土曜日の昼から日頃、家内を温泉旅行に連れて行ってくれる家内の姉夫婦に対する感謝の気持ちを込めて招待して我家との合同忘年会をする為に四国の最東端近くに位置する椿泊の民宿に出掛けた。
生憎凄く荒れた天気で強い風と凄い雨で車のワイパーのスピードを最高にしても前が見えない位の雨足で台風並みの勢い、途中で車の乗り降りをしたらびしょ濡れに成りそうな状態に仕方無く途中の寄道もせず民宿「幸荘」に向かった。予定より1時間早く着いてゆっくりした後、5時から夕食がスタート、魚の刺身、伊勢海老、サザエ、アワビ、魚の煮付けや塩焼きと沢山の料理を楽しんだ。この「幸荘」は昔の「阿波水軍」の根拠地で昔ながらの町並みで主要道路は非常に狭く初めて車で奥まで行くには可也梃子摺る自動車の運転技術を試される様なコース 私は仕事でよく入っていたが今回は息子の運転なので多分自動車はまともな格好では帰れそうに無いので町に入る手前の駐車場に車を置き若主人に片道10分程掛かる行程を送迎して貰った。
此の民宿は安く水軍料理を戴ける最高の場所だが前記の如く交通の便利が悪い為に意外と知られて居ないが一度訪れたら其の豪華な料理に魅了されてリピーター客が多い「知る人ぞ知る」民宿である。今回は忘年会であったので12月に訪れたが此の時期は年末向けの伊勢海老の需要が増大し価格は3割ほど高騰したが訪れるならカニが解禁され海産物の多く取れる10月頃が料理は一番豊富、魚の一番美味しいのは11月頃らしい。今回は12月で忘年会シーズン真っ只中、果たして予約が取れるか?心配したが土曜日の夜でも予約が取れ 其の上、宿泊客は私達のみ御蔭で楽しい一夜を過ごす事が出来た。