昨日にFT8用の専用機であるIC-706MKⅡGで運用中にパワーコントロールを操作しないのに送信出力パワーが急に半減したり不安定な動作をしていたので『此れは おかしいなぁ~??』と感じ一度 送信状態を止め原因を調べる事にした。
其処で一度 SSBモードでは無いRTTYモード(送信出力が一定なので判断がし易い)にして送信しながら出力パワーがどの様な変化をするのを調べる為にパワー・コントロールVRで送信出力を30W位(負荷はダミーロー)にして送信をしたら最初はパワーメータが30Wを表示していたので20秒間隔位で数回の断続的な送信を行っていたら急にパワーメーターが振れなく成ったと同時に何かが焼けている様な異臭に気付き『仕舞った!』と思ったが後の祭りに・・・・・・・・
それ以降は いくら送信状態にしてもパワーが出ていない状態に此れは回路保護ヒューズが切れたか?終段の石が御臨終に成ったかの何れか?『此れは めんどい事に成って仕舞った!』と思いながら其れでも『如何かヒューズ切れで止まって居てくれ』と祈る様な思いでケースをバラシてヒューズを確認したらヒューズは生きていた。諦めムードでファイナル石の点検をすると写真の白いモトロラーのFETであるSRF J7044の電極間が完全ショートして御臨終に成っていた。
其処で先ずは此の部品が手に入るか如何かをインターネットで調べたら国内で扱っている店は見付からなかったが海外だと可能性が有る事が解ったが入手には個人輸入に成るので手間取りそうで頭が痛い。其れとファイナルが飛んだ原因が他にも問題があるかも知れないので?此の無線機を若し費用をかけて修理を行うので有れば回路を慎重に調べねば成らず先ずは回路図が必要だがインターネットの検索では今の処では未だ見付ける事が出来て居ない。
其れと100W機なのでファイナルがシングルとは考え難いのだが電力合成器近くの隣の大きさが違う石との関係と何より石の品番が読み取れず先行きは実に暗い・・・・・・・修理屋として回路図さえ有れば何とか成ると思うのだが修理費用が2万円以上掛かるなら修理する意味も無くなるので考え処と成る。そして何より問題なのはFT8運用が出来なく成る事が私には一番辛い・・・・・・・・
現用の高級機は以前にファイナルを飛ばし自分で修理したが其の時も可成り手間取ったので此の無線機でのFT8運用は恐ろしくて出来ないので此の機会に前々から欲しかったIC-7300の購入も今同時に真剣に考えている。其の結果の程は後日に・・・・・・・