続の負のイメージと一生を掛けて達成出来るかどうかの?目標を達成した達成感を感じた一番思い出が有る無線機と言えます。


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